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平成25年6月17日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2019年10月31日

ページID:48090

報告事項

  • 熱中症について

熱中症を予防しましょう!

  • あおなみ線における蒸気機関車の実験走行に関する調査結果について

あおなみ線のホームページ(外部リンク)別ウィンドウ

  • 「なごやめし博覧会2013」の参加店舗募集

会見動画

報告内容

◎熱中症について

6月17日(月曜日)の会見を始めたいと思います。おはようございます。

 

 このところ、大変に蒸し暑い日が続いておりまして、体調を崩しやすい季節となっております。

 

 熱中症についてのお話ですけれど、名古屋地方気象台によりますと、この夏の東海地方の気温は平年並みか平年より高くなると予想されておりまして、今後の気温の上昇に伴って、熱中症の発生も増加することが懸念されております。

 

 去年も言ったと思いますけれど、皆さんご承知のように、名古屋の気象台というのは、本山の駅から猫洞通をビューッと北へ上がっていった山の上のどえらけにゃあところにありまして、普通の人ではちょっと住めんようなええところで。ああいうところにあるのがええのかどうなのか。文句を言っとるんですわ。

 

 気象台というのは運輸省がもともとやっておりましたので。東京でも確かお堀端の役所(気象庁)のところにあったはずですよ。一定のルールがありますわね。下を区切ってどうのこうのといって。いわゆるコンクリートそのままではいかん。

 

 それはそれなんだけれど、この間調べたところでは、そういうふうに生活体感に近いところで結構やっておりまして、名古屋の温度というのは、あれが本当に名古屋の庶民の温度を表しとるのかということで、こういうことを言ってええか悪いか分かりませんけれど、日本一暑いまち・名古屋にならせんかということは思っておりまして。

 

 前もちょっと調べたんですけれど、アメダスの置き方についていろいろご議論もあるようですけれど、僕は(もともと)運輸省ですから、この辺だとあの官庁街のところに、ちゃんとルールに従ってあるのが、名古屋市民の庶民の体感からいった名古屋の温度ということになると思います。

 

 ですから、皆さんにおかれましては、気象台で36度、37度と言っても、実際はめちゃめちゃ暑いと。名古屋の実感は。ということですので、ぜひご注意をいただきたいということで、今年またせっかくだでその問題をいっぺんぶり返しまして、名古屋のアメダスは庶民のところで測れというのを、一つまた主張したいと思います。

 

 日本一を目指す名古屋としては、この際、日本一暑いまちということで。ええかどうか知りませんが、正直なところなもんだで。今のところ、多治見市(岐阜県)と熊谷市(埼玉県)になっていますわね。

 

 多治見に行ったんです。わし、ああいうのが好きなもんだで。『理科年表』というのを持って、小さいころ、歩いとったぐらいのことがありますので。

 

 あれ(アメダス多治見観測所)は消防署の横ですけれどね。ちょっと行くと。車も通りますので、そういうことですが。

 

 昨年6月から9月までの名古屋市内における熱中症の救急搬送数は、637人でした。国におきましても、今年から「熱中症予防強化月間」と定め、広く注意喚起すると発表しているところです。

 

 熱中症とは、高温多湿な環境で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調整機能がうまく働かないことにより、体内に熱がたまり、大量の発汗、吐き気や倦怠感などの症状が現れ、さらに重症になると命に関わる場合もあります。

 

 また、屋外で活動しているときだけでなく、寝ているときなど、室内で熱中症を発症することもあります。結構大変な、重篤な状況になる場合が非常に多いということですので、ぜひ市民の皆さんもご注意をしていただきまして。

 

 熱中症を予防するためには、「水分補給」と「暑さを避けること」が大切になりますので、市民の皆さまにおかれましても、まず1番目、水分や塩分を小まめに補給すること。2番目、外出時には日傘や帽子を着用したり、日陰を利用すること。3番目は、蒸し暑い室内では、決して無理な節電はせず、適度に扇風機やエアコンを使って温度調整をすることということでして。

 

 だいぶ変わったな。昔、節電でわあわあ、わあわあ言っとったころより。実は電力があるということが分かってしまったということです。またそれはそれか分からんけれど、しかし、熱中症になってはいけませんので、どうぞ無理な節電はされませんようにお願いしたいと思います。

 

 これらのことを心掛けるとともに、一人一人が周囲に気を配り、お互いに熱中症の予防を呼び掛け合うことで、熱中症の発生を予防しましょう。

 

 特に熱中症にかかりやすい高齢の方や幼いお子さんなどにつきましては、周囲が協力して見守るようにしましょう。

◎あおなみ線における蒸気機関車の実験走行に関する調査結果について

本日は、最初に「あおなみ線における蒸気機関車の実験走行に関する調査結果」について、ご報告いたします。

 

 今年2月に実施した実験走行におきましては、観覧場所などで把握できた人数だけで4万3000人を超える方々、沿線も合わせますとさらに多くの皆さまに、名古屋駅の高層ビルをバックに走るC56の勇姿を見ていただくなど、27年ぶりの名古屋における蒸気機関車の走行を楽しんでいただけたかと思っております。

 

 この4万3000人というのは、指定の観覧場所だけのようなふうでして、公園やら、屋上やら、歩道橋の上で見とった人やらは入っておりませんので、実際はこれより相当数多くの方に楽しんでいただけたと思います。

 

 これに関する報道も、募集のときと合わせて、把握しているだけでも新聞で41回の掲載、テレビでも49回の放映があり。よう勘定したもんだな。名古屋のSL走行と「あおなみ線」を日本中にPRできたのではないかと考えておりまして、この盛り上がりを何とか次につなげたいと強く思っておるところです。

 

 コマーシャル料で言うと、昨日ある人が言っとったけれど、どういう積算をしたか知りませんけれど、大体2億円以上になると言っていましたね。どういう積算があるかは知りませんけれどね。

 

 その際に実施しました環境調査と沿線住民アンケート調査の結果がまとまりましたので、その概要を説明いたします。

 

 まず環境調査ですが、騒音・振動、大気汚染物質の測定を実施しました。

 

 騒音・振動に関しては、あおなみ線や貨物列車の通過時と比べまして、若干数値は高くなっておりますが、等価騒音レベルについては、国の指針値以内でした。

 

 大気汚染物質に関しましては、走行時における沿線への影響と、蒸気機関車を留めておきました留置場、車庫みたいなものですけれど、における影響を分けて測定しております。

 

 まず、走行時における沿線への影響ですが、浮遊粒子状物質(いわゆるSPM)、二酸化硫黄、二酸化窒素のいずれも、比較対照地点と同等の値となっております。

 

 また、蒸気機関車を留めておいた留置場の影響については、夜間も含め、火を24時間絶やさない状態で置いていた状況で、排煙の影響を最も受けやすい風下において測定をいたしました。

 

 測定期間中は、季節柄ほぼ毎日北西の風が吹いておりまして、また、24時間火を絶やさなかったことから、総粉じん、微小粒子状物質(いわゆるPM2.5)の値が、比較対照地点より高めの値を観測いたしました。

 

 環境対策については、連日運行していながら毎日火を落としている事業者や、火を絶やさない事業者でも車庫内に入れて排煙装置を設置している事例もありますので、こういったことも調査しながら、検討内容の1つとして考えていきたいと思っております。

 

 続いて、沿線住民アンケートの結果です。蒸気機関車の走行に対する沿線環境への影響については、60%の方々が特に気になる点はなかったとお答えいただいた一方で、33%の方は、煙のすすや臭い、汽笛の騒音など、何らかの気になる点があったと答えておられます。

 

 また、多くの観衆が集まったことによる沿線への影響については、57%の方々が特に気になる点はなかったとお答えいただいた一方で、33%の方々は、路上駐車や敷地内への侵入など、何らかの気になる点があったと答えています。

 

 今回の調査結果を踏まえまして、今後、補正予算で提案させていただいた検討調査の中で、環境対策も含めまして幅広く検討してまいりたいと存じております。

◎「なごやめし博覧会2013」の参加店舗募集

次は、「なごやめし博覧会2013」の開催についてご報告いたします。

 

 開催期間は、この秋、9月27日(金曜日)から11月11日(月曜日)までの46日間で、現在、名駅・伏見・栄・金山を中心に参加店舗を募集中です。昨年は165店舗に参加いただきまして、1枚600円の飲食チケットの総流通数は1万5190枚に上りました。

 

 近年、名古屋といえば「なごやめし」というほどに、「なごやめし」は全国的な人気となっておりますが、観光客の皆さまに限らず、地元の皆さまにも名古屋のうまいもんを楽しんでいただく機会にしたいと考えております。

 

 昨年に引き続きまして、「名古屋おもてなし武将隊」や「チームしゃちほこ」、マスコットキャラクターの「はち丸」が、スペシャルサポーターとしまして市内外でPRし、博覧会を盛り上げます。

 

 食欲の秋、たくさんの人が名古屋のまちを食べ歩く、にぎわいあふれたイベントにしたいと考えておりますので、飲食店の皆さまには、ぜひご参加をいただければと考えております。

 

 詳しくは、「なごやめし博覧会2013」のホームページ、または実行委員会事務局、電話052-202-1677へお問い合わせください。

 

(当局:「なごやめし博覧会」は今年3回目となりますが、昨年度以上の回遊性を求めてにぎやかにやっていきたいと考えております。まち歩きに併せて、「新なごやめしコンテスト」という新しいなごやめしを作り出そうという企画も考えておりますので、あっと驚く、奇抜な、斬新なメニューで飲食店の方にはご応募いただければと思います。

 

 併せまして、マスコミ各社におかれましては、広報にご協力いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。)

 

 そういうことですので、ぜひご参加いただいて、大いに飲んだり食ったり。暑いですけれど、名古屋のまちをご堪能いただければと思います。

◎近隣市町村との連携について

私からは以上ですが、昨日ちょっと、ある首長さんとしゃべっとって、記者会見。皆さんと相談しないといかんけれど。

 

 よその市町村の首長さんなんかね。(記者会見に)蟹江の町長さんが来たり、瀬戸の市長さんが来たり、北名古屋もやりましたが、ああいうふうにいろんなお祭りや面白いことをやっとるもんで、うみゃあもんとか。そういう(会見の)時間を別につくらせてもらってええか悪いか、ちょっと検討しといてもらうとありがたいと言っていましたので。しょっちゅうになるかどうか、知らんけれどね。

 

 尾張名古屋共和国か、三河の人もおるか分からんけれど。名古屋市だけで市域が、何でか知らんけれど、地図で確定されておりますけれど、あまりそう意味はないんですわ。実際は。

 

 特に尾張名古屋というのは、昔そもそも一体のところだったもんで、いろいろまちを歩いたり、いろんな面白いところがようけあるんですわ。名古屋のまちはぴかぴかになってしまったけれど、一歩外れると、昔ながらの、空襲を受けていないような路地なんかもようさんあって、存外、味のある昔ながらの居酒屋もぎょうさんありますので、そういうところでいろんなお祭りやらいろんなものをね。

 

 というふうに思っておりますので、いっぺんまた記者クラブのお歴々におかれましては、ご協議をいただくとありがたいと。

 

 この間、ぽつぽつと来ましたけれど、ある程度定期的にもやったらどうやという感じは、昨日しました。

 

 私からは以上です。

質疑応答

◎保育所運営の企業参入について(その1)

(記者)

 保育所の株式会社の参入についてお聞きしたいのですが、ご存じのとおり、厚生労働省から5月の15日に、保育所、株式会社も参入を前倒しして認めるようにという通知が出ていて、前向きにというお考えだったのですが、実際、来年の4月にオープンする保育所の公募が始まっているのですが、全くそういった通知とか市長の意向とかはなく、これまでの要項のまま、2回公募して、応募するところがなかったら株式会社参入を認めましょうというまま公募が続いているのですが。

 

 こういった状況をどう見ていて、具体的に名古屋市として株式会社の保育所への参入をどういうふうに進めていかれるのかというのをお聞きしたいのですが。

 

(市長)

 私が前から言っとるのは、そんなもの、大賛成でして、やってちょうと言ってあるんだけれど、どうなってまっとるのかね。

 

(記者)

 市長は大賛成でも、実際の募集する要項は株式会社の参入はまだ全然認められていないので。

 

(市長)

 はい、なかった場合だけというね。

 

(記者)

 まだそれが続いているということで、具体的に何か検討を始めるとか、アクションというのがあるのでしょうか。

 

(市長)

 やらないといかんな。そう言っとるやつだで。何でいかんと言っとるの?

 

(記者)

 この間、担当課にお聞きしたら、去年の4月に改定した要項のまま、今、公募を行っていて、改正について何かアクションというのはまだないとおっしゃっていたのですが、市長は大賛成で、やってもらわないといかんと。待機児童が280人いるという現状がある中で。

 

(市長)

 280人。今、電話を4人かけましたで。いろんなことが分かりましたわ。直接かけると。

 

(記者)

 親としても早く質のいい保育園ができればというのがある中で、何で名古屋市だけ。世田ケ谷の保坂区長も、この間、厚生労働省に行ったりとかしてやっていますが、名古屋市だけ進まない、日本一遅くなっちゃうかなというのがあるのですが、どうでしょうか。

 

(市長)

 とんでもないね、本当に。士農工商じゃないけれど、そういう思想が残っとるのかね。ないし、一定の政治的ないろんなものがあるのかね。何でいかんのか。ちゃんと指示させていただきます。

 

 わしはこういう考えをどえりゃあ怒っとるんです。よう言いますけれど。民間の営利会社は公共心がないというような言い方は、本当にけしからんですよ。そういう言い方をするのは。もっと正直に、競争が始まるから大変だと言えばいいんですよ。既得権が(侵害され)大変だとか、正直に言えばいいです。

 

 そうじゃなしに、民間会社に対して、公共サービスが落ちるという言い方は、大変な納税者に対する冒とくですので、許されんです。そんな言い方は。

 

 ラーメン屋のおやじや焼き肉屋のおやじはどうなるんですか。公共心がないんですか。あれは公共サービスじゃないんですか。1つ考えてみれば。なるべくちょっとでも安い食事をいろんなところで食べてもらうと。朝から晩まで働いてですよ。食中毒が大変なんだけれども、それにも必死に打ち勝って、みんなやっとるわけですよ。

 

 そういうので言えば、保育園だって民間の人が別に営利でやっても、何もそう問題はないですよ。日本においては、営利会社といったってほとんど配当をしておりませんので。中小零細企業は。NPOとかその辺のところと、区別がきちっとつくもんじゃないんですよ。こんなところで怒っとってもしようがないけれど。

 

(記者)

 具体的に、では、何か検討を始めるとか、何かそういったことをされるということは。

 

(市長)

 これが終わりましたら、早速来てもらって、早うやってちょうって言います。

◎嘱託職員不正採用問題について

(記者)

 不正採用問題の処分については、いつぐらいになるのでしょうか。

 

(市長)

 またそれは別個に会見の段取りとご報告をすると思いますので、この段階ではウィズアウトコメントということで。

 

(記者)

 会見のめどについては。

 

(市長)

 それなりに進んでいると思いますので、もうちょっとお待ちいただきたいと思います。

 

(記者)

 一部報道で3人の処分が、2人免職、1人停職ということで出ましたが、それに関しては。

 

(市長)

 それは何とも申し上げられませんが、そのことについては文書で抗議しました。

◎厚生労働省が子宮頸がんワクチンの接種推奨を一時中止する方針を決めたことについて(その1)

(記者)

 国の方の子宮頸がんワクチンの推奨の、呼び掛けの停止についてなのですが、名古屋市は国に先駆けて3年前から無料で予防接種を行っていて、今後、名古屋市としてはどのように注意喚起を行っていくのかというようなことを教えていただければと思うのですが。

 

(市長)

 昨日か、おとといか、新聞を見まして、名古屋もワクチン大先進都市というふうにやりかけておりまして、今もまた新しいので取り組もうと思っていますので。特に子宮頸がんについては、前から副作用についてはいろいろうんぬんがあったことは事実ですので、きちっとその問題については。

 

 ご不安な方、たまにおるんですわ。いろんなところへ行きますと、若いお母ちゃんから、「子宮頸がん(ワクチン)って、あれは本当に打ってええの?」とかいって。「僕の今の知識だとええで」といって。

 

 だけど、100万人に何人という統計上の数値がゼロというふうにはなかなかなりません。しかし、市民の皆さんのご不安にはちゃんと。ワクチン・ナンバーワン都市を目指して、実際そうだと思いますけれど、その副作用について、またきちっと皆さんに報告できるように。これはプロがやらないといかんものですから。ちゃんと仕組みを整えます。

 

(記者)

 名古屋市としては、国からのああいった報道なり投げ掛けなりを受けて、副作用の周知徹底が今までできていなかったというようなことで、今後の対策をしていきたいと。

 

(市長)

 まあ、そうですね。お母さん方の方が知っているけれどね。知っていますけれど、勧めると同時に、副作用の面も何かきちっとした仕組みというか、を整えないといかんなというふうに思ったところです。今日、これが終わったら早速指示しまして、やります。

◎静岡県知事選と浜岡原発について

(記者)

 昨日、静岡県知事選が行われまして、川勝さんが再選を果たしましたが、これでちょっと浜岡原発の再稼働が遠のいたかなという印象ですが、その辺に対する所感と、あと、市長が常々御前崎に火力発電所をというようなご発言をされていますが、そのあたりは川勝さんの再選によって加速していくとお考えかどうかという、その2点をお願いいたします。

 

(市長)

 川勝さんはなかなかええ男でして、ハンサムボーイです。わしも仲良うさせていただいとるお一人で、おめでとうございましたということですが、原発については、実は浜岡をやめて、その分、今話があった御前崎に火力発電所を。石炭でもええんですわ。というのを造ろうと。

 

 何がええかというと、雇用が守られますからね。まず浜岡のすぐ横ですから。それプラス、浜岡の送電線がそのまま使えるということで、非常にええということで。

 

 記者会見で言うのはええと言っとったんで、ええはずですけれど、川勝さんと、僕と、それから牧之原の西原市長さんですか。それから、浜松の鈴木康友市長。彼もええと言っていましたよ。それから、民間会社の某有名な方も入れて、それ(御前崎に火力発電所を造ること)を推し進めるのを作ろまいと言っとったときに選挙が近づいてきまして。そういうことを組織化してすぐやれん、ちょっと待ってちょうよということに、今なっとるんですわ。

 

 河村さんがこの名古屋の記者会見で言うのはええよということを、西原さんも、現場の市長が言ってみえましたので。進めたいと思いますけれどね。中部地区は原発のリスクのない経済地域になるということ、それは経済的にも意味がでかいんです。

 

 ちょうど御前崎の港に大きい土地が空いとりまして、ちょっと埋め立てないといかんですけれど。そこなんかええと思いますよ。

 

 あれは何だったな。津波の壁を造るのに1500億円じゃないですか。壁だけじゃなしに、全体ですけれど。ものすごい金を使っておりますので、そんなことをやるなら、何で火力発電所にせんのやというね。本当に思っております。

 

 おめでとうの電話を兼ねて、今日でも電話したいと思いますけれど。もうそろそろ集まって、一発打ち出さんかというのを言いたいと思いまして。そこまで言うのはええと思いますけれど、ちょっと待ってちょうということにはなっております。

 

(記者)

 今メンバーに入っていらっしゃるのは、牧之原の市長さんと。

 

(市長)

 浜松の鈴木康友さんと、それから僕と。それで、打ち出していくのがええわなと言っとって、組織を作るのはちょっと待ってちょうといって、川勝さんが言っとったんです。で、ちょっと止まっとったの。

 

(記者)

 これを機に。

 

(市長)

 これを機に、いっぺん持ち掛けてみようかしらんと思っていますけれど。

 

(記者)

 それに関連して、川勝さんは住民投票を、市民の意見を、原発の存廃について聞きたいと言っているのですが、住民投票についてはどういうふうに思いますか。

 

(市長)

 住民投票は、大変ええんじゃないですか。原発とかああいうのはもう、国の大きい、県もそうか分からんけれど、選択ですのでね。ちゃんといっぺんやってみると。それも、本当は準拘束型ぐらいでね。

 

 やったところがただ参考意見だったとか、投票率に満たなんだで開票もしないということでは、民主主義に対する失望が広がるわな。ということですので、ぜひやってほしいと思いますけれどね、わしも。

◎副市長について

(記者)

 3人目の副市長なのですが、6月議会も始まっていますが、いつどのような形でお出しになるお積りなのかというのと、登用する場合、内部採用なのか、それとも外部の人材を登用したいとお考えなのか。今のお考えをお聞かせください。

 

(市長)

 今、若干悩んどるところです。正直言いまして。無理してもいかんもんだで、そのままになっとるということですわ。不正採用事件なんかがありますのでね。大変苦しいことですけれど。だで、本当の内部の方ばかりでええのかね。

 

 かといって、新しい方がみえたときに、苦しみも経験しておりますので。岩城先生におかれましても、しっかりやってもらわないといかんけれど。もうちょっと時間を貸してちょうだい。

 

(記者)

 必ずしも内部にはこだわらないと。

 

(市長)

 そういうことですけれど。いろんなところでいろいろ言っていますけれど、チームでやれないですから。理屈はええんだけれど、アメリカなんかの場合は、シンクタンクがちゃんと別にあって、リボルビング・ドアといいまして、回転ドアのようにそこの人が何人かごぼっと入ってきて。

 

 ロサンゼルスの市長が言っていましたけれど、5人局長を代えたと言っていましたわね。行ったときに。5人はぱっぱっぱっぱ、ランダムで、大体選定されるようになっとるわけですわ。

 

 辞めた人は辞めた人でまたそこへ行くということで、そこら辺のところは一定のチームでやれるようになっていますので、民間登用というのも非常にやりよいんだけれど、日本の場合、1人ずつやらないといかんですからね。

 

(記者)

 いつぐらいまでに決めるおつもりですか。

 

(市長)

 ほんだで、ちょっと待ってちょう。早うやらないといかんとは思っております。

◎厚生労働省が子宮頸がんワクチンの接種推奨を一時中止する方針を決めたことについて(その2)

(記者)

 戻って申し訳ないのですが、子宮頸がんのワクチンの、先ほど、この後指示されると言った副作用の面のきちっとした仕組みを整えるというのは、副作用になった方のフォローとか、そういうことですか。

 

(市長)

 まず、きちっと市民の皆さんに分かりやすい、正確なところをいろいろお知らせするということじゃないですか。一番最初。お知らせするにはどうやってやったらいいかということを、分かりやすくね。

 

(記者)

 例えばどんな副作用があるかと。

 

(市長)

 どんな副作用、何人に1人発生してどうかというような話ですわね。広報なごやに書くのもええけれど、やっぱりテレビでやっていただくのがええと思いますけれど。分かりやすく。

 

(記者)

 まとめた紙か何かは。

 

(市長)

 それは作るんですかね。そこはちょっと検討しますわ。ご心配だろうでね。それで、今度また新しいワクチンをやろうと私は言っていますけれど、いっぺんにがさっと重ねて打たないといかんことにもなりますし、そういうことの方もいっぺん、市民の皆さんに分かりやすく、今日、早速議論を開始したいと思います。

◎緑政土木局のホームページについて

(記者)

 緑政土木局がホームページで、今後道路や公園の維持管理をこれまでのようにできない状況にあるので、皆さんできる範囲で除草・清掃等にご協力くださいというホームページでの告知を始めたのですが、これについてご感想をお願いします。

 

(市長)

 今日、夜中に某記者がうちの前におられましたので、その話を聞きまして。

 

 それで、確か名古屋市では、10年間でこういうお金が減って、反対に扶助費ですね。生活保護が大きいですけれど、そっちが増えてきて。全国的な傾向なんですよ、これは。

 

 だで、いっぺん、次の日の朝、(担当者に)来てもらって、何ちゅうことを言っとるんだと。予算が減って、商売で言ったら、売り上げが減ったでちょっと値上げさせてくれというような、とかですね。そんなような話ですわね。その分、創意工夫しないといかんし、何か名古屋だけのように見えるけれど、他の都市のいっぺん比較を出しゃあと。全部、きちっとね。

 

 やっぱり創意工夫もいろいろあるじゃないかということを指示したところです。次の日の朝。まだちょっと資料を持ってきませんので。

 

(記者)

 多分当局としては、値上げというか、お金を下さいというか、できないこともあるので、市長がいつも言われる寄附なのか、市民の参加なのか、ちょっと分かりませんが、市民もできる範囲で協力してくださいという趣旨だと思うのですが、それについてはどうなのですか。

 

(市長)

 公園の維持管理も、戦後、焼け野原から立ち上がっていくところは、やっぱり市が主導でやらないといかなんだと思いますよ。だけど、ここまで来ますと、もっと盛り上げながら、近所の人にいろいろシェアしてもらいながらやっていくという、そういう時代にはなってきとるんですよ。

 

 それは全国的な傾向ですわ。

 

 名古屋はまあまあ、わし、盛んに言いますけれど、割とええと思いますけれどね。きれいなまちになっとると思いますよ。民間の人の、ようお力もいただきながら。

 

 公衆便所をもっときれいにしよまいと言っとるんですけれど、それは書かないといかなんだな。名古屋は公衆トイレの大運動を行っておりますぐらいのことをやるというのは、また公園なんかをきれいにする1つのムーブメントになりますわね。そんなことを今言って、報告を待っとるところですけれど。

 

(記者)

 市民参加の呼び掛け自体は、市長の意にも沿っているということでいいのですか。

 

(市長)

 それは、そういう時代でしょう。本当は、どこか近所の公園で、みんな、夜、バーベキューでもやって、避難訓練でもやるとええんですわ。地元のところで。学校でやるやると言いますけれど、学校が災害になるというのは、実はほとんどないことなんです。この間も言っていましたけれども。

 

 だけど、これもなかなか進んでおりませんね。普通の公園でやるというのも。バーベキューをやると火が飛んできたりとか、そういう話ですわな。結局。やらないといかんと思いますけれどね。

◎保育所運営の企業参入について(その2)

(記者)

 また戻ってしまうのですが、株式会社の、保育園の関係で、名古屋市近郊でも、大府とか、長久手とか、瀬戸とか、もう株式会社の保育園ができているのですが、見に行ったりとか。やはり質の問題を心配されている方もいると思うのですが。

 

(市長)

 誰が心配しとるんですかね、そんなもの。

 

(記者)

 だから、そういう反対されている方とか。質が低下するというのが。

 

(市長)

 わしは公務員の保育園の方が心配しますけれど。いっぺん、それじゃあ、見に行きますわ。

 

(記者)

 分かりました。

◎あおなみ線における蒸気機関車の実験走行に関する調査結果について

(記者)

 SLの調査結果というのは、どういうふうに捉えていらっしゃいますか。

 

(市長)

 これは誤解されてはいけませんけれど、沿線のところでは、いわゆる問題はなかったということで。当たり前なんですけれど。日本中で結構走っていますので、今。

 

 あと、やったのが、一応留め置いて、車庫の中ですわね。留置場と言っていますけれど、それを模した格好で、風下で。

 

 風上で測ったやつはゼロなんですわ。影響が。同じところでも。風下で、それも24時間火をくべてですね。石炭に。そういう状況で測っておりますので。

 

 それで、いろいろ電話しましたら、夜は火を落とし、朝、運転する3時間ぐらい前に(火を)つけてやっているというところもあります。反対に、保火(ほか)というんですけれど、火種を絶やさない程度に燃やしとるというところもありますけれど、そういうところでも集じん器を付けてやっとるところもあるしね。

 

 今のところ、うちが確認したところでは、問題はないですよ。他のところでも。全部。

 

(記者)

 ご公約の定期運行に向けて、そんなに支障になるような問題ではないという捉え方ですか。

 

(市長)

 それはないと思います。ただ、留置場の中へごぼっと入れた場合にね。それは、火を落とさずにやる場合ですね。火を落としとるところもありますから。火を落とさずにやる場合に、いっぺん、本当にその場合の保火というか、火種を絶やさん程度に燃やすというのの程度がまたこれ、どのぐらいなのかとね。

 

 風下で常時6日間も連続して24時間測った数字ですので。これは基準値を上回っとるわけじゃないですよ。他のところと比べたときに、若干高いというだけで。それだけ悪条件でもですよ。

 

 煙ですから、風下で測ればいかんに決まっとるわけです。そんなもの、6日間24時間もたき続けて測ったというならね。誤解されませんように。

 

 他のところがやっとるところも、今のところ、測定していないようですね。いっぺん見に行こうと思っていますけれど、(SLが)都市内を走っとるのは、高崎と新潟と熊本ですわ、今。この3つで、いっぺんその辺のところも見に行って、本当にどういうふうに。

 

 走るところは影響ないですよ。普通、考えたら。これは1秒か何かで通り過ぎていくだけですから。今回も、走るところでは影響がないということですので。かといって、最後、車庫へ入れたときにどうするかという。ちょっと見に行きますけれど、それぞれ皆さん、的確な対応を取られとるようですわ。

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