ページの先頭です

ここから本文です

平成26年2月24日 市長定例記者会見

ソーシャルメディアへのリンクは別ウインドウで開きます

このページを印刷する最終更新日:2015年7月27日

ページID:55810

報告事項

  • 下村文部科学大臣との面談(子ども応援委員会)について
  • ソチオリンピックの感想
  • 「春の火災予防運動」について
  • 「悪質業者による被害の増加」について

気をつけて! 振り込め詐欺

会見動画

報告事項

◎下村文部科学大臣との面談(子ども応援委員会)について

 皆さん、こんにちは。2月24日(月曜日)の会見を始めたいと思います。

 

 まず、21日(金曜日)に、文部科学省へ行ってまいりまして、下村文部大臣と面談をいたしまして、名古屋市がこれから取り組もうとしております、これは日本で初めてになりますけれど、「子ども応援委員会」の説明を行い、国からのご支援をお願いしてまいりました。

 

 まず、この制度に関わるスクールカウンセラー等の専門家につきまして、教育公務員特例法等の関係法令において、法的な位置付けを明確にしていただきたいこと、および、国からの財政的支援ならびに本事業への支援をお願いしてまいりました。

 

 これはどういうことかといいますと、何べんも言っておりますけれど、スクールカウンセラーというのは、日本においては非常勤ということになっておりまして。しっかりした法的な位置付けが、スクールソーシャルワーカーもそうですけれど、ないということで、これを明確にしていただきたいこと、および、国からの財政的支援と本事業への支援ということです。

 

 下村大臣からは、応援しますということで、できる限りサポートしたいということのお話しがありました。

 

 名古屋で始まった取り組みが全国に広まっていけば、これ以上のことはないと考えておりまして、子ども応援委員会について、何としても成功させなければならないという、大変大きな使命を担っておりまして。

 

 毎年、何回かあるかな。日本中で、いじめで。名古屋でも去年ありましたように、命を落とす子どもさんたちの悲鳴というのか、それに耳を傾けないといかんということで、いろんな報道もされますが、大体同じパターンです。

 

 まず学校側がそういう事実を知っとったとか、知らんかったとか。知らんかったという報道がまず大体出て、しばらくして、そんなことはなかった(いじめはあった)ということになって、大体学校側が謝罪いたします。普通のパターンです、これが。

 

 また、しばらくたつと、教育委員会が出てきまして、教育委員会も、申し訳なかったというようなことになると。

 

 結局何だったと。皆さん、テレビばかりでない、新聞もそうですけれど、テレビで言いますと、コメンテーターがようけ出てみえて、大体、もっと気付きを早くしたり、社会全体で取り組まないといかんじゃないかと。そういうお話が出てくるんですけれど。じゃあ、それからというのは、僕もずっと、どうやってやったらええんだかという、解決策が見えなんだんですわね。

 

 学校の先生の悪口ばかり、ぼろかすに言っておくということで終始しておったのが、去年の、名古屋であった中学生のお子さんの、悲しいことでしたけれど。何べんも言っていますけれど、彼が遺言書の一番最後のところにですね。遺言書というか、最後の言葉の中で、「もし死後の世界があったら見ています」と。

 

 彼がそういう言葉を書いて亡くなったんですけれど、私はこれをずっと忘れたことがないんです。いつも酒を飲んで、とろいことを言っとると思ってもらっとるか知りませんけれど、よわい65になりまして、何とか次の世代の子どもさんたちが立派になってくれんかと。名古屋のというか、日本中のですけれど。

 

 それで、ロサンゼルスに(出張に)行ったときの話で、何べんも言っていますけれど、初めて(市長定例記者会見を)見られる方もあるで、言っておきます。ロサンゼルスは(名古屋市の)姉妹都市ですので。それと、向こうは多民族国家ということもあり、こういうことについては、子どもを大事にするということについては、非常に熱心だということぐらいは知っとるところですので、向こうの教育委員会へ行きました。

 

 そこで、3人ぐらいだったと思いますね。アメリカ人の、女性でしたけれど、スクールカウンセラーの方が出てみえて、Mr.Mayor(市長)と。河村さんと。「私たちは、数学の授業は」、「苦手」と言ったか、ちょっとね。名古屋言葉でないですから。英語で言われましたので。「あまり得意じゃないのよ」と。「だけど、数学の先生は、私たちの仕事は得意じゃないのよ」と。

 

 こうやって(両)手を出しまして、「両方とも、数学の先生も私たちスクールカウンセラーもイーブンなんです」と。「イコール」と言ったか、「対等なんです」と。こう言われましたので、大変なショックを受けましてね。

 

 誰も褒めてくれんで、しようがないで自分で言っていますけれど、この辺の感性はなかなかのものなんです。長いことやっていますから。

 

 「ちょっと待ってよ」と、その場で言いましたけれど。日本において、スクールカウンセラーは非常勤で、みんな苦労されていますけれど、(ロサンゼルスでは)「イーブン」と。数学の先生と。「おかしいじゃないか、どういうふうになっているの。組織図はないの。」と、その場で言いまして。

 

 そうしたら、ごそごそ、ごそごそみんなでやっておられて、「これですわ」といって持ってきましたわ。

 

 Health and Human Servicesというセクションがあって。Healthというのが健康で、Human Servicesというのは、よく「福祉」と訳しますけれど、これは誤訳でして、いわゆる人間のもろもろのサービスですね。生きていく上においての、いろんなアドバイスをしたりするということですよ。

 

 それを見て、「ああ、なるほどな」ということで。あと、時間がなかったもので、次のところへ行かないといかんで、それじゃあ、そこに2人。教育委員会(の職員)が名古屋から行っておりましたので、この2人に後を託して。あとはきちんとフォローしておいてちょうよと。

 

 何なんだと。日本と違うじゃないかと。根本的に。名前はスクールカウンセラーで同じなんだけれど、中身が全く違うんですわ。アメリカのスクールカウンセラーは。ということで、あとは頼むよということで、次へ向かったということですが、なかなかその返事が来ずに、おかしいなということで。

 

 全部言いますと、国会図書館に連絡をして、「アメリカのスクールカウンセラーって、(日本とは)違うようだけれども、中身が全く。これはどういうふうになっているんだ」と。「関連する資料を送ってください」と言ったら、送ってきたんです。

 

 そこの中に、実際にアメリカでスクールカウンセラーの資格を取って、向こうでスクールカウンセラーをやった2名の方の名前がありましたので、私が直接電話して。このお二方に。頼むでどういうものか教えてちょうと。

 

 初めは女の方ですが、ここへおみえになって。議会にも電話しましたけれど、ぜひ聞かれた方がええよということでして。そこでお話を聞いて、「えっ」というか。本も既に読んでいましたけれどね。本といろんな資料が、国会図書館から(送られて)来(てい)たので読んでいましたら、これは全然違うじゃないかと。

 

 私は65年間生きてきたけれど、当時、64年間か。国会は現職は15年ちょっとで、落選も入れると政治を30年やっていますけれど、これは一体、何でこんなことが分からんかったんだろうなということで。

 

 それからにわかに勉強いたしまして、どうしてもやらないといかんということで、日本で初めてですけれど、いわゆる常勤型でですね。(ロサンゼルスでは、スクールカウンセラーの)仕事の内容も違います。日本とは。(名古屋市でも)これから(新たな取り組みが)始まっていきますけれど、(ロサンゼルスでは)いわゆる教科の仕事以外のことは、ほとんど全部やっていますね。朝晩の車の送り迎えがどうあるべきか(を考える)とか、そんなこともやっているんですよ。

 

 ちょうど私の問題意識とぴったりしておりまして。僕は前から言っておりますように、「教育」という言葉と「エデュケーション」は違うと。教育の「教」の右の部分というのは、むちの象形文字ですから。

 

 エデュケーションの、「エ」は「外へ」、「デュース」は「引っ張る」ということですから、子どもさんたちばかりじゃないんですが、人生万端にわたって、それぞれの人々の生き方というか、を応援してあげると。言ってみればね。訳すなら「応援」と。

 

 ということを言っとったら、このスクールカウンセラーの方に、「いや、そのとおりです」と。「生徒さんたちを、言ってみれば応援するんですよ」ということ(を言われましたの)でね。

 

 びっくりこきましたね。考えてみたら、こんなことが何で分からんかったのか。マスコミの、名古屋の優秀なジャーナリストを前にして申し訳ないですけれど、何でこんなことがいろんなテレビや新聞で報道されなかったのか。今までですね。

 

 ということを、某文部科学省の偉いさまに聞きましたら、どう答えたかといいますと、「いや、河村さん、それは医者とも同じ」と。「医者というのは、医者がトップなんだと。あと、放射線技師とか、レントゲン技師とか、優秀な人がようけおるんだけれど、やっぱり医者がトップでないといかん」と。「学校も、教師がトップなんですわ」と。

 

 (ロサンゼルスでは、)こういうスクールカウンセラーの人たちは、その後の勉強で分かったんですけれど、普通の教師より上なんですね。アップグレードしてなるんです、みんな。そうすると、日本では嫌なんですわ、それが。当然、校長にもなります、みんな。

 

 ということで、ああ、そうかと。それならやらないといかんがやということで、このたび、3億円以上、予算を付けまして、今、議会にご審議をお願いしておるというところでして。このテレビをご覧の方、また、ぜひ優秀な名古屋のジャーナリストの方にはご報道いただいて。

 

 約30人ですけれど。名古屋を11ブロックに分けまして、まず、取りあえずモデル実施ですけれどね。11ブロックに分けて、1つの中学校に3人、スクールポリスを入れると4人です。

 

 スクールポリスの方は、僕も初めから常勤でとは思ったんですが、相手がありますので。やっぱり警察という相手がありますので、取りあえず非常勤でということになりますけれど。1つの中学校に4名。ちゃんと別の部屋をつくって配置されます。。

 

 スクールポリスは、今のところ、警察のOBを考えております。ですから、皆さんから応募いただくのは約30名で、これは市の公務員と全く同じ給料が出ますから。当然。常勤のスクールカウンセラーであり、期限付きですけれどね。延長も可ですけれど。

 

 一般職の公務員と同じですので、アルバイトではありませんから、民間の方は仕事を辞めてもらわないといかんですけれどね。それだけ責任をしっかり持っていただいて、研修もしっかりやります。アメリカだと、大体2年ぐらいはやっとるようですね。普通の先生が、その上に2年ということですので。

 

 (応募について)見ていただくのは、名古屋市のホームページのトップページで。わしが慣れん手つきでスマホを先ほど操りましたら、やっぱりトップページに出てきますね。「「子ども応援委員会」に勤務していただく職員を募集します」と書いてあります。そこをもう1回クリックしますと、またびよーんと、それぞれ出てきます。

 

 応募資格につきましては、一般的にスクールカウンセラーといいますと臨床心理士とか、スクールソーシャルワーカーというと社会福祉士とかいろいろあるんです。それを持っておられる方もいいですけれど、特に子どもさんの教育に熱心な方と。意欲のある方というふうで結構ですので。

 

 われこそはと思わん方は、そういう特殊な資格なしでも結構ですから、どうぞ、3月4日(火曜日)必着ということになっておりますので、ぜひご応募をいただきたいということです。

 

 名古屋の優秀なジャーナリズムの皆さんも、これを日本中の全国ニュースに、ぜひ載せてほしいと思います。1つは、全国から優秀な人が来てくれると大変ありがたいと。初めてだから。ええことは、やってほしいんだわ。日本中に。

 

 それから、もう1つは、これが日本中に広がっていきますようにと。この名古屋の動きがね。それで、子どもさんの命が1人でも助かれば、こんなええことはないと。みんな、立派になっていってくれればね。

 

 ついでに、ここまで言いましたから、ちょっと聞いた話を言いますと、ある1人の女性の方が言っていましたけれど、「河村さん、(スクールカウンセラーは前からあったけれども、)これがアメリカで広まったのは、スプートニク・ショックで、人工衛星(の打ち上げ成功)をソ連に抜かれちゃったということで、エリートを育てないといかんというのもあったんだよ」と。

 

 だから、要するに、子どもさんを見ておって、「あんた、どうも、なかなか数学やら物理が」というか、そこまで言っとらんでも、「ノーベル賞が取れるか分からんで、家が大変経済的に困難か分からんけれど、こういう道を取ってこうやってやったら、そういう人生の可能性があるよ」と。そういうようなことをやるところが、1つ大きかったと言っていましたね。大きく広がっていくときに。

 

 そればかりじゃなくて、本体ですけれど、ドロップアウト・プリベンションと。要するに、途中で投げやりになって、うちのおやじとおふくろが離婚して、経済的にもめちゃくちゃだし、「学校に行くのも嫌だわ、やけくそだわ」というようになっていくところで、「そうでもないぞ。あんた、こういう道があるよ。大きくなったら、こうなったらどうなの」というのをアドバイスして、応援すると。子どもの人生を応援するんです。

 

 そういうことをやる専門の先生がちゃんといるということですね。本当にこんな単純なことでして。単純というか、申し訳ないけれど。

 

 今、日本では、数学の先生、社会の先生、理科の先生、国語の先生、そういう人たちが一緒にやっているわけですけれど、今度はそれ(らの先生)とは分けて、専門の人がいると。アメリカだと大体、最低250人、多いと400人とか500人に1人ぐらいは、ちゃんといると。

 

 そうなると、この間、校長の方なんかと一杯飲みましたけれど、その話をしとったら、「それは河村さん、大変ありがたいよ」と。そうすると、かえって時間ができるようになるから、教科の先生も。そうすると、もっと反対に見られるようになると。子どもさんのええところ、応援すべきところを。ということを言っておられました。

 

 そんなことでして、ぜひ皆さんで。これは、教育だけじゃなしに、人生すべからく。今回の真央ちゃんたちの話でもよくありますけれどね。応援するんですわ。人間は、それぞれ、いろいろ。失敗は、人間、何でもあるじゃないですか。それと、思わぬ環境に陥ることもあるわけでね。応援シティ名古屋というようなふうにならんかと。この際。「ぬくとい市民」ですから。

 

 (子ども応援委員会は、)そういうものの非常に重要なステップだということでして、ぜひ全国にお知らせをいただきたいと思います。マスコミの皆さんにも、ぜひご協力を、応援をお願いしたいと思います。

◎ソチオリンピックの感想

 次は、オリンピックの話でして、私もずっとテレビは見させていただいておりまして。笠寺のところ(日本ガイシアリーナ)まで行って、(パブリックビューイングに出席し、)見てまいりました。名古屋から、3人のお嬢さんがですね。真央ちゃんと、明子さんと、佳菜ちゃんですか。出ていただいたと。

 

 これはなかなかの、大変なことですよ。オリンピックですからね。世界のナンバーワンというか、(それを)争おうというところに、この名古屋から出ていただいたというのは、大変にありがたいことですし、みんなで大いに、戻ってこられるのを、「Welcome back」と。「おかえりなさい」と。「our hometown Nagoya」という感じでお迎えしながら。

 

 一緒にみそ煮込みを食うように段取りしておいてちょうよと、今、言ってあるんだわ。みそ煮込みも、ぜひ名古屋コーチン入りでということを言っとるんですけれど、テレビを見ておりましたら、浅田舞ちゃんが、「私は焼き肉が食いたい」と言ってござったで、そうするとちょっといかんのかなと思っておりますけれど。ということです。

 

 それと、今日の幹部会でも言いましたように、これだけのスーパースターが3名登場したんだで、やっぱりパレードをやらないといかんですよ。名古屋も。今日、指示してあります。

 

 ちょうど懸案の、栄の交差点からずっと南へ、大津通(を通り)、一番向こうは若宮(大通)までということで、ちょうど第1号に一番ふさわしいということで、これはもうちゃんと指示してありますので。

 

 こんなときにやらなかったら、何なんだ、一体、と思いますよ。この三人娘の皆さんにも喜んでもらいたいし、名古屋の皆さんも喜んでくれると思いますよ。ということが言ってあります。

 

 中央分離帯を取るんですけれど、7本の木は切りませんから。中ぐらいの(太さの)木ですけれど。あれはそのままに残しまして、(木を)回りながらパレードを行くと、大変いいですよ。

 

 「環境都市・名古屋」と。こういうことを言うのもいいですけれど、やっぱりそう(木を切らず、パレードをすることに)なると、(パレードの放送は)テレビで多分やると思いますので、日本中の方が、名古屋って木を切らん街なんだなと分かりますわね。そういうことです。

 

 それで、3月7日(金曜日)に、次はソチのパラリンピックが開幕しまして、名古屋から、佐藤圭一さんがクロスカントリースキーとバイアスロンに出場されます。佐藤選手も、ぜひグッドラックということで、頑張ってやってきてちょうだい。

 

 なかなか、顔がええんで、何とかと言っているんですよ。何か新聞に書いてあったな。ええ男の代名詞を。なかなか格好いいお兄さんですので、ぜひご活躍をと。グッドラックということです。

◎「春の火災予防運動」について

 それから、2点ご報告でして、1点目は、「春の火災予防運動」について、ご報告いたします。

 

 3月1日(土曜日)から3月7日(金曜日)までの「春の火災予防運動」期間を中心にしまして、市民の皆さまや事業所の皆さまに対しまして、火災に対する備えなどを啓発するため、各区で、消防訓練やキャンペーン等を実施いたします。

 

 名古屋市内におきましては、減少傾向にあった火災による死者数が、昨年は18名と3年ぶりに増加をいたしました。中でも、18名中16名の方は、住宅火災で亡くなられておられます。

 

 市民の皆さまにおかれましては、住宅用火災警報器の設置の徹底と、適切な維持管理に努めてください。

 

 また、今の時期は空気が乾燥し、火災が大変起きやすくなっておりますので、ストーブやたばこ、コンロなどの火の取り扱いには十分注意していただきまして、火気の周辺には、燃えやすいものを置かないようにお願いいたします。

◎「悪質業者による被害の増加」について

 2点目は、訪問販売や電話での勧誘などで消費者をだまそうとする「悪質業者による被害の増加」について、ご報告いたします。

 

 今年度12月までに、名古屋市消費生活センターに寄せられた相談件数は1万2124件ということでして、前年同時期比で14.3%増加しております。12月までで1万2000件も、本当にこうも来とるの?どえらい数ですね。1万2124件。年間ですが。

 

 中でも、65歳以上の高齢者の方からの相談件数は2756件と、前年同時期比で36.5%の増加となっております。

 

 特に、携帯電話にいきなり請求メールを送り付ける架空請求の相談が増えております。きちんと契約するという意思表示をしなければ、契約は成立しません。むやみにメールに返信をしたりせず、身に覚えのない請求は、無視することが大切です。無視するどころか、警察に言わないといかんわな、すぐ。ということですわね。

 

 また、東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定したことで、オリンピックに関連した投資やもうけ話などの詐欺的なトラブルが名古屋でも増えてくることが予想されます。

 

 悪質業者につきましては、今話題になっている出来事を悪用して近づいてきますので、十分に注意してください。

 

 今年度から、名古屋市消費生活センターのホームページにおきまして、メールでの相談を開始いたしました。また、電話での相談につきましては、平日は「052-222-9671」、土日は「052-222-9690」へおかけください。

 

 土日と平日と(電話番号が)違うというのは、なかなか覚えにくいし、お前さん、どうなっとるんだね。

 

 不審な電話や訪問がありましたら、1人で悩まず、ぜひとも名古屋市消費生活センターへご相談ください。

 

 名古屋市では、高齢者や若い方々の消費者被害防止に向けた講座やイベントを開催しております。こうした講座もご活用いただき、悪質業者にだまされない自立した消費者になっていただくことが大切です。

 

 市民の皆さまが、安全で安心な消費生活を送っていただけますように、今後とも、名古屋市消費生活センターにて、相談体制や講座の充実を図ってまいりますので、報道各社におきましても、ぜひ市民の皆さまへの注意喚起をお願いいたします。

 

(当局:今日はハッピーのお世話係、兼通訳で来ました。じゃあ、ハッピーに聞いてみます。)

 

 由来は何だ。何だ、ハッピーとは。

 

(当局:ハッピーは、ここ(お腹)に「丸八」と描いてあるんですけれども、「丸八」の「ハチ」と、「幸せ」の「ハッピー」を掛けて、「ハッピー」という名前になっています。)

 

 なるほど。ちょっと無理があるけれどな。まあ、ええけれど。

 

(当局:名古屋市消費生活センターは、何だっけ?うんうん。「名古屋市消費生活センターは、消費者トラブルに遭ったときに、皆さんと一緒に考えて、解決に向けてお手伝いするところです」。そうだね。なので、皆さん、お気軽にご利用ください。お願いします。)

 

 えらいきれいにしとるね。感じな。ぴかぴかで。

 

(当局:はい。かわいい。)

 

 かわいいか。目がかわいいで。

 

(当局:子どもにも大人気で。)

 

 大人気か。

 

(当局:はい。)

 

 何か、いろんなものが入っとるな。ポケットの中に。何だ、これは。

 

(当局:エビフライです。)

 

 エビフライか。

 

(当局:はい。ハッピー、帰ろうか。はい。)

 

 はい。ハッピー殿がお帰りになるということで。「052-222-9671」は、222の「苦労ない(9671)」ということのようですが。相談件数、12月末までに、1年間に1万2124件ですから。すごいですね。毎月1000件。

 

 というほど相談があるということは、よう本当に気を付けてもらわないといかんですね。ということです。

 

 私からは以上です。

質疑応答

◎大津通の中央分離帯について

(記者)

 中央分離帯の話が、先ほど、大津通の。出ましたが、指示というのは、何をどう指示したということですか。詳しく教えてください。

 

(市長)

 とにかくパレードをやれということで。(中央分離帯を)撤去しろとは具体的に言っていませんでしたけれど、(パレードを)あそこでやってくれと。大津通で。ということで、この場で言ってもええけれど、早速、撤去の段取りに入ってほしいと思いますね。(中央)分離帯。もう4年ぐらいかかっとるでしょう。3年、4年、あそこ。ちょっと(中央分離帯に生えている木の)高さを減らしましたけれど。下げましたけれどね。

 

(記者)

 そんな簡単に撤去はできないですよね。

 

(市長)

 できますよ、別に。

 

(記者)

 できる。

 

(市長)

 はい、できます。何でできんのですか。

 

(記者)

 いつを想定されていらっしゃるのですか。時期だけでも。

 

(市長)

 (パレードを)やる場合には、あれがあるでしょう。(情報は)報道によりますけれど、(フィギュアスケートの)世界選手権か何かがあるんじゃない?真央ちゃんが出ると言っとったの。ただ、あれに出られると、練習がかかるんじゃないですかね。確認しておりませんけれど。本人に連絡しないといかんですから。本人と、スケート協会ですか。

 

 前も、4年前か、3年前の、何のときだった。4年前(のバンクーバー五輪の時)に(依頼を)かけたのかな。4年前だったと思いますね。やっぱり真央ちゃんにやって(パレードに出て)もらおうと思ったら、スケート協会がちょっと難しい(という)ことを言っとった記憶がありますけれど。確か。もう4年になるんだ。あれから。確かそうです。

◎中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価準備書について

(記者)

 19日に、リニアの関連で環境影響評価準備書を愛知県の方に送付されたと思うのですが、その中で一番市長が訴えたかったことと、あと、知事からの反応が何かあったのか、教えてください。

 

(市長)

 知事からは、別に反応は伺っておりませんけれど。市民の皆さんの声はよく聞いて(いただいて)。何となくお祭り騒ぎ的なこともええんですけれど、正直言いまして。そこはやっぱり、厳しいところは厳しく、ちゃんと市民の皆さんに納得してもらえるようにね。

 

 ということと、具体的にあまり言ってええかどうか知りませんが、変電施設が、(中央新幹線の計画ルートが)名古屋城のずっとこっち(南東)からきて(いるので)、あそこにできる予定になっとるんですわ。本町通を北へ行って、ちょうど外堀とぶつかる、今の(愛知県)産業貿易館(本館)のところですね。

 

 昔の、あれは評定所、裁判所。江戸時代も確かあそこにあったと思いますけれど、その跡のところにできるようになっとりますので。

 

 あそこは、今で言うと、(愛知県)産業貿易館も誰も入っとらん寂しいところですけれど、名古屋のお祭りを。昔の東照宮祭ですね。家康さんが亡くなられて、それを弔うためにやられた、400年まではいかんが、(それくらい)前にできたお祭りを再興するとしますと、あそこを通るんですわ。本町通だったですから。あそこが一番、いわゆる象徴的なところになるんですね。その400年前のお祭りを再興しますと。

 

 そういうのを、祇園祭みたいに何千年と。何千年までいかん、1000年でも続けるということになると、大事なところだで、あそこはやめてちょうと。あそこに、どえらい高いビルみたいなのはと言ったら。

 

 ちょっとセットバック(後退して建築)するというか、ちょっと東側に、後ろに行っとるようですけれど。これからそういうような話を深めるということですけれど。そんなようなことですかね。

 

 それから、話し合いが今度いつあるか知らんけれど、JR東海にもぜひご出座をいただきたいと。いろいろ向こうのルールがあるらしいですけれど、それはそれですけれど、やっぱりタウンミーティングのようなものですから。こちらでやる。当事者が来ていただきたいということですね。

このページの作成担当

市長室広報課報道係
電話番号: 052-972-3136
ファックス番号: 052-972-3355
電子メールアドレス: a3136@shicho.city.nagoya.lg.jp

ページの先頭へ