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平成27年6月1日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2015年7月14日

ページID:70465

報告事項

  • 「古紙持ち去り撲滅キャンペーン」の実施について
  • 「あいち・なごやフェアinミラノ」について
  • 名古屋の公園情報発信サイト「公園みっけ!」について

会見動画

報告内容

◎「古紙持ち去り撲滅キャンペーン」の実施について

 それでは、おはようございます。6月1日(月曜日)の会見を始めたいと思います。

 

 まずはじめに、「古紙持ち去り撲滅キャンペーン」の実施についてお知らせします。

 

 地域の集団資源回収に出されました古紙を回収業者以外の者が持ち去る、いわゆる「古紙の持ち去り」は、平成23年12月の「古紙持ち去り防止条例」の制定以降、地域の皆さまや業界のご協力をいただきまして、大きく減少をいたしましたけれども、昨年6月から再び増加しております。

 

 持ち去り被害増加の流れに歯止めをかけるため、「古紙持ち去り撲滅キャンペーン」として、名古屋市と業界が連携しまして、職員については延べ約200名体制で、今月6月にパトロールなどの対策を実施することといたしました。

 

 まず、26年度に持ち去り被害が特に多かった古紙の集積場所で、収集日前日夜から当日朝のうち、持ち去りが実際に発生した時間帯に、持ち去り者の取り締まりを目的とした「夜間パトロール」を行います。

 

 また、過去2年間に、一度でも持ち去り被害が発生した古紙の集積場所においては、監視を兼ねて、前日に古紙を出しにみえた住民の方々に、職員が直接、当日の朝出しのお願いをさせていただく「前日パトロール」を行います。

 

 持ち去り被害の大部分が、回収日前日の夜中に発生しており、古紙は回収日当日の朝出していただくことが、持ち去り防止に最も効果的です。今回のこのキャンペーンを通じまして、市民の皆さまに「古紙の当日朝出しのお願い」を広く呼び掛けていきたいと思います。ここで、職員からもPRをさせていただきます。

 

(当局:それでは、私からも簡単にPRさせていただきます。この古紙の持ち去りなのですが、今、市長の方からお話がありましたとおり、件数が増えております。この古紙の持ち去りで一番被害を受ける方というのは、古紙を集めていただいている地域住民の方になります。

 

 もちろん、われわれ、それから回収業者さんも、パトロールなどを強化して行っているところです。実は本日も、夕方や、あるいは深夜にも、パトロールに伺います。ただ、このパトロールだけで防ぐということは、非常に難しい面がございます。

 

 それでは、パトロール以外では防ぐ方法はないのかというと、実はございまして、ほとんどの持ち去りは深夜帯に発生しております。深夜帯に発生しているということは、何を意味しているかといいますと、これは、回収日の前日に出された古紙が狙われているということです。「朝、出すのが大変だから、ちょっと前日に出しちゃったよ」という古紙が狙われているということなのです。

 

 なので、一番効果的な対策というのが、非常に原始的な方法ではあるのですが、回収日当日の朝に出していただくということになります。ぜひ市民の皆さまへの、古紙の回収日当日朝出しの呼び掛けのご協力をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。)

 

 はい、ええですか。

 

(当局:ありがとうございます。)

 

 はい、ありがとう。それじゃあ、また。何か、ここでご質問があればですけれど、ええですか。取りあえず、まだ待機しておりますので、どうぞ。

 

◎「あいち・なごやフェアinミラノ」について

 次は、「あいち・なごやフェアinミラノ」につきまして、このたび、催事内容が決まりましたので、ご報告をいたします。

 

 5月からイタリア共和国で開催されております、2015年ミラノ国際博覧会の日本館イベント広場催事に、8月4日(火曜日)から8日(土曜日)の5日間、愛知県と共同で参加いたします。

 

 ミラノ万博は、「地球に食料を、生命にエネルギーを」をテーマとした万博です。さまざまな知恵や技が詰まっております「和食」は、新鮮な食材と栄養バランスに優れた健康食でありまして、ユネスコ無形文化遺産にも、2013年ですが、登録されたこともあり、世界的に注目されているところです。

 

 今回の催事では、愛知・名古屋のさまざまな知恵や技が凝縮されました「なごやめし」や、地域が誇る伝統・文化・産業を世界中の皆さまにアピールすることで、万博が掲げるテーマへの貢献を行ってまいります。

 

 催事のプログラムとしましては、「なごやめし」をはじめとするユニークな食文化をテーマとしたワークショップにおいては、「手羽先」「天むす」「赤だし」など、これらの食品の歴史・風土を説明し、実際に食べてもらうことで、世界の皆さまに紹介してまいります。

 

 例えば、手羽先は、食べにくいことから肥料用にされていた部位を、たれやスパイスをかけて食べるようにしたもので、質素で合理的で、もったいない精神が反映されておりますアイデア料理です。また、なごやめしのルーツである赤味噌は、栄養豊富な保存食でありまして、兵糧として重宝され、サムライの元気の源になったと言われております。

 

 こうした食の背景にある当地域のさまざまな文化や受け継がれてきました伝統などを「なごやめし」に凝縮して発信することで、名古屋の魅力を世界にアピールしてまいりたいと考えております。

 

 職員からロゴマークの説明をさせていただきます。

 

(当局:このたび作成させていただいたロゴマークになります。ロゴは、日の丸をイメージした赤丸に、箸を組み合わせて、皿と食を表現しています。また、赤丸を白抜きで配置することで、名古屋、愛知が日本の中心であること、ローマ字のNagoyaとAichiの色を際立たせて、名古屋と愛知の補完性と協調性を表現しています。)

 

 そういうことで、ロゴマークの説明だけのようですが、私もミラノ万博のイベント会場に行きまして、先頭に立って名古屋・愛知の魅力をPRしてまいります。ということで、また予定は後ほどということです。ええですか。何かご質問があればということですが。おりますので、それじゃあ、はい、サンキュー。ありがとうございます。

 

◎名古屋の公園情報発信サイト「公園みっけ!」について

 それから次に、名古屋の公園情報発信サイト「公園みっけ!」の開設について、ご報告いたします。

 

 本市の公園経営の取り組みの一環としまして、公園にまつわる情報発信と、探したい公園を検索する機能を備えた情報発信サイト、「公園みっけ!」を開設しました。

 

 情報発信の機能としては、市内の公園で行われるイベントや、花の見ごろ情報を包括的に発信をいたします。公園を検索する機能では、「区」「最寄駅」「遊具」「花」「スポーツ施設」など、利用者が目的に応じてキーワードを選択し、公園を検索することができる他、フリーワード検索にも対応しています。

 

 なお、スマートフォンからも利用いただけます。ぜひご利用いただき、公園にお出掛けをいただきたいと思います。そこで、職員からPRをいたします。

 

(当局:今回、整備いたしました公園情報発信サイト「公園みっけ!」なのですが、市長からもお話しいただきましたとおり、キーワードを選んで検索をすることができます。ですので、例えば、保育園に通っているお子さんの鉄棒の練習をさせたいですとか、草野球をやっていて、普段とは違う球場をちょっと使ってみたいなという場合に、そのような鉄棒がある公園ですとか、野球場がある公園という条件を決めて検索することができます。

 

 さらに、家に近い方がいいですとか、職場に近い方がいいですとか、いろいろな条件がありますので、さらに地域の条件を追加して、16区ですとか、最寄りの駅ですとかいう複数の条件を指定して検索することができます。

 

 さらに、ちょっとなかなかないのですが、名古屋市の大きい公園、例えば鶴舞公園ですとか、あるいはものすごく小さい公園、ご近所の本当に小さい公園まで、名古屋市が管理している公園は全て対象になりますので、おおよそ1,400以上の公園が対象になっておりますので、本当に身近な公園も探していただくことができます。

 

 さらに、「行く」の項目の中で、検索した公園は、最寄りの、近隣の地図なども表示されますので、行く際にも非常に便利な設計になっております。ぜひ情報発信サイトを一度見ていただいて、普段から利用されている方は新しい魅力の発見を、なかなか利用されない方は、一度公園に足を運んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。)

 

 はい。駐車場は、どうなっとる。

 

(当局:駐車場は、有料かでしょうか。)

 

 有料かじゃない。

 

(当局:有料の駐車場は、全部検索していただけますので、車で行きたいという方は、駐車場のキーワードを選んでいただければ、駐車場のある公園も探すことができます。)

 

 ここで。

 

(当局:はい。)

 

 駐車場ありとか、なしとか。

 

(当局:はい。)

 

 結構みんな、それは関心あるんですよ。

 

(当局:そうですね。)

 

 うん、これは、なかなかよ。

 

(当局:なかなか、お子さま連れですと、車で行きたいという方も多いと思いますので。)

 

 そうそう、そうそう。その情報は、何だね。有料が、ないなら「ない」と書いてあるの。

 

(当局:はい。ない場合は、駐車場をクリックしても、検索されない状態になります。)

 

 駐車場を出すと、有料の場合だけ出てくると。

 

(当局:そうです。有料駐車場がある公園だけは出てきます。)

 

 無料はないの。無料もあるのかね。

 

(当局:無料の駐車場というのは、基本的にはないのですが、例えば、スポーツ施設のある公園なんかで、スポーツ利用者向けにだけ開放されているとか、利用者が限定されている駐車場というのは、基本的には検索されません。)

 

 なるほどね。

 

(当局:はい。)

 

 近所にコンビニがあって、そこでしばらく置いておいたらどうだとか、そういう情報は入らんのか。

 

(当局:なかなかちょっと、ご近所のコンビニの方の利害関係も。)

 

 それはちゃんと、コンビニで何か買ってもらわないといかんで。

 

(当局:そうですね。)

 

 ということで。そういうのをいろいろ、お母ちゃん連中は考えるもんで、ということです。まあ、ええけれど。はい、それじゃあ、取りあえず、はい。ええですか。じゃあ、一応待機しておりまして、また何ぞありましたら、どうぞ。

 

(当局:はい、ありがとうございます。)

 

 はい、サンキュー。私からは以上です。

 

質疑応答

◎ヘイトスピーチについて

(記者)

 昨日、大須なり、市の中心部でヘイトスピーチのデモがあったのですが、市長は、ヘイトスピーチについては、何か思うところはありますでしょうか。

 

(市長)

 一応、言論の自由は大変に大きな自由ですので、かといって、名誉毀損罪とか侮辱罪もありますし、特に、国にやった場合は、国旗を侮辱すると犯罪になるし、あれは確か。とか、何をやってもええというわけじゃございませんので、一定の、当然、「それはいかんがや」というのはあるんです。

 

 ですが、報道によりますと、一応、しゃべった方を上回る、そんなとろいことをやるなという方がまたお出になったということでして、非常に、民主主義が素晴らしく機能しとるんでないかなと思いましたけれどね。そんな感じですね。

 

(記者)

 特に、市として規制をするとか。

 

(市長)

 議会が議決しておられるようで、何らかの規制をしたらどうだということですけれど、大変に難しいことですわね。しかし、国とか、それから王様とか、イスラムなんかでよく出てきますけれど、そういうのはめちゃくちゃ言ってもええということではございませんので、そこは十分お気を付けをいただきたいということですが、一定の侮辱罪とか名誉棄損罪とかがあるということは、反対に、原則的に自由だということではありますわね。

 

(記者)

 特に市長は、国内外から観光客を呼び込んで、面白いまちにというようなことをずっとおっしゃっているのですが、そういったデモが規制なく行われていると、やはり来た方が非常に不快な思いをされるのではないかと思うのですが。

 

(市長)

 なるほど。そういう視点から考えようということか。なるほどね。難しい問題ですわ、これはね。非常に難しい問題だと思います。ねえ。大変に困難な、難しい問題ですね。

 

 ある時点から突然。法規制をする場合、ある時点から、だから、名誉毀損罪や侮辱罪の特例を設けることになるんですかね。もしやる場合は。分からんですけれど。これは、大変に難しいですな。侮辱してはいかんと、一定の民族をと、こうなるんですか。個人的でないで、侮辱罪にはならんわけか。知らんけれど。なかなか、大変困難な問題ですと。

 

(記者)

 特に、今、規制をするというようなお考えはないということですか。

 

(市長)

 直接、自分でやるというのは、ちょっと河村さんの日ごろの理念からすると、難しいところですけれどね。よほど厳重に枠をはめないといかんですね。やる場合は。本当に。実際、名誉毀損罪か侮辱罪になるぐらいのところまで達した状況なら、いかんでしょう、それは。まず取り締まってもらいたい方かね、どっちだね。どっちと言ってはいかんか。

 

(記者)

 言葉として、「朝鮮人はたたき出せ」とか、非常に人権上の問題があるのではないかと思うのですが。

 

(市長)

 うん。まあ、気を付けてもらわないといかんと思いますけれど、国旗何とか罪というのがあるじゃないですか。だから、やっぱり国とか民族に対する侮辱的な言葉というのは、別個の法律で規制されとるぐらいで、そういう対応が要りますけれど、国旗汚穢罪か。何とかというのが、あらへんなんだですかね。それは気を付けてもらわないといかんですよ。

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