平成25年7月8日 市長定例記者会見
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おはようございます。7月8日(月曜日)の会見を始めたいと思います。
初めに、「24時間緊急一時保育モデル事業」につきまして、ご報告いたします。
このモデル事業は、核家族化や就労形態の多様化により、いざというときに児童を預ける先がない保護者の方の保育ニーズに応え、子育て支援の充実を図ることを目的に実施するものです。
7月16日(火曜日)午前8時から、瑞穂区の「たんぽぽ保育園」におきましてモデル事業を開始し、突発的な保護者の病気や仕事、急に育児に行き詰まって児童を家庭で保育できなくなったときなどに、緊急かつ一時的に、24時間365日対応で児童を預かります。
7月16日(火曜日)午前8時からです。瑞穂区の「たんぽぽ保育園」というところです。この「たんぽぽ保育園」は、名城線・桜通線の新瑞橋駅から徒歩2分と、交通の便がとても良いところにあります。
対象につきましては、生後6カ月から就学前までの児童さんで、利用料は1時間当たり400円から500円ということです。
利用方法は、利用開始日の1週間前の午前10時から、「たんぽぽ保育園」にて電話で予約を受け付けます。なお、予約開始は明日7月9日(火曜日)午前10時からということです。電話番号は851-3660、851-3660ということです。
「24時間緊急一時保育モデル事業」の詳細につきましては、名古屋市公式ウェブサイト、または「たんぽぽ保育園」さんまでお問い合わせください。
今後とも市民の皆さんの保育ニーズを把握しまして、「子育てしやすい名古屋」の実現のため、引き続き努力を、全力を傾注してまいります。
次に、社会貢献文化促進イベント「ぼらチャリvol.2」の開催についてご報告します。
ボランティア活動や寄附などの社会貢献を促進するためのイベント「ぼらチャリ」を、昨年度に引き続き、今年も開催いたします。
「ぼらチャリ」とは、「ボランティア」と「チャリティ」を略したものでして、イベントやチャリティプログラムへの参加を通じて気軽に社会貢献を体験できるのが、この「ぼらチャリ」のポイントです。
来年1月26日(日曜日)に、市民活動推進センターのあるナディアパークにてNPOやボランティアとの交流イベントを開催する他、NPOへの投票券付きクーポンを使ったNPO支援「チャリティプログラム」を、来年1月14日(火曜日)から3月2日(日曜日)まで行います。
これに伴いまして、「ぼらチャリ」にご参加いただくNPOと協賛店舗の募集を、明日7月9日(火曜日)より開始いたします。
NPOについては、市内を主な活動拠点とする団体が対象で、協賛店舗については、栄を中心に名駅・金山などのエリアで営業するお店が対象となります。詳細につきましては、市民活動推進センターのウェブサイト、または名古屋市社会福祉協議会などで配布しておりますので、募集案内をご覧ください。
名古屋のまちに、寄附とボランティアを両輪とした社会貢献文化を創っていければと思っております。多くの市民、企業の方の参加をお待ちしております。
(当局:今年は2回目になりますが、より多くの方にクーポンを使っていただいて、たくさんの方に楽しんでいただけるイベントにしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。)
はい、ありがとうございます。
次に、「東山動植物園の公式マスコットキャラクターの愛称決定」について、ご報告します。
現在、東山動植物園では東山動植物園ブランド戦略事業を進めており、先般、この事業を進める上でも重要な公式シンボルマーク、ロゴマーク、マスコットキャラクターが決定したことをお伝えしたところです。
このたび、皆さんから募集しておりましたマスコットキャラクターの愛称が決定いたしました。愛称は「ズーボ」ということです。
市民の皆さんから3903通、約1000種類もの愛称をご応募いただきましたが、その中から最もふさわしいと思われる愛称に決定をいたしました。
愛称「ズーボ」は、動植物園の英語であります「ZOO & BOTANICAL GARDENS(ズー・アンド・ボタニカルガーデンズ)」の「ズ」と「ボ」ということらしいです。非常に覚えやすく、「ズーボ」という響きがこのキャラクターの容姿にもぴったりマッチしておりまして、市民の皆さんからもかわいがっていただけるような、とてもいい愛称だと思っております。
なお、7月15日(月曜日)の海の日には、午前10時30分から動物園本園のチェリーガーデンにおきまして、この「ズーボ」の命名式とお披露目会を開催いたします。ここで初めてズーボが皆さんの前に姿を現しますので、ぜひ動植物園にお越しいただきたいと思います。
ということですが、今日出てくるわけじゃないか。15日か。「ズーボ」という方が7月15日にお出ましになるそうですので、お越しください。
「そう言ってちょう」と言わしたけれど、ここ(名札)に付けてあるのがそれ(ズーボのピンバッチ)ですけれど、これもぜひ。
わしは「はち丸」君を結構付けておりますけれど、「はち丸」君も好評で、増作じゃないか、増作でええか、ちょっとようけ作るつもりです。あれはなかなかの。バランスがちょっと。「はち丸」の場合は、ちょんまげが重いものですから、よう逆さまになりますので。ピンの中心をもうちょっと上に置きゃあということで、今度は逆さまにならん「はち丸」君でして。関係ありませんけれど、一応「ズーボ」らしいので、ついでにお話をさせていただきました。
報告は以上ですが、7月13日・14日および20日・21日の土日4日間、栄地区におきまして、「夏コンなごや2013」と銘打ちました、いわゆる「街コン」が大規模に開催されます。
若者の出会いの場の創出、栄のまちの活性化を目的とした民間主催の取り組みでして、昨年度に引き続き開催をされます。
私も、今週7月13日(土曜日)のお昼12時ごろ、受付場所でありますセントラルパーク地下街で参加者を激励するとともに、参加店舗にもお邪魔しまして、若者の出会いを大いに応援したいと思っております。
これは何回か行きましたけれど、圧倒的に女の方が強いのではないかという印象を強く抱いたところでした。非常に男の方が優しいイメージで付き添われておるということでして、大変幸せな日本ではないかという印象を持っております。
こちらの方はこうやって合コンの「街コン」ですけれど、もう1つ、マニフェストに書いてありました名古屋市の職員の合コンにつきましては、何べんも指示をしておりますが、依然実行されておりません。できれば警察とできんかということで。
昨日も某仕事をしておりましたら、「私は名古屋市の職員だけれど」ということで、非常にかわいい方が寄ってござって。「あんた、独身か」と言ったら、「独身だ」と言って。わしが「合コンをやらないといかんで」と言ったら、「ぜひやって」と言って。「警察はどうだ」と言ったら、「警察は素晴らしいわ」と言って。という会話があったことは事実です。
それはそれといたしまして、これも。これは、ここで結婚した人はおるのか。「街コン」。実績は分からんか。結婚、あるいは結婚同類項みたいなやつ。これはちょっとよう分かりません。まだ聞いとらんですか。聞いとらんそうで。
これはどこか、テレビ局じゃなかった?
(当局:テレビ愛知です。)
テレビ愛知。
(記者)
はい。
(市長)
これは、成功率とか何か、そういうのはどうだ。別れたやつとか、いろいろなそういう。
(記者)
確認しておきます。
(市長)
質問するときは、お前さん、「ちゃんと言わないといかん」とよう言うんだでよ。頼むでよ。ということでして、ぜひ。若くても、年寄りでもええんだろう?
(記者)
いいんじゃないでしょうか。
(市長)
そういうことです。こんなチャンスがありますので、またご参加をぜひお願いをしたいと思います。
私からは以上です。
(記者)
職員の不正採用の問題で、最終報告書の取りまとめのメドとかが分かっていましたら、教えていただけますか。
(市長)
(弁護士の調査チームは)いつとはまだ言っておられませんけれど、この間、ちょっと電話で聞きましたら、「みんなで精力的にやっとる」ということで。「早くできんかと思っとるんだけれど」と言っていましたけれどね。それは7月中のイメージですけれど、まだいつだということは確定的に聞いておりません。
(記者)
今日、国の方で原子力規制委員会の方に、新しい原発の規制基準に基づいて、関(西)電(力)だと大飯原発だとか高浜原発ですか、が再稼働の申請をするということです。これについて、これまでずっとお立場は変わらないと思うのですが、今日という日から捉えて、あらためて市長のお考えを。
(市長)
結論から言えば、とんでもないと。国民をなめとると思いますけれど、日本の政治は結局こういうことなんですわね。端的に言えば、経済産業省の役人が先輩の言うことを変えるわけにいかんわけでしょう。原発をやってきたというのを。それは間違っとったんでないかと言うと、出世できんようになるわけですわ。そういうことで、延々と続いていくということで。普通からすれば、大した度胸だなということですね。国民をなめとるということです。
現在、一番問題は、福島で甲状腺がんがどのくらいあるかということでね。通常、100万人に1人だといわれています。子どもさんのですけれどね。福島は1万人に1人という規模で発生しとるんじゃないかということで。それもいろんな説があるものでよう分からんですけれど、僕はもうだいぶ前から、名古屋市の市長室を通じて、早くこのことを名古屋市の医師会にいっぺん確認してくれと。データがありますから。と言っとる状況の中で、今や時代は脱原発から脱被ばくへと言われとるような時代ですわね。
こういうときにしゃあしゃあとやるというんだから、日本国の市民の力と国の力とのバランスが大きく崩れとるなと思いますけれどね。少なくとも、今の甲状腺がんの子どもの問題なんかをきちっと国が報告して、国民の皆さんの被害の状況がこうだと。そういうようなことをしてから少なくともやるのが、国民の皆さんに対する礼儀だと思うんですけれど。いくら何でも。
(記者)
市長が言われている、「しゃあしゃあとやる」だとか「度胸がある」というのは、国に対して言われているのか、あるいは申請をする電力会社に対して言われているのか、どちらでしょうか。
(市長)
あまり電力会社のことをぼろかすに言うと、わしも人生、生きづらくなるもので、電力会社というより、やっぱり経済産業省でしょう。一番中心は。あそこが過去に取ってきた方針を転換できないと。日本の国柄で。
だから、電力会社に「こうやってやれ」と言うだけのことでね。いかにも市民の皆さんの力が、本当はあるんだろうけれど、やっぱり届かんですね。なかなか。残念ですわな。
原因も、だから、あれでしょう、福島の。僕も前から言っとったけれど、何で放射性物質が拡散するんだと。原子炉そのものは爆発しておりませんからね。チェルノブイリと違って。原子炉建屋が水素爆発を起こしとるので、本当だったら放射性物質が、何かいろんなところから出たという話はありますけれど、ボーンといったわけじゃないですから。(原子炉の)下の方がいかんのかね。
だから、ここへきて、また原因がよく分からんという状況なわけでしょう。そんなときに安全が確認されたらというのも、ものすごいおどろおどろしい話で。
だから、名古屋市においても、いろんな。ちょっとやめておきますわ。例え話があれですけれど、やっぱり真相解明というのをきちっとやらないとね。真相解明をやると、過去の失敗というのを出さないといかんようになるんですわ。そういうことをやらずに次のステージへ進んでいくということは、本当に今の日本の「右へ倣え」の構造を非常に表しとるんじゃないですか。
(記者)
今回の(原発再稼働)申請で、規制委員会の審査だとかも当然ある上で、地元の自治体の同意というのもどうも必要なようですが、名古屋市長として、福井の知事だとか市長に「認めないでくれ」というような働き掛けというのはされるのですか。
(市長)
なるほど。地元というのは、現にある市町村ということですか。
(記者)
そういうことだと思います。
(市長)
そういうことですか。それに限定されとるの?だで、その影響を受けるべき(市町村)と。大飯原発だったら、放射性物質が飛散した場合、名古屋市も水道が飲めんようになる可能性があるけれど、その場合は入らんわけ?
(記者)
それは入らないと思います。
(市長)
入らんのですか。福井と。
(記者)
不確かですが。
(市長)
はい。一言ぐらい言いましょうか、やっぱり。依然として、何かよう分からんものね。
昔は万が一ということを言ったものですけれど、今は万が一じゃないですね。(震度6以上の地震による)破壊は七(か所中)が七(か所)ぐらいだったと思います。確か、震度6以上の地震で(破壊を)受けた原発は全部、大体。それはタービン建屋もありますけれど、全部、確か修理に1年ぐらいかかっとる状況になっていますので、万が一じゃないんですね。
地震が起こるのは万が一かどうか分からんですけれど、被災を受けたときに壊れる確率は、万が万なんですよね。今のところ。爆発でこういう状況は1個ですけれど。
名古屋市長は、名古屋市民の皆さんの水道の安全を守るというのが、決定的な仕事でしょう。下水もそうですけれど、それは上水道の。だで、私が言えんのだったら、どこになるんですか。あそこは、大飯(原発の市町村)は。おおい町ですか?なら、おおい町の町長さんに電話をかけますわ。「そういう意向だけれど」と言って。仕事だから、ちゃんと淡々とやらないといかんですよね。こういうことは。大事なことです。
原発がないというのは、実は経済的にものすごいええですから。経済畑の人は、経済畑の人間を代弁してというような言い方で、「原発はある方がええ」という言われ方をするのは、私も零細企業をやってきましたけれど、大変心外ですよ。原発リスクがないというのは、産業立地で企業誘致するときなんて、非常に言いやすいじゃないですか。特に外人はものすごいデリケートでしょう。だから、原発リスクのない中部というか、「名古屋、愛知にどうぞ工場を造ってちょう」と言いたいわね。と思いますが。
電話をかけてか。電話ぐらいだわね、取りあえずね。必ず、おおい町の町長さんにお電話を申し上げます。
(記者)
それは、今日中に電話をしてということですか。
(市長)
はい。今日中にかけましょうか、それじゃあ。
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