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平成23年11月7日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2019年11月8日

報告事項

 

会見動画

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報告内容

 おはようございます。11月7日(月曜日)の会見を始めたいと思います。

 11月は児童虐待防止推進月間でして、この月間に合わせて国・地方自治体・民間が相互に連携して、児童虐待防止を呼び掛けます「オレンジリボンキャンペーン」が全国的に実施されます。私の後ろの会見用ボードもオレンジリボンをデザインしたものとなっております。

 本市では、先月、名東区で14才のお子さんが虐待により亡くなられるという、大変痛ましい事件が起きたばかりですが、この事件については、25日(金曜日)に第1回の検証委員会を開催し、悲劇を繰り返さないための対応策を早急に検討したいと思っております。

 ほぼ毎年、1名ないし2名の方が命を落とされるという大悲劇が繰り返されております。私も、これを根絶したいと。特に、名市大の法医学の先生をやっていた長尾さん。今は広島大学へ行ってみえますけれど、児童虐待の実際法医学上の大変な専門家で、あの人にも、市長になるときに、「もし市長になるんだったら、この児童虐待防止に本当に真剣に取り組んでほしい」ということで。あんまり言ってええかどうか知りませんけれど、法医学上の児童虐待の実態のいろんなものを見せていただいたりしながら取り組んでおります。しかし、誠に残念ながら、現状においては年間850件の通報が続いておりますし、毎年1人、2人のお子さんが命を落とすという大悲劇が防止できないでおるということについては、大変に自分の責任もありますし、重く捉えております。

 児童相談所にも責任があると思いますけれど、警察にも一定の責任はあると思います。だけれど、何かが起きるとすぐ児童相談所がいかんとボロかすに言うだけで終わっていってしまうということについては、非常に危惧を感じとって。同情はされると思うんですけれど。名古屋の皆さんもね。同情されるんだけれど、一人では非常に難しいと。

 今回でも児童相談所と警察が一緒に行っていても見抜けなかったということで。見抜けなかったというのは、いろんな意味がありますけれど、隔離させるべきだということが行動に移せなかったということになりますので。やっぱり、みんなで、何人かの地域の人が集まって講習会なんかやったり、勉強したりして、そういうところに持っていけないかというふうに考えとるわけです。

 その中の一つの仕組みが地域委員会のようなことをやりながら。これは民生委員さんともこの間話をしまして。子ども委員ですわね。専任の方の子ども委員さんがやっていますけれど、大変ありがたいと。参加する人を増やすと。勉強して、非常に難しい問題ですので。地域に、専門家と断言できるかどうか分かりませんけれど、児童相談所の委員さんだけどんだけ増やしても、近所の目が圧倒的にでかいですから。「じゃあ、何ができるんだ」って、地域委員会のヒアリングでも言った人がいますけれど。「ほんなもん市がやりゃいい」っていう、そういうこともあるんですよ。

 だけれど、「市が、市が」言ったら全部公務員になりますよ、極端に言うと、そこまで言わんでもね。「地域が、地域が」と言って、ただ丸投げしてしとるだけでええんですかという議論になりますので、ぜひ、こういう問題を解決するために、誰がどういうことができて、責任がということになるとちょっと重くなっちゃうけれど、何ができて、できないのかということを、市民一人一人にもう一回引き戻して考えていくべき時代が来とるんじゃないのかと。それに挑戦したいということが、今苦しみながらやっとることですけれど、地域委員会も残念ながら足踏みをしとるという状況です。

 また、オレンジリボンキャンペーンの取り組みとしては、子育てに関する相談窓口を記載した「子育て相談カード」を市内の百貨店に設置し、子育てに悩む保護者からの相談を促したり、市内のコンビニエンスストアの協力により、児童虐待が疑われる子どもの早期発見に努めたりするなど、児童虐待の根絶にむけて啓発活動を実施します。

 15日(火曜日)の夕刻には、私も錦三丁目付近で「子育て相談カード」を入れたティッシュを配布し、子育て支援街頭キャンペーンを行います。

 これにつきましては、この間、SKE48がやっている、錦で言うと、大津通りの、錦通りの交差点の角でやりましたけれど、あんなところではいかんいうて。あそこというよりも、ちゃんと風俗店があるとかですね、キャバクラがあるようなところでやらないかんいうことで、今回は場所を変えるということになっておるはずです。

 封筒をぜひご覧いただくと。この封筒そのものを、風俗の店長というか店、それから、あとキャバクラの方や何かに、名古屋は、実は郵送しております。いつごろでしたかね。

(当局:3月から4月にかけて)

 3月から4月に郵送しておりまして、「ぜひ店の女の子にこれを渡してくれ」ということでやっております。こういうことは、もっと言わないかん言っとるんですわ。これは、たぶんやっとるところはないと思いますね、私は。分かりませんが。やっとるところがあったら申し訳ないけれど。

 こういうことにも踏み出しておりまして。僕の期待からしますと、私もまつりを地域でやっておりまして、地域のガキンチョたちがよう来て、みんなで朗らかにやっとる、そういうところはええんですわ。だけれど、都会の中で、一つの、何ちゅうんですかね、都会の孤独みたいなところの、はざまにある子どもたちがたくさんいますので、そういうところで、難しい家庭だからしようがないというふうにせずに、やっぱり一歩踏み出した行動をするということが、僕は大事なんでないかというふうに思っております。

 名古屋市としても風俗店やらそういうところへ郵送なんかもしとって、ぜひ女の子たちが、もし今日来られてテレビで見られたら、ぜひ絶望せんように。どこまでできるか分かりませんけれど、名古屋も一つ、みんなで助けるよと。名古屋の市役所もあったかいところもあるぞと。そこのところを分かっていただければ大変ありがたいということです。

 それからトリノの報告ですね。トリノの報告につきまして、今日の幹部会でも言いましたけれども、たくさんありますので、時間がありませんので、ちょっと走ってやらさせていただきます。

 まず、これはトリノとの話でしたけれども、一番私が今回の話の中でハッと思ったのは、今日、幹部会でも言いましたけれど、今の減税につきまして、「こういうようなことで市長選で明確に市民が選択した政策が実現できないんだ、僕は。これは議会によって、はばまれてとる」ということを話しましたら、トリノの市長が、「なるほど、そういうことじゃあ河村さん、政治ができないね」と。「いや、できません」と言ったんです。で、「どうしたらええですか」と言ったら、「分からない」と。「何でそうなんだ」と聞いたら、「トリノとミラノは両方とも市長選と同時に市会議員選挙がある。ほんで、市長が通ったら60%の市議会議員というのはリストになっとって、そこで選べるんだ」と。という話は、私もかなり、こういう議会のことは何やかんや本も書きましたんで勉強しましたけれど、初めてですね。

 行きました某市会議員さんの団長さんにその話をしたら、「ええっ!」と言って。「それ、本当かね」と言うもんで、「本当だよ」と言って。「『議院内閣制』じゃないね」って言ったら、「『議院内閣制』の逆のパターンで、『市長議会制』」です。市長選での選択って、極めてでかいと。だから、それを実現できるように60%の議会では多数を構成するという仕組みになっているんだということが分かりました。

 これは学者のレポートもほとんどありませんので、何でないのかかえって不思議なようなものですけれど、それほどまでに大事なことは、市長がやりたいという意味ではなくて、市民の政治的選択ですね。選挙における。これは決定的だということです。今の民主主義の中では。主権在民というのは。特に地方はでかいですね。

 そういうことが分かりまして。トリノの市長は、「河村さん、じゃあ、あなたの政治ってできないね」と、はっきり言いましたね。で、「できません」っていうことですよ。それで「どうしたらいいの」と言ったら、「分からない」というのがトリノの市長の答えだということですから。

 今回のこの現象につきましては、河村さんがどうのこうの言われるか分かりませんけれど、やっぱりおかしいですわ、これは。どう考えても。私を首にしてもらわないといかんということですよ、この状況だったら。生殺しみたいなことをしては。

 というよりも、市民の市長選ないしリコール等々の、それから、大震災があった後の県議会議員の選挙でもそうです。14人のうち12人トップ当選したかな。市民の政治的選択というのは実現するんだと。そのために市長があって、議会があるんですよ。そういうもんですよ。ということを感じまして、そういう面では非常に勇気づけられたというのか、さらに、やっぱり市民の皆さんの政治的選択というのをやっぱり実現するために俺はおるんだなあという意志を固くいたしました。というのが一つあって。

 それからもう一つ、イタリアの地方議員さん、ミラノとトリノだけでしたけれども、これはやっぱり日当制ですね。日当制で年収200万か300万ぐらいなんだということで、任期については、市長は2期(1期5年)まで。だから10年。ほんで、議会については任期制がないけれど、ほとんど市長と同時に、同じぐらいで辞める。たぶんそうですね。今みたいな、市長が6割選ぶというか、リストになっとるそうですけれど、その中の上下とか、そういうのをやるために市会議員選挙があるらしいんだけれどね。だから、同じぐらいしかやらないということを言っていました。

 それから、運河で、有名な運河がミラノにありまして、そこをきれいにしとるという話があって。それをぜひ、住宅都市局長が「見てくれ」と言うもんで、見に行きましたら、やっぱり本当にきれいだったです。

 「堀川とえらい違うな」という話ですけれど。そう言ったら、たまたまおったところに、向こうのイタリアーノの、セニョリータが、おばさんのセニョリータがやってきまして、自転車で。向こうが勝手に話しかけたのは、要するに水を抜いとると、やっぱり。あ、止めたのかな。止めたか抜いとるで、年に2回ぐらい川ざらいをやっているという話をしとったわな。

 そういうことだで、名古屋もぜひ。これは今堀川の課題ですので、ぜひきれいになって、江戸時代や明治まで泳いどったというんですから。昔の日置橋の扇子の絵がありますけれど、あれに戻らんかなと僕も思っています。いったんちょっと(水を)止めるなり川抜きして、市民の分かりやすいところで、何をやっとるのかね。今もしゅんせつしていまして周りの土手が崩れるということなんだけれど、水を止めんと分かれへんですわね、これは市民からすると。そういうのは、大市民参加でいっぺん浄化をやってみるということが重要なんじゃないかなと思いました、あれを見まして。ということです。

 それから、これは事前に記者会見でも言ってきましたけれど、議会の訪問について非常に市民の皆さんの目が厳しいと。海外に行くことについて。それと同じように市長もやっぱり厳しくあって当然だということで。こっちからも行きますけれど、ぜひ。よう考えてみたら向こうに来てもらえせんでということで、ぜひトリノの市長に、「せっかく姉妹都市をやっとるんだで来てください」と言いましたら、2回ぐらい「必ず行きますから」と、来年ね。そういうような話がありました。

 それから、植樹祭がありまして、それから、小学校を訪問しまして、校長先生と意見交換をしまして。校長になるのには、3,000人だったかな。

(当局:7,000)

 7,000人受けて、300人が校長試験に受かる。で、受かるとそれだけのことで校長になりますと。先輩にごまをすったり、某団体に入ったりとか、そういうことは一切必要ありませんということで、その校長さんも非常に若くして、なかなか格好いいセニョリータでしたけれど、校長先生をやられておるということでした。

 あとは言っとったのは、その校長さんの友達が、日本か名古屋か忘れましたけれど、行っとった人が言っていたけれども、日本でか名古屋かの「子どもに対する教育はイタリアより厳しいよ、断然厳しかった」と言っとったということでして。まあちょっとかどうか、子どもさんたち、ガキンチョの皆さんが伸び伸びとやれるようにという感じは強く持ちましたね、私は。

 それから、姉妹都市提携5周年記念祝賀会に出席ですけれど、歴史的建造物の保存活用、トリノ市内っていうのは、やっぱり名古屋なんかと対比して見ますと、もう圧倒的で、うらやましいというか。やっぱりトリノの中心街も第二次大戦で、一時ナチスドイツと組んでおりましたので、連合軍から空爆を受けたと。その前に降伏しまして。イタリアは第二次大戦が終わるときには連合国側の、戦勝国になっていますけれど。空爆を受けたけれども、ほとんど壊れていないですよね。そのまま残っていると。どのぐらいですかね、1キロ四方以上残っとるんじゃないかな。ちょっと平方キロは分かりませんけれど、そのまま、ほぼ200年から400年ぐらい前の建物が圧倒的に残っとるということでして、大変うらやましいと。

 一方、名古屋の場合は、名古屋城の天守閣も3カ月前に空襲を受けて爆撃されておりますしな。消えていますし。熱田神宮も1日空襲が早かったら草薙の剣は無くなっとったんですね。防空壕に避難する、次の日だったと言っていましたけれど。そこまでやっぱり、名古屋というか、徹底的に破壊し尽くされたという「まち」から立ち上がった、私の力では一切ありません。これは僕らのおやじやおふくろの世代の努力というのは、「ものすごかったなあ」というふうには感じるというか。「そこのことは理解してください」ということはイタリアの方に申し上げました。

 ということで、あと印象的なのは、フィアット、あの工場は今は使っていませんけれど、どえらい大きい工場ですけれど、全部昔の工場、がたいを残したままです。これは有名な再開発らしいんですけれど、残したまま、あとホテルだとか、ショッピングモールにずっと使っていくと。

 それから、鉄道の修理工場も、すごい昔のですけれど、それもがたいは全部残したまま、中身はイタリア150年祭の展示場。これはまたなかなか、さすがイタリアで、デザインの町だということで、展示をしとるということでして。

 それから、(トリノの)まちの、名古屋でいうと、広小路伏見の交差点のど真ん中ぐらい(の場所)に、SLが展示してあるということですね。SLと新しい電車と2台展示してありました。

 そういう状況で、私も、だで、今日も(幹部会で)言いましたけれど、あおなみ線にSLを走らせて世界の鉄道の聖地にすると。「はよ、やりゃあと」いうことなんですね。俺は、テレビなんかようやっとるじゃないですか、夜中に、「世界の街角」、SLのどうのこうのいうことで。

 ほんだで、あおなみ線に「お客は少ないで」って、いつまで言っとんだと、ほんなことをと。僕は商売をやってきましたから思うんだけれど、商売でお客さんを増やすより、絶対行政の方がやりやすいですよ。すぐ儲けんでもいいですし。起債が何十年かどうか知りませんけれども。

 だから、そういうことでやっぱり、「もっとお客さんに喜んでもらう『まち』」という話では、非常に名古屋は工業化がそのまま引き続いて、不況ではありますけれど、続いておりますけれど、イタリアのトリノはやっぱりフィアットがあって、大工業都市だったんですね。日本の工業化の前の時代から。自動車なんかはあちらの方がそれは当然さらに早いですけれど。それがだんだんアメリカにやられ。

 非常にシンプルだったのは、自動車博物館がありますけれど、日本の車は1台も置いてありませんもんね。アメリカモデルT型フォードというんですけれど、T型フォードが置いてありましたけれど、日本の車は1台も置いていないということで、「どういう気持ちがあるかなあ」という、若干おもんぱかりました。そういう工業都市がやっぱり、日本なんかに残念ながら抜かれながら、「まち」をどうやって回復していくかということで、やっぱり古い文化とか歴史的建造物を大事にしながら、そういう観光都市にしようという明確な意志を持って動いているということでした。

 名古屋は工業化がまだ続いておりますけれども、工業化というか、工業都市は。だけれど、そこらはうらやましいなあと思いましたね。反面、「第二次大戦の破壊というのはものすごいなあ」と、あそこへ行くと。いうことを感じました。

 それから、「からくり人形展」もやっていまして、玉屋庄兵衛(たまやしょうべい)さんの9代目がちょうどお越しになっておりまして、そこで申し上げましたのは、これは何べんも言っておりますけれど、日本の今、工業を支えておるのは中部地区、名古屋地区でして、大体年間5兆円の貿易黒字を名古屋は稼いでおります。

 そういう、なぜ日本で、具体的に言いましたけど、例えばトヨタでも、トヨタ自動車は、その前には豊田自動織機と、あれは木だったんですね、やっぱり木工だから。その木工技術がこの地域で発展してきたと。それはなぜかと。

 だから、それは木曽のヒノキを非常に大事にして、その木工技術、その一つのシンボルが、この「からくり人形」であり、「山車(だし)祭り」であり、それが豊田の自動織機なんかにつながっていったということで。玉屋庄兵衛さんがおりましたので、「ああ、この人は日本工業の父だ」と。「日本の産業の父だといえるぐらいの人なんだ」と。「このルーツはここにある。木曽のヒノキにあり、木工技術は名古屋地区にあるんだ」と。そんなようなことを申し上げてきました。

 それから、今の話につながりますけれど、言っとったのは、イタリア150年祭の展示の中でありましたけれど、やっぱり向こうも、ものすごい内戦ですね。戦争に次ぐ戦争で。一番近くは第二次大戦ということで。ムッソリーニの話もありますし。

 ということもありますけれど、日本はえらい平和な国だという印象を持っていますけれど、「それは違うよ」と。応仁の乱から始まって、一番最後に終わったのは関ヶ原じゃなくて、大坂夏の陣ですけれど、「それまでほぼ200年にわたって日本というのはものすごい内戦を繰り返してきた国なんだ」ということも、ちょっと申し上げてきました。

 その武将の聖地が名古屋だということで、武将隊については、なかなかやっぱり人気がありますね。だで、何とか名古屋でも。今度新曲を出すそうですので、前回の「百花繚乱(ひゃっかりょうらん)」。あれにつきましては、私も若干、吹き込みに協力しましたやけれど、「なかなか声がしっかり聞こえとらん。いかんがね」ということがありまして、あれが、ちょっと、いまひとつだいうことがありまして、売れ行きが。もっと売れないかん。ぜひ買ってほしいんですけれど、今度また新曲を出すそうですので、ぜひ皆さんに協力をいただきたいと。

 私はぜひ紅白ないしマイケル・ジャクソンみたいにならんかというふうに期待をしとるという話でしたけれど、いずれにしましても、武将隊はみんなで写真を撮ったりして、やっぱり“サムライ”というのは世界語になっとるぐらい、共通語だと言ってもええと思います。

 それからもう一つ、市長と約束した中で、「姉妹都市交流もええけど何か実になるものをやりましょうや」という話をしとったら、もう40年トリノに住んでおられる、自動車関係のデザインについて非常に専門家で、その人と、トリノの人と話しとったとこは、やっぱりイタリアのデザインちゅうのは、行くと分かりますけれど、意外といろんなところに、ちょっと便所なんかでも「おっ」という感じがするようなもんでして。「ぜひデザインの学生の交流みたいなものをもっと進めましょうや」ということで。

 今、名市大から2人、トリノ工科大学に行っとるようで、旅費なんかを名市大がサポートしているようですけれど、もうちょっと拡大しまして。副市長からどんだけお許しをいただけるか分かりませんけれど、気は心ぐらいになるかどうか分からんけれど、ぜひ大学にとどまらず、専門学校もたくさんありますので、デザインの、名古屋でデザインを学んだ専門学校の学生の皆さん、それから大学の皆さんなんかが、トリノ、ミラノ、ああいう世界の最先端のデザインに触れることができるように、早速そういうようなチームというか、やっていこうということで。これはトリノの市長は大変に喜んでいましたよ。「非常にええことだ」ということで。

 これは、市民経済局長が、一応こちら側の担当になりまして。かといって役所に言ってきますと100年かかるか分かりませんので、ちょうど、おくむら文洋市会議員さんが、もう何十年か、これは姉妹都市のだいぶ前からトリノへ行って交流されているようで、彼がちょうどおりましたので、「あんたが中心になって引っ張っていってくれ、このプロジェクトを」と。

 学生の、できれば交換ですけれど、一方通行じゃなくて。そう難しいことは言わんと、向こうの方だってなかなか来るのは大変だと思いますので。円高もありますから。ぜひ名古屋でデザインを学ぶ人には一つのグッドニュースとして、皆さんにプレゼントしたいというふうに思っております。

 それから、あとフィンランドのヘルシンキにおきまして、フィンエアー、フィンランド航空の社長さんとお話しまして、「ぜひ毎日運行を継続してほしい」ということを頼みまして、非常にいい雰囲気だったんです。確かに、あれはどこで言っとったのかなあ、風評被害でもないけれど、原発のことについては意外とやっぱりデリケートに考えとる人が多いということは言っていましたね、やっぱり。だけどそれは、「そうでもないんだ」ということは分かっとるというようなことは言っていましたけれど。

 こちらからも、僕も必ず行くと、こういうエアポートセールスで、あると行くんですけれども、だけど、そんなの頼んどるだけでは何にもならんわけで。商売だって頼むときには、いいものを安く売らないかんですよ、必ず。カタログなり、仕様書を持って行って。うちの商品を買っていただくと。安いし、性能、品質はいいですよと。「このエアラインの、毎日飛ばしてもらうんで、それだけ観光客がおりますから」と。「(観光客を)増やしますから」ということを言わないかんということで。

 例えばですけれど、老人会の皆さんなんか。現実にフィンランド航空、ヘルシンキって多かったですよね、非常に年寄りの方が。日本語でアナウンスしておりますんで。皆さん、安心して行っていただくといいと思います。名古屋でも、これはどこまでできるかっちゅう問題はありますけれど、「老人会の皆さんなんかに、こういうフィンランドのええところなんかを宣伝してもええですよ」ということを言いましたら、「ぜひお願いします」ということで、こういうのにも取り組んでいきたいというふうに思っております。

 また報告書は作りますけれど、1週間の旅行についてはそういうことでしたので、大切な皆さんの、市民の皆さんの税金を使わさせていただいて行ってまいりましたけれど、それだけのことは。ただ視察してやるだけだったら、そんなもんコンピューター見ればいいんですわ、今、はっきり言って。だから、それだけでないものは、やっぱり作ってきたんではないかというふうに思っております。

 それから、東日本大震災の被災地支援ついて、ご報告を申し上げます。

 皆さんご承知のように、3月11日直後でしたけれど、ぜひ何らかの、お金も含めて、東北の皆さんへという声がありましたもんですから。これは議会も含めてありましたもんですから。市民の皆さんが中心にね。で、岩手、宮城、福島、3県に1億円ずつをプレゼントしたいということで、知事に直接電話をしましたところ、「自動車がいい」ということで、自動車を96台だと思いますけれど、すでに贈呈いたしまして。私も陸前高田へ行ったときに走っていました。駐車場におりまして、泥まみれになっていましたけれど。ドアのところにステッカーが貼ってありまして、「応援します!!岩手・東北のみなさま 名古屋市民より」というのが貼ってありまして。なかなかあれを見ると、「いいもんだなあ」ということで、本来は減税分でしたので、名古屋市民の皆さんの車だと思っていただければいいんですが、それが今、東北の街々を、山々を駆け巡っておるということで、このたび、あと2台、岩手県から要請がありました、高規格救急車の用意が整いましたので、明日8日(火曜日)に名古屋市公館での出発式を行いまして、岩手県にお届けすることになりました。

 2台の救急車は陸前高田市と宮古地区でお使いになると聞いております。先ほど言いましたように、この車につきましては、みんなドアのところにステッカーが貼ってあります。これは「応援します!!岩手・東北のみなさま 名古屋市民より」と書いてありますので。「名古屋市」と書いてありません。「名古屋市民」と書いてあります。これは皆さんに本来戻されるべき減税のお金を使わせていただいたということですので、ぜひ東北へ行かれましたら、それを見ていただいて、よかったなと。皆さんの気持ちが届いているということを感じていただくということと、東北の皆さんがそれを見ますので、必ず喜んでいただけると思います。

 それから、私がちょうどヨーロッパ、イタリアに行っておりましたので出れませんでしたけれど、10月31日(月曜日)の指定都市市長会議におきまして、こうした名古屋が陸前高田をミニ市役所みたいなものをつくって、「丸ごと支援」をするという取り組みが大変評価されておりまして、こういう支援先と支援元でペアになるという、「対口支援(たいこうしえん)」を基本として積極的に支援に当たることが決議されたということです。

 これもいろいろなものがあります。端的に言うと、本当は減税がこれに絶対やらせないかんのですけれど、一番最初になったのは年金の調査ですよね。実際に、手紙ばっかり社会保険庁から出して、訳の分からん分厚い手紙を出して、延々と調査を続けていたのが、名古屋方式によって直接名古屋のデータと、電話をかけたり訪問して確認するということで、「分からん人が絶対分からんということが分かりました」ということやら、ようけ分かりましたので、あれであの問題は終わりました。長妻(ながつま)元厚生労働大臣に聞いていただければいいのですけれど。名古屋モデルが全国に波及して、消えた年金問題は終わったというのは、いわゆる「解決策としては終わった」ということですね。絶対分からない人はどうしても出てくるけれど。それが1つ。

 それからもう1つでかかったのは、子どもさん等へのワクチンですね。このワクチン接種については、6種でしたか。水疱瘡(みずぼうそう)、おたふくかぜ、ヒブワクチン、子宮頚がん、それから肺炎球菌、それから小児肺炎球菌。それにつきまして、(ヒブワクチン、子宮頸がん、小児肺炎球菌は無料、また水疱瘡、おたふくかぜ、肺炎球菌については)非課税世帯はタダ、課税世帯は半額という、小児科のドクターに聞いてもらえば分かりますけれど、日本初めての政策を展開しまして、それが国が、「これはいいことだ」ということで取り入れました。これは無料になりました。名古屋モデルです。だけれど、水疱瘡とおたふくかぜについては名古屋だけです。それから肺炎球菌も名古屋だけでして、名古屋の予防医学は、断然、断言しますけれど日本一です。

 こういう名古屋モデルが全国に広がっていく、その一環としまして、今回のような1対1でミニ市役所みたいなものをつくって、責任を持って、長期にわたって復興にあたると。こういう援助の仕方が広がっていくというのが、大変に僕はいいと思います。

 ことになって、この間の指定都市市長会議において、対口支援と。全指定都市が支援先と支援元でペアになる対口支援、対口の「こう」は「口」というんですけれど、を基本として積極的に支援に当たることが決議されたということで、名古屋もええことできたんではないかと思っております。

 そして、こうした支援業務を陸前高田市で実際に行ってきた派遣職員からの報告会を、11日(金曜日)に行いますので、ぜひ皆さんにもお越しいただきたいと。5月の派遣当初から陸前高田市の業務に従事した職員を中心に報告していただく予定です。彼らの経験を本市の災害対策などに生かしていきたいと考えております。

 これも、ぜひ現場の皆さんの意見をやっぱり聞くということで、本来は幹部会で月にいっぺんぐらいは来ていただいて。皆さん、今、これから寒くなってきますし、いろんな言いたいことがあると思うんですね。これだけ30人からの人が行っていますと。だから、そういう課題をどんどん幹部の前でしゃべってもらうと。幹部がそれを聞くというのが、こういう社会においては非常に重要なのではないかと。

 ちょっとテーマは違いますけれど、アイゼンハワーがノルマンディーの前に、明日死ぬ兵士の前で、みんなの肩を叩いて励ましたでしょう。そういうものがやっぱり非常に現場を鼓舞するということでして。

 今度はそういう話がありますので、ぜひ皆さんにもお越しいただきたいということで。もっと何べんか陸前高田へ行っておられる職員の皆さんの意見は聞いて、いろんな改良をしていきたいと。また、将来の名古屋市の防災にも十分プラスになるように生かしていきたいと思っておりますので、市民の皆さんのご理解をお願いしたいと思います。

 これで震災から半年以上がたちましたけれど、被災地の復興はまだまだ道半ばまでもいかない、本当に、入り口に立った、ぐらいはいっとるのかな。ということですけれど、ぜひ企業の皆さんとも一緒になりまして進めていきたいということです。

 この間、僕が非常に感じたのはやっぱり陸前高田の中学生が来て、本当に涙を流して喜んで帰っていってくれたということも一つあります。職業探検が非常にみんな喜んだみたいなんですね。やっぱり陸前高田の場合は、一番有名なのは高級カキの養殖と、それからキクラゲか。ああいうものが非常に盛んなんだけれど、彼らにとってすれば、一応と言っては何ですけれど、名古屋も大都会でして、ホテルで勤務したり、それから自衛隊に行ってみたり、消防に行ってみたり、動物園なり水族館で餌付けをしてみたりというのは、非常に喜んでくれたようです。

 そういうような、支援ということよりも、お互いに交流って言うんですかね。補い合うと言うんですか。第一次産業に当然、非常に力があります陸前高田市と、第三次産業と言うと何ですけれど、そういうような都市型の産業を持っております名古屋市と、何かそういう面で、本当の意味でのつながりができると、両方にとってプラスになるのではないかなということで、力強く、この陸前高田市、また陸前高田市ではないのですけれど、仙台なんかも今度始めますけれど、やっていきますので、市民の皆さんもご理解をお願いしたいと思います。

 それから、報告は以上ですが、最後に「図書館フェスティバル」についてご報告します。

 図書館の魅力を知っていただくため、子どもから大人まで幅広い年代を対象に、今週末、11月12日(土曜日)と13日(日曜日)に鶴舞中央図書館で「図書館フェスティバル」を開催いたします。

 親子で楽しんでいただける「おはなし会」や工作教室、名古屋の古地図の展示のほか、12日(土曜日)には名古屋市在住の歴史小説作家の奥山景布子(おくやま きょうこ)さんと私の対談など、盛りだくさんの内容となっております。

 この機会に、図書館・読書の魅力を満喫していただきたいと思います。

 図書館については、もっと楽しくできるんじゃないかということで。本当はマスコミの皆さんにも協力してほしいんですけれど、特にテレビ局の皆さんに、いっぺんアーカイブ(保存記録)みたいなやつですね。NHKのアーカイブスが確か埼玉にできたと思いますけれど、ああいう昔のテレビの番組の放映なんかを鶴舞図書館に行ったら見えるよとか。ああいうの、できんかしらんと思っておりますので。ぜひ。テレビだけ言うと。新聞はありますけれどね。縮刷版なんかで。昔のがありますけれど。

 そんなことで、みんな図書館に、もっと若い子なんかでも、楽しんで行けるようなふうにしたいなと思っておりますんで、ぜひ。特にテレビ局の皆さん、ちょっと相談してってもらえんきゃあも。ということをお願いしたいと思います。

 私からは以上でございます。

質疑応答

◎国家公務員給与引き下げに伴う名古屋市への影響について

(記者)
 今、国が国家公務員給与を7,8%改定する特例法の制定を目指しているようですが、その中で、国がやるなら地方でもやるべきだとか、地方は地方で決めるべきだとか、いろんな組み合わせについて議論がされていると思うんですけれど、名古屋市について市長の考えをお願いします。

(市長)
 それにつきましては、私は聖域がありませんので、かといって現実問題といたしまして、皆さんご承知のように、名古屋市だけというと分かりませんけれど、既に総人件費の1割カットを実現したところです。それで、190億円を捻出し、減税財源になっている。(1割カット分すべて)そのままではありません。人事委員会勧告部分は違います。別個にしてあります。ということでやりました。

 あまり言うといかんですけれど、当局のプリントによりますと、「その中でも人件費というのは、本来は最後に削減するものと考えておりまして、その中でも特に給与は一番最後という配慮が必要であります」ということが書いてあります。私もあまりぼろかすに市の職員さんのお母ちゃんにめちゃくちゃ頭を叩かれてもいけないもので。ただし、聖域にはしません。しませんけれど、すでに名古屋市は1割、皆さん一肌脱いだと。「減税のためだで、やってちょう」ということで、脱いだということは実際です。

 後で質問が出てくると思いますけれど、県民として言います。市長として内政干渉だといわれるといけませんので。県民として言いますなら、「徹底した行革はやっていただきたい」と。県の方にもね。ということは、県民として申し上げたいと思っております。

 国が決めて地方にというのは、それが公務員の流れの一つとすれば、当然だと思いますよ。人事委員会勧告なんか、県は上げたじゃないですか。僕の認識からすれば、何なのかなと思いましたね。名古屋市は0.0何%でしたか、ということなんだけれど、民間の実態からすれば、とてもそんなものではないと私は思いますけれどね。

 これは何故かと言うとね、GDPは若干成長しているんですけれど、民間はものすごい競争ですから。競争になってくると、どうしても人件費を削るんです。だから、まだまだ僕は給料の相当な官民格差は厳然としてあるという、僕は認識です。

◎レゴランド進出への感想

(記者)
 レゴランドについてなんですが、最終候補予定地に名古屋市が選ばれたと思います。改めてご感想をお願いします。

(市長)
 私も思ったより口が堅くて、僕から言ったことは一切ありませんけれど、1年ぐらいになりますかね。相当長期にわたって話はしておりまして。僕は大変喜んでおります。

 イタリア村の不幸がありましたし、私もイタリア村に何回も行きました。あそこへ行くと、わし、いつも感じるんだわ。名港管理組合の税金の建造物だけピッカピカになって、民間で納税者の方の建物がああいう現状でね。裁判も起きていますけれど。悲劇を見た経営者はいくらでもいると思いますよ。

 だから、正直言いますと、その恐怖がありますので、金城ふ頭の開発について若干慎重にという声もあったんです。

 だけど、私は、あそこについては、レゴランドが選定していったぐらいですから、相当の可能性はあると思います。まだ若干、調整事項は残っておりますけれど、何とかスタートラインには確実に着けたのではないかなということで、大いに期待しているということです。

 ぜひ、名古屋駅にはリニアも来ますし、リニア、新幹線、SLと、この3つがセットになった駅は、リニアは地下ですから見えませんけれど、新幹線の横をSLが走って行くということで、鉄道博物館もありますし、“世界の鉄道の聖地”ということです。あおなみ線に乗っていただいて、レゴランドにもお越しいただくということで。将来はセントレアにも。もともと、あおなみ線の駅というのは、海岸線から若干セットバックしてあるんですよね。何でだと言うと、そのまま地下にもぐってセントレアに行けるということもできるように作ってあるそうでして。

 そういうことも含めて、“世界の鉄道の聖地”になるということを期待しておりますし、レゴランドは東京ディズニーランドとはちょっと規模が違いますけれど、世界の非常に大きなテーマパークの形態というか事業体ですので、必ず成功して、名古屋市民の皆さんに、また世界中の皆さんに喜んでいただけるんじゃないかなというふうに、大いに期待しております。スタートラインに着いたところですけれど、引き続き、できるだけの努力をし、骨は折れるものなら、どんなことでも骨を折りたいと。頭を下げることなら、どれだけでも頭を下げてでも交渉したいと思っています。

◎県民税減税の見送りについて(その1)

(記者)
 大村知事は、来年度の県民税10%減税の見送りを公表しましたけれども、これについて改めてご感想をお願いします。

(市長)
 これにつきましては、それは残念ですね。何回か(出張先の)トリノから電話をしました。しかし、彼との友情は変わらないと。僕も63歳の男ですから、ここまで仲良くやってきたものですから、これからもやっていきたいと思いますけれど。まあ、大村さんの心をおもんばかって言えば、相当苦しかったんでないかと。

 どこまで言っていいか分かりませんけれど、これは大事なことですから言いますと、その前日でしたけれどね、僕の方から一度電話をかけたことがありまして、それは報道を見ていると、県民税減税が期限のない格好で出てくると聞いたので、「冗談じゃないぜ、あんなもん、いかんで」って言ったら、「そんなことは絶対にない、絶対やる」というような発言はありました。そうしたら、すぐにまた電話がありまして、「そんだけれど、大村さん、初め減税やるんだよ」という話だったですよ。それは何だったのか言ったら、自動車の重量税と取得税を、廃止していくということでした。

 私の第1期のマニフェストを見てもらえば分かるけれど、市民税1割減税というのは、枠で捉えれば、例えば、子育て減税とかもあります。それはどうやってやるか言ったら、子育て中の子どもさんのいる家庭に減税していくんだけれど、その家庭だけ減税していって、金が余った場合は、補助の方に進化するというやり方ですね。それから、勤労者減税とかね。働いている人だけ減税していって、それで税金が無くなった場合は、さらに補助するとか。

 そういうのは、いろんなものがあるから、自動車減税という一つのカテゴリーとしては、それは理解できるわねって。

 愛知県の場合は特に産業という、特にそれも自動車を中心にしてやっていくというのは、「それは分かるよ」と言いました。「それは分かるよ」ということなんだけれど、県民税10%減税、市民税10%減税につきましては、総務大臣の許可が要ります。建設地方債を起こすのに許可が要ります。建設地方債なしでは、現実的に市政はやれません。従って、減税に許可が要るというのと同じことになるんです。

 それは、全額行財政改革でやらないといけないので、「それはやらないかんがや。人件費をちゃんとやらないかんじゃないか」と、大村知事に言ったんです。それと、「外郭団体もやらなあかんぜ」と。だけど、そこのところは、「議会の方もあり、大変苦しい」ということでした。「否決されても出すべきじゃないのか」と、そこまで私は言いました。だけど、「なかなか、そこがなあ」ということで、「分かってほしい」ということでしたけれど、僕は、これはやっぱり約束だから。

 今回、最大の問題点は、市民の皆さんの選択です。例えば市長選。名古屋の場合は署名運動、リコールまでやっています。それから、その後の名古屋市会議員選挙。それから、震災が起こった後の県会議員選挙。これでも、名古屋市で減税日本は14名立てて、13名だったかな。11名はトップ当選ですから。震災の後ですよ。

 そこで皆さんは、県民税、市民税一体の10%減税いうのは、少なくとも明確な公約として出して、ジャーナリズムの皆さんも、それを本当にきちっと報道してくれて、それがやっぱり市民の皆さんの選択の決定的なものになったと思いますよ。これがもし、選択になっていないという議論、全員分からないという議論になったら、毎回1個ずつ、選挙というのは住民投票をやって決しないといけません。

 選挙の公約はこういうことなんで、公約の全部、100あったら100全部実現しなきゃならないっていうことじゃありません。皆さん分かっているように。しかし、一丁目一番地の決定的な政策を市民の皆さんが選択したけれども、それが実現できないということをどう評価するかですね。根本的に僕はそこがあると思いますね。どうしたらいいんだろうかと。

 こんな場所で言っていいかどうか知らんけれど、皆さん、県民税1割、納税を拒否する権利が出てきたんじゃないかと。そのぐらいの問題だと思いますよ。市民税をもし否決されてもです。市民の選択ってそれほど重いんじゃないかと思うんですけれど。いかがでしょうか。

 そのくらいの話ですわ。政治不信になるのは当たり前ですよ。皆さん、政治不信とか書きますけれど、何を信じればいいんですか、有権者とすれば。政治の何を信じるんですか、一体。市長選での一丁目一番地って。これは大村さんだけに言ってるんじゃない、名古屋市の問題も同じです。これは大村さんだけに言っとるんじゃない。大村さんの悲しみを代弁しとるんです。

 そして、先ほどのトリノの市長の話にもう一度戻りますけれど、トリノ市においてそういう話をしたら、トリノ市長はどう言ったかいったら、「河村さん、それではあなたの政治は実現できないね」と。「やれないね」と。はっきり言いましたよ。で、「どうしたらいいんですか」「私は分からない」と。「私の市では、市長が通ると市長派が60%の議員を占めることに、システムとしてなっているんだ」と。

 これは市長がじゃないです。市民の政治的選択が実現される。それをこの間も言いましたけれど、憲法の前文に書いてあるんです。主権は国民に存すると。それって、そういうことじゃないのですか。だから、僕は今、名古屋と愛知の政治は、日本の民主主義において大変なところに差し掛かっとると思いますね。

 ついでに参考に言いますと、山口県の防府市の松浦市長さんというのは、現職3期をやった4期目の方で、保守系の方ですけれど、この方が、いわゆる報酬半減、ここまでやってきたけれど、それが必要だいうことを主張しています。3期やった人ですよ。そして、定数半減と言ったけれど、議会から否決されたということで、住民投票と言ったってできないし、市長を辞職するかというようなことで、非常な疑問の中、苦悶をされております。これはどうしたらいいんだと。現職で3期やった人ですよ。安部晋三さんか、晋太郎さんか、今はどっちだったかな。安部元首相の、大幹部の方ですけれど。だから、至るところで、こういう政治では、市長、知事さんの屍だらけになりますね。

 政治不信というのは、どう解決していいか分かりません。政治不信が当たり前ですよ、はっきり言いまして。という日本の民主主義の悲劇が見えるという感じがしますね。それについて、トリノの市長選の制度について僕は知らなかったです。某、行きました団長さんもびっくりしておりました。「へえ」と言って。「本当、それ」と言って。市長さんが6割の議員を名簿、リストによってですけれど、占めることができるという制度です。市長選での市民の選択は実現されるということです。

◎海外出張について

(記者)
 市長、今回出張でそういったものを見てこられて、それを市長として今後いろんな自治体の人とかに呼び掛けて、そういったものを実現していこうとしているのか、ここでの愚痴なのか、どちらですか。

(市長)
 愚痴と言えば愚痴です。正直に言いますと。どうにもなれへんじゃないですか。だけれど、山口県の防府市には行きましたし。国には盛んに言っていますよ、仲間の民主党の議員がいるから。言っていますし、やろうとしていますよ、必死になって。行動も起こしています。

 だから、一番いいのは、フランスでは国会議員の半分は市長ですから、国会議員をフランスみたいにすることです。兼業にすると、一度に変わると思いますよ。給料は1個しかもらえません。イタリアもそうじゃないかと思うんです。実はアメリカもそうなんです。アメリカは立候補はできるんです、失業しなくても。全州かどうかは知りませんけれど。そういう制度になっているんですね。いろんな人がもっと政治に参加できるようにというふうになってこればいいのですが。

 まあ、愚痴ではありません。撤回いたします。挑戦を続けます。

◎中日ドラゴンズについて

(記者)
 ちょっと話が変わってしまいますが、ドラゴンズがクライマックスシリーズに勝ちまして、日本シリーズに臨みますが、どんな期待を。

(市長)
 名古屋に帰ってきて、この大村さんの県民税の話がありましたので、「まあー」と思っとりましたところに、ただ一つの心の救いみたいなもんでね。私の住んでいる古出来町のすぐ近所の球場で、ぜひ、切符を手配してもらえるとありがたいなと思いました。そういうのはいけません。そういう特権はいけません。それはいけませんけれど、嬉しいことでして。

 うちでは本当にね、ファンの人でもそう、中日が支配しておりますので。親からずっと三代にわたって洗脳されておりますんで。選択はないわけだね、中日のファンていうのは。そういう立場からすると、ずっと巨人に負け続けていまして。大変に嬉しいですわね、素直に。

 昭和40、50年ごろですか、優勝したとき。あのときは、大洋とのダブルヘッダーでしたが、中日球場に私は行っておりまして、1塁側の内野席にいましたが、グラウンドに飛び降りました。皆さん降りましたね、あのときは。そして、星野監督の帽子かグローブが取れんかしらと思ってやりましたけれど、大変な混乱の中で、なかなか手が届かなくて、できませんでした。そういう思い出があります。誰かが、「おい、みんなスタンド上がらないかんぞ」と言って、スタンドへ上がったら、隣で60歳ぐらいのおじさんがね、おいおい泣いているんです。それで、みんなで肩を組んで、何の歌を歌ったか、「燃えよドラゴンズ!」ってあったんかね、あのとき。あったでしょうかね。その歳に私もなりましたけれど。

 そういう名古屋の人間にとってすれば、かなりベーシックな、基本的な喜びを与えていただいて。落合さんにおかれましては、これが最後になるということなんでね。なんかもったいないかな。東急ホテルでこの間会いましたら、奥さんもおみえになりまして。「市長も大変だね」って言っていました。本当はもっとやってもらってもよかったのに、何があったかは分からんですけれど。しかし、落合さんにはやっぱり、サンキューベリーマッチということでしょう。ということです。

◎11月補正予算案について

(記者)
 今朝の新聞紙面で、11月の補正予算案で、緊急水害対策に12億円を盛り込むという情報も出ていますが、これは。

(市長)
 これは守山区の説明会を2回やりましたけれど、そこで市民の皆さんと明確に約束しているんでね。あれを受けてからでないと。やっぱり皆さんのご要望を受けまして、それは確実に実現していくということをやると。それからもうちょっとありますけれどね。災害対策でできるところは、きちんと緊急にやることはやるということです。

 あのときに具体的に項目が出ましたから。あの守山の市民集会で。内水を汲み出すポンプだとかね、サイレンだとか、それから若干の水を、遊水地みたいなものですかね。ああいうものの整備だとか具体的に出まして。やっぱり災害は、何と言っても最優先ですので、とにかく何をおいても実現させていただくということです。

(記者)
 12億というのも、市の中ではギリギリの上限ですか。

(市長)
 取りあえずのところはね。だからまだ国と一緒にやるのはたくさんあるんですよ。庄内川の堤防は、すぐやりかけましたけれど。あれももっと報道してもらわないかんですけれどね。ものすごい早かったんですよ。あんまり「私が、私が」と言いたくないですけれど、ちょうど松原仁さんという、テレビによく出てきますけれど、あの人が国土交通省の副大臣をやってみえて、あの人と私、どえらい仲よくて、何回応援に行ったか分からんですけれど。特に八丈島へは。

 ということで松原さんに言いましたら、本当は、次の出水期までに、6月までにはやると言っていたんだけれど、すぐ始まりましたね。

 あの堤防、これも言っていいかどうか分かりませんが、庄内川からちょっと市の方に食い込んだ方も工事をお願いしとってですね。正直に言わないかんですけれど、どこかで僕、言ったからいいと思いますけれど、あそこの庄内川は、春日井の方が1,5メートルから2メートル高いんですよ。だから、「そんなことでええのか」といって。だから庄内川河川事務所が工事をやろういうことで発注までして、すぐやる直前にこうなってしまったということなんですけれど、そういうことについても、これは国の方の一級河川ですので、やっていますので、今回の予算に入っていませんけれど、もう直ちにやっております。

◎県民税減税の見送りについて(その2)

(記者)
 先ほどの質問にちょっと関連してなのですが、大村さんの方の県民税見送りという判断が、11月審議会の市長の主張にどういった影響を与えるとお考えですか。

(市長)
 私は、必ずプラスになると思っております。はっきり差が分かりましたから、これで。なぜできるか、できないのかと。それは、減税に向けての行革をしたか、しないかの違いです。行革は常にやっていますので、あると思いますけれど、減税に向けて名古屋市は総人件費1割カット。ここに幹部の方がたくさんいますが、みんな口にしゃべらんですけれど、みんな給料減らしているんです。ここにおる人は幹部ばっかりですから、1割以上ですよ、みんな。

 それから外郭団体でも大改革をやっております。ここら辺の方は、みんな就職不安になっとるんじゃないかと思います。外郭団体は仮に半分になりましたけれど、半分になったって、競争です。仕事が取れないと、外郭団体をやれなくなってしまいます。そういう改革をやった名古屋市と、あんまり言うと内政干渉だと言うといかんので、県民として言いますが、一人の愛知県民として、愛知県にはもっと必死に行革をやってほしい。それで、ぜひ減税をやってほしい。

 どう見たって、減税をやりたくないとしか見えないですよ。そりゃあ減税ってやりたくないんですよ、はっきり言うと。役所にとって一番嫌なのは減税ですから。そうでしょう。だから僕も市役所の皆さんに面目が立ちません。何で市役所だけ1割下げるんだとなるでしょう。何で外郭団体、こんなズタズタにやるんだと、なってしまいます。

 だから、それをやった名古屋市の今度の市民税1割減税は、それは当たり前だけれど、総務大臣が言っているじゃないですか。許可するって。そういうことですよ。

(記者)
 市議会の議員さんとかは、県の方で減税できないと判断したんだから、市役所もそうなのではないかというふうに主張してくると思うのですが、それに対してはどうお答えされるんですか。

(市長)
 そんなものは全然違うと。それは大村さんも言ったでしょう、記者会見で。「それは言う」と言っていましたから。電話で。愛知県との違いは、196億ですか。行財政改革によって作ったところ。人件費、それから外郭団体、その他にもあります。財源表がちゃんと付いております。見れば分かる、全部。

 そことは違うんだということで。景気対策にも非常に減税は有効ですけれども、総務大臣の許可によるいわゆる行革減税ですね。別個の政策なんですよ。それについては、行革をやったら実現するということで、必ず景気対策になりますよ。景気対策、景気対策と言いますけれど、皆さん、誤解されると困るのは、国は法律を変えれば何でもできます。赤字国債か何かでどんどんやれます。パイを大きくすることもできます。けれど、自治体はそれが縛られておりますので。

 だから、今回の行革減税ですね。行革によって役所にたまっていたお金を民間に、266億円ですと、年度をまたいだ分を民間にその分移すことは、間違いなく景気対策になりますよ。

 これでGDPが10年継続した場合の推計ですけれど、(経済効果は)0,3%でしたか。そうすると600億から700億ぐらい。これは10年継続したことが前提ですけれど、これはUFJの試算です。名古屋市は1年減税をやっているから、目に見えないですけれど、GDPは上がっているんですよ。

(記者)
 そうすると、議員さんの、そういう、「県が駄目だったんだから」という攻勢に対しては、どう答えていかれるんですか。

(市長)
 真逆ですよと。県は行革をできないと。そういうね。行革でしかできない減税ですから。だからできないと。名古屋市は行革をしたからやると。総務大臣もそのように認めているということじゃないですか。

(記者)
 では、11月の議会でも、これまでの主張を、市長としては変わらず。

(市長)
 当たり前ですよ、そんなもの。論理的より、市民の選択じゃないですか。ジャーナリズムもそっちから書いてほしいですよ、本当に。減税政策といって、めちゃくちゃやっているんじゃないですよ。知らない人がたくさんいるんです。ジャーナリスト、コメンテーター、学者でも。

 国がやる、赤字国債でやれる減税と全く違うんです。全額行革で、総務大臣の許可がいるんです。これを市民が選択したんです。それをやらないかんじゃないですか。政治って、そのために選挙ってあるんじゃないの。何回も言いますけれど。それでやればいいんです。それで予算を組めば。そのために予算がどうのこうの言いますけれど、それは関係ないんですよ。226億は、行革をやって別個に手当てしとるんでね。あとの不景気の分は日本中そうだって、今回で反対に分かったじゃないですか。県ができないと言っとるけれど。本当は違うんですよ。行革をやればいいんだから。

 愛知県は収支見通しは出とらんのでしょう。名古屋市の財政は、なぜこれほどまでに忠実になるのか分かりません。どこも出さないじゃないですか、収支見通し。これは名古屋市が不足分が300億とか400億とか言っていますけれど、毎年そうなんであって、県なんか出したら、何千億いっとるか分かりません。勝手なこと言えませんけれど。

 そうだとしたら、日本中の自治体って、維持できないじゃないですか。どこか倒産して、市長なり知事が辞職して、みんな本当にどこかに働きに行っとるというところ、あるんですか、そういうところ。市会議員さんが全部辞めて、どっかに働きに行っとるというところ。あるんですか。1個もないでしょう。

 だからそういう仕組みになっているんですよ、全額上納システムですから。愛知県も上納額、すごいと思いますよ。愛知県はちょっと僕知らないけれど。名古屋市は何回も言いますけれど、国税1兆6,000億払って、もらっているのは1,000億。県民税、5,000億払って、もらっているのは500億です。名古屋市民の皆さんは自信を持ってもらわないかんですよ。名古屋市民は5,000億、市民税と固定資産税で自分のところで使っていますけれど、あと国税と、それから県に対する税金を足すと2兆円ですよ。市で使っとる5,000億の4倍のお金を上納しとるんです。そのお金が、自衛隊に行ったり、それから沖縄の人やら北海道の人やら、みんなで均衡ある国土の発展のために努力、使っていただいておるわけです。それがはっきりしたんじゃないですか。

 それは全て織り込み済みなんじゃないの、選挙って。そういうもんじゃないの。事を荒立てるわけじゃないけれど。

 なぜ2回も選挙やって、リコールまでやって、震災の後に市会議員選挙あって、第一党になってですよ。過半数ないだけで、民意って封殺できるの。県会議員の選挙もあって。震災の後ですよ。本当にできるのかな。ちょっと聞きたいですよ、ジャーナリズムの意見を。できるんですか。これだけの民意をやらせないということは。できるんですか。もしできると言うんだったら、もう政治不信というのを書くのやめてもらいたい、皆さんには。

 政治不信になるの当たり前ですよ、そんなこと。何を信じたらいいんですか、市民は。

◎待機児童対策について

(記者)
 全国ワースト1の待機児童対策についてあらためてお尋ねしたいのですが、今日、午後から教育子どもの委員会があるのですが、そこでその対策の話も出るとは思うのですが、市長が前からおっしゃっていた画期的な対策というのは、どういったことなのでしょうか。

(市長)
 それは、ありとあらゆることをやるということですけれど、今回のトリノのことでもう1つ。まずトリノの小学校を見に行ったんだけれど、運動場ってほとんどないのですよ。それで、そこの校長に聞いたら、「いや、これでもものすごい大きい方ですよ」ということと言っていました。

 それで私が盛んに言っているのは、名古屋には小中高で400校あるんです。そこに膨大な運動場があるじゃないですか。それで、私が中学校だったとき、小学校だったときを思い出すけれど、プレハブ教室で、教室だって、旭丘小学校で、講堂をついたてで4つに分けて、そこで授業をやっていましたよ。何で今やらないんですか。

 今いる中学生、小学生だけでいいの。今度小学生、中学生になる子たちは育てなくていいんですか。状況は同じじゃないですか。

 ですので、小学校、中学校、高校、400校あるうちの100校ね。100校ですよ。4分の1でも。学童保育の皆さんは、プレハブでみんな狭いところで、頑張ってやっているじゃないですか。わしもよく行きますけれど。ああいうのでもつくって、みんな来ていただければ、いっぺんに解決しますよ。100校で15人で1,500人ですよ。

 今、待機児童、1,275人でしょう、確か。またやると増えてきますけれど、それにしたって10年ぐらい経つとピークアウトしますので、かえってそういったところの方がいいんです。経営体は、保育園の人にやってもらえばいいじゃないですか。何でできんのかね。何回も頼んでおるけれど。何でできないのか。

 これは、いわゆる児童虐待防止にも、当然つながります。民生委員の方と3人ぐらいのおばちゃんたちと話をしたときに、「河村さん、それってものすごいいいよ」といって。何故かというと、「今、保育園行っている、働いとるお母ちゃんでも、遠くまで車で送って行っとる人がたくさんいるんだわ」。「近所の小学校、中学校だったら、ものすごい助かるので、すごい良いよ」。「私たちも手伝いに行ってあげるがね、子育てに。」といって。

 そして、「家庭保育室といって、マンションの一室だったら、恐ろして行けれえせん。小学校、中学校だったらみんな行っとるし、それから中学校だと、家庭科の生徒なんかおって、子育ての実習にもなるし、めちゃくちゃいいよ」言っていましたよ。運動場は広いし。兄弟が行っとる可能性がありますから。

 まあこれは分かりませんけれど、いわゆる縦割りというやつで、わしは議員にも頼んどります。一緒にこれを主張してくれといって。権威がないのか何か分からんけれど、実現できせんもん。本当に。情けないです。何回言ったか分からりません、この話は。

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