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平成23年10月4日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2019年10月31日

報告事項

  • 台風第15号に関する国への要望結果及び「ご説明とご意見を伺う会」について
  • 陸前高田市への支援関係について
  • 「子ども安心予防対策検討会」のとりまとめ結果について

会見動画

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報告事項

 10月4日(火曜日)の会見を行いたいと思います。

 

 初めに、台風第15号によります災害についてです。

 

 先週、30日(金曜日)に上京しまして、台風第15号による災害に関する緊急要請を、松原仁国土交通副大臣に対して行いました。

 

 松原副大臣からは「下志段味地区の堤防を高くする工事をできる限り前倒しする」ということでして、早速、その日の夜には、「工事を平成24年の出水期までに完成させることを目指して実施する」ということを、中部地方整備局とともに発表させていただいたところです。

 

 また、同じく30日(金曜日)には、被害が大きかった守山区で、今すぐ対応が必要な税の減免制度やごみ処理、消毒などの支援制度について、説明会を開催いたしました。出席いただいた市民の皆さんから多数の相談をいただきましたので、まずはその対応を優先させていきたいと考えております。

 

 なお、先週この席でお話しいたしました、今回の豪雨災害についてのご説明とご意見を伺う会についてですが、まずは、避難指示を行った北区と守山区での開催を考えております。

 

 開催時期については、地域の方と話す中で、しっかりとした検証と今後の対策をまとめた上で開催してほしいとのご要望もありました。できる限り多くの皆さまにご参加いただけますように、日程調整を進めているところですので、具体的な開催日の方は、あらためてご案内をさせていただきます。

 

 本日は、報告が2点あります。

 

 先週、9月27日(火曜日)から29日(木曜日)にかけて、市民の皆さん、企業の皆さんからの温かいご支援・ご協力により、「陸前高田市の子ども達を名古屋市へ招待するプロジェクト」の第2弾として、陸前高田市の気仙(けせん)中学校の皆さんを名古屋に招待することができました。

 

 今回は、施設見学に加え、学校からの強い希望で就労体験を行程に組み入れまして、8カ所の施設のご協力で実現いたしました。

 

 ホテルや航空機工場など、どこの施設も、陸前高田では体験できない大都市ならではのプログラムを用意していただいたようで、仕事の厳しさと楽しさの両面を教えてもらったと伺っております。力を貸していただいた企業の皆さんに、心からお礼を申し上げたいと思います。

 

 (就労体験でご協力いただいた)安藤七宝店さんで、七宝に何を書いたという話で、ある女の子に質問しましたら、なかなか恥ずかしそうに答えないものですから、「言やあ、言やあ」と言ったら、大好きな男の子の名前を書いたということでした。

 

 いつもそういうことを私が言っとりますので、「そんなこと、言やあすな」と言って。「何を言っとる」と。もう中学校ぐらいになるとそういうような気も出てきまして、非常に喜んで、ええ思い出を作って帰っていっていただいたかなと、そんなふうに思います。

 

 今回お越しいただいた気仙中学校の皆さんの笑顔と元気な様子を見ると、この子どもたちなら必ずや陸前高田市を復興することができると、あらためて確信いたしました。

 

 何回も言っとりますけれど、わしはもう62歳になりまして、だんだん八事(斎場)が近づいてまいりましたので、バトンタッチをこういう陸前高田の中学生なんかにしていかないかんと。ぜひ立派な人になってほしいという気持ちに尽きます。

 

 今後も、12月にかけまして、3校の中学校の皆さんを名古屋にご招待いたします。市民の皆さん、企業の皆さんのご協力に、重ねて感謝いたします。

 

 これは本当に、市民の皆さんの全額寄附によって実現できたということですので、あらためて、金額の多寡ではありませんが、そのおかげですので、深く感謝を申し上げます。

 

 また、今月の「名古屋まつり」に合わせまして、陸前高田市の戸羽市長さんと伊藤議長さんが名古屋にお越しになります。特に15日には、本市の“丸ごと支援”に対し、陸前高田市を代表して、名古屋の市会の議場におきまして、226万名古屋市民に対して演説をされると伺っております。

 

 市の関係者以外の人が議場であいさつするのは初めてのことだそうで、当日は傍聴もできますし、インターネット中継も実施されますので、市民の皆さんにぜひお聞きいただければと思います。詳しくは、本市のホームページに載っておりますので、見ていただきたいと思います。

 

 市の関係者以外の人が議場であいさつするのは初めてだということですけれど、こういう場合なんかは、国会ですと、大統領なんかが来ますし、話もします。それもそうですけれど、ぜひ市民の殿堂だから、市民の皆さん本人がしゃべらないかんので、例の3分間スピーチも早く本会議でやれるようにせないかんです。

 

 市民の殿堂だということなら、市民本人が出てきてしゃべれないのはどういうことだと、私も深く疑問を感じておりまして、早く議会の皆さんがそういうふうにしていただくと、ありがたいなということです。

 

 これは確か、僕、マニフェストに書いておりましたけれど、ほとんど結構実現されておりますけれど、これはまだされておりませんね。

 

 行政支援から始まりました陸前高田市の支援が、市民ぐるみ、企業ぐるみまで発展してまいりました。これからも全力で支えていきたいと思っております。

 

 次に、児童虐待の防止についてご報告申し上げます。

 

 これは前から、親のネグレクト、ないし暴行とか、そういうことで子どもさんが命を落とす、ないしいろんな被害を被るということは、多分最大の不幸の1つだろうと思いますので、何とか名古屋から撲滅できないかと。ゼロにできないかということで、ずっと取り組みをしとりますけれど、非常に残念ながら、毎年大体1人ぐらいのお子さんが重大な事故に遭われるということです。

 

 特に、今年6月、中区内で6カ月の女の子が亡くなるという事例がありました。この事例は、日常的にひどい虐待があったというようなケースではなかったというようでして、これまでのリスクの捉え方では防ぎ切れなかったと思われます。

 

 そこで、こういった事例についての課題や対策について、子ども青少年局と中区で検討を行いました。今日は中区長が同席しておりますので、区長より、その検討結果の概要を説明していただきます。区長さん、どうぞ。では、名乗っていただきまして。

 

(中区長:中区長の河合です。よろしくお願いいたします。今年6月の事件を受けまして、これまで、子ども青少年局と中区役所で「子ども安心予防対策検討会」を立ち上げまして、検討しまいりました。その検討内容の概要につきましては、皆さまのお手元にあります資料のとおりです。

 

 従来、児童虐待についての取り組みは、虐待の「防止」という観点から実施されてきたものが多かったわけですけれども、今回の検討会では「予防」に着眼し、児童虐待の発生要因の減少について検討を行ったところです。その結果、5つの課題に整理し、それぞれの課題に対する対応策をまとめました。

 

 この検討を踏まえまして、中区としては、今後特に、「予防活動へのボランティア等の利用促進」「妊娠期からの支援」「効果的な広報の方法」を中心に取り組んでまいりたいと考えているところです。

 

 それでは、中区がモデル事業として、今後重点的に取り組んでまいります主な事項について、ご報告させていただきます。

 

 第1に、今年度後半から、子ども青少年局が民生委員・児童委員・ボランティアなどを対象として全市的に実施する研修を受講し、子育て世帯の支援者として養成されたボランティアの方々に、地域の見守り支援者「なごやすくすくボランティア」(仮称)として実際の事業の場で活躍いただくよう、検討を進めてまいります。

 

 具体的には、これまで、生後3カ月から6カ月の第1子を対象に主任児童委員等が子育て情報をお届けする「赤ちゃん訪問事業」を、第2子にも拡充していく中で、サポートしていただけないか。また、妊娠期からの支援として、初めて妊娠・出産を迎える妊婦さん宅を訪問して出産・育児についての情報をお届けしたり、気軽にお話ができる「相談役」として活躍していただけないか、などを考えているところです。

 

 第2に、妊娠期の親支援のさらなる充実を図るという取り組みです。今までも、妊娠期の支援といたしましては、保健所が子育てに不安がある妊婦を対象に家庭訪問を行っているところですけれども、今後、医療機関との連携強化を図りつつ、さらに対象者を拡大し、よりきめ細かな支援の充実を図ってまいりたいと考えております。

 

 第3に、子育て相談窓口のより効果的な周知についてです。既に子ども青少年局では、ドラッグストアなど約4,200店舗に子育て相談窓口を周知するカードの配布をお願いしてきているところですが、中区としましても、いざというときにすぐ手元に置いて相談できるように、例えば子ども医療証のカバーや、冷蔵庫に貼れるマグネットシートに子育て相談窓口を印刷してお渡しするなど、より効果的な周知に努めてまいりたいと考えております。

 

 また、栄の繁華街などにおきまして、子育て相談窓口を周知する街頭キャンペーンを実施できるよう、準備を進めているところです。

 

 以上、検討会の報告と、中区の今後の取り組みについてご報告させていただきました。よろしくお願い申し上げます。)

 

 ありがとうございます。

 

 ということでして、何とかゼロまで持っていきたいということで、この「なごやすくすくボランティア」(仮称)というものは。あとでまたご質問は設けますが、研修なんかもやります。

 

 ちょっとあちらの方はお金が出ておりますけれど、外部の方が学校の先生を務める「キャリア・マイスター」。ちょっと何か大げさな英語の名前が付いとりますけれど、ああいうような格好で。「キャリア・マイスター」は16区に270人の応募がありましたので、ぜひ、今日テレビを見ておられる方やらジャーナリズムの方もご協力をお願いします。

 

 今のままいきますと、民生委員さん、それから主任児童委員さんに非常に過重な負担が掛かっていって、なかなか手が回らないということにもなりますので、若干講習なんかもやりながら、資格を作るかどうかということは今はまだですけれど、多くの人に参加していただいて、幸せな子どものワーワー騒ぐやつは大変にええですけれど、やっぱり子どもの悲鳴にとにかく耳を傾けようと。何かできることはないかかと。

 

 1人だけだと大変です。児童虐待でも、不登校でも、それからいじめでも、大変なんです。だけど、何人かでやりますので、ぜひご安心いただいて、ぜひ申し込みをいただきたいと思います。

 

 それから、広報で今、カードは皆さんのところへ行っとるかね。行っとると思いますがね、この小さいカード。ビラも重要ですけど、あんまり政治のことを言っちゃあれですけれど、政治活動でもよくあるんですけれど、名刺大のものを配布するというのは、かえって皆さん持っとってもらえるものですから、大変効果がありまして、そのカードをいろんなところで配布しております。

 

 いよいよ名古屋市も一歩踏み出しまして、この間、風俗店、キャバクラ等に郵送いたしました。ぜひ女の子たちにこれを配ってくれということで、これを見ておられる働くお母さんがもしおみえになりましたら、ぜひ絶望しないように。どこまでできるか分からんと言っては何ですけれど、名古屋市役所も全力を挙げて皆さんをサポート、応援しますので、そこに書いてあります電話番号のところにお電話をいただければ、本当にありがたいということです。

 

 そういうお店にみんな郵送したり、東区は虐待事例があったマンションに全戸配布しております。これは、そういうことで、直接働くお母さんが絶望しないように、少しでも希望を持って生きれるように、困ったときに、ぜひ電話してくださいという名古屋市の取り組みで、多分、日本で初めてでないかと。確認はしておりませんけれど、そう思います。こんなことで、ぜひ皆さんで。

 

 地域委員会もそうですけれど、地域委員会でそれじゃあ児童虐待なりが全部なくなるのか、そんなものではありません。しかし、皆さんが、たくさんの人が参加してくれることによって、本当にすごいカウンセラーができて、ケースワーカーができて、解決する場合もあるか分かりませんが、少なくとも気付きといいますか、見守りといいますか、そういうものが地域の中に広がっていくということは、こういった都会の孤独みたいなものから、人々を元気づける大きな力になると思いますので、ひとつ全力で取り組みたいと、こんなことです。

 

質疑応答

◎減税条例をめぐる住民投票条例について(その1)

(記者)

 減税条例をめぐります住民投票の提出に関しまして、あらためて現在のお考えをお聞かせいただけますでしょうか。

 

(市長)

 減税につきましては、もう2年以上にもなりますかね。第1回の市長選挙のときから、そして前回のときも。3つとも、三大公約とも一丁目一番地なんですけれど、その中の、一丁目一番地のさらに一号みたいなものですけれど、市民税10%減税は強く掲げております。

 

 僕から言わせていただければ、前回の2月6日の選挙のときに、いわゆる対立候補の方は「減税はやらない」と言いましてね、はっきり。この方は自民党・民主党推薦だったんですわね。それで、私は「やる」ということで、市民の皆さんからトリプルスコア以上の差をもって信任いただいたというのか、「やれ」と命令をいただいたということなんで、これをやらなかったら立っていられないですね。

 

 立っていられないということですので、それこそ本当にありとあらゆる手段を講じまして、減税は実現させるという決意を強く申し上げたということでして。タイミングについてはいろいろありましたけれど、12月8日が11月議会の最後ということになりますが、まだ今やっとりますので何とも言えませんけれど、来年4月から実現するということになると、12月8日の時点で実現するという条例が通っていなければ、できません。

 

 ですから、本当に、できなかった場合どうするかという。これはなかなか、非常に重いというか、私にとりましては、何のためにここにおるんだという根本的な存在そのものを問われる問題ですので、そういう場合は、やはり。

 

 これで2年間、やるか、やらないか。いったんは「やる」と言って1年だけになって、またやらんようになったとか繰り返しておりますので、最終的には、衆議院なら解散ですね。衆議院は解散です。これは民意を問うということですので、それに準ずる、リコールもあったわけですけれど、非常に残念ながら議会では過半数はなかったと。

 

 第一党としてご信任はいただいたんですけれど、減税日本は、相当の数が離れましたけれど、過半数で議決されますので、たったそのひと事をもって否決されるということはどういうことなのか、私もよく分からないです。そういうときは、最後の最後はやっぱり、衆議院における解散と同じように、住民の皆さんで決していただくということで。

 

 もし否決されたらですよ。否決されなければ、可決されればやりません。お金もかかりますし、そもそも私からすれば、2回の市長選、それからリコール、それから市会議員選挙で、市民の皆さまの民意というか、減税をやってくれというのははっきり示されたと思いますので、通れば当然やる必要はありません。そういう決意を申し上げたということです。

 

◎中央防災会議の専門調査会の最終報告を受けた課題と対策について

(記者)

 続きまして、先月28日(水曜日)に中央防災会議の専門委員会の最終報告が出されたのですが、それを受けまして、地震・津波対策における名古屋市の課題と対策について、あらためてお聞かせ願いたいと思います。

 

(市長)

 28日にありまして、報告も受けました。これは、中央防災会議の、長い名前ですけれど「東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会」という中に、名古屋の名古屋市地震対策専門委員会のメンバーが3名参画いただいておりますので、大体大きなフレームとすると、名古屋で検討しておるとおりですけれど、被災地支援、それから防災計画の総点検、津波避難ビル、携帯電話による緊急通報というようなことがありまして、着実にというか、なるべく早く取り組んでいこうということです。

 

 その中で、ちょっと特色がありますのは、国のにも出ておりますけれど、古文書の分析というのがあります。当然ですけれど、自然の災害ですから、これが非常に重要だということで、今もう名古屋市の専門委員会のスケジュールに入ってやっとるようですけれど、僕からも、名古屋市に学芸員さんとか、司書さんとか、たくさんいるので、ぜひ相当いろんな古文書を解き明かしていただいて。

 

 お寺なんかもいいと言われておりますね。お寺に残っている文書。南の方の津波とか、台風の浸水ばかりではなくて、名古屋は東部丘陵もありますので、そういうところで地崩れがあったとか、それから、ちょっとした池なら池の土手が崩れたとか、そういうことも含めて発掘するように、強く指示がしてあるところです。

 

 いずれにしましても、名古屋は伊勢湾台風を経験しておりますので、ひとりの犠牲者も出さないという強い決意で臨んでおるところです。

 

◎減税条例をめぐる住民投票条例について(その2)

(記者)

 今、市長からありました住民投票の件ですが、否決されたらということなのですが、これは11月定例議会で否決された時点で住民投票の条例案を提出されるという認識でよろしいでしょうか。

 

(市長)

 否決された場合、抗議かといっても、本当に否決されたらえらいことですよ。いずれにしろ、否決された場合は大変なことでしょう。今議会で、もし。そんなことは、わしはあり得ないと思います。

 

 特に、あんまり言ってはいかんけれど、民主党さんにおきましては、何回も言いますけれど、民主党政権の原口大臣、それから片山大臣の両大臣によって、いわゆる地方税の減税というのは非常に限定的な制度なんです。国の減税というのは簡単にできるんです。法律を作れば、全部赤字国債でもできるんです。国は、(地方の場合は)全額行政改革でやらなければならないと、そのために建設地方債の起債について総務大臣の許可を要するとなっていまして、民主党が許可しとるんですね、はっきり。何回も申し上げますけれど。

 

 ということもありますし、前回、自民党さんにもご賛成をいただいております。ということですので。

 

(記者)

 否決というのは、この9月の定例議会、それとも11月の定例議会ですか。

 

(市長)

 9月でも、もし否決されたら大変なことですよ、これは。

 

(記者)

 市長はよく「継続審議はイコール否決だ」という言い方をしていますが、継続審議でも、それは。

 

(市長)

 まだやっておりますので、最終日に可決されることを願っとるとしか、議会がやっておる場合は言えません。そういうものですから、議会中というのは。そのように全力投球しておりますので。

 

 あんまり何回も言ってもしようがないけれど、減税の財源というのは別にありまして、196億円、ほぼ200億円。なぜ名古屋だけできるかといいますと、それはその分だけ別個に改革をしているからなんです。中心は公務員の総人件費1割カット、それから外郭団体の大改革等によりまして、その分は別なんですよ。

 

 あと、円高、それからこの大震災による税収減とか、生活保護なり扶助費が増えるというのは日本中のことでありまして、それはそれで日本中の自治体が努力している。しかし、その場合は、努力せずにそのままとは申しませんけれど、努力して、しかるべき地方交付税なり、臨財債なり、減収補てん債なり、それからマクロで足らなんだ場合は折半ルールということで、半分は国、半分は地方のいわゆる臨財債ですか、それで補てんするというものです。

 

 それは法律の定めになっておりまして、だからといって何でもいいということじゃないですが。努力せないかんですけれど。

 

(記者)

 一方、昨日、財政福祉委員会において22年度の決算について質疑があったのですが、その中で、22年度、当然経済的な問題もあったのでしょうが、企業の数が減って、納税者の人数も減っているというデータが当局から示されたのですが、それについて、減税を行った年なのですけれども。

 

(市長)

 それは、減税してなかったらもっと減ったんじゃないですか。何を言っとるんですか、一体。

 

 行革による減税ですから、経済効果がないということはあり得ないです。要するに、GDPで言うと名古屋市は14兆円ですけれども、その中の、役所の中にあったお金を、これはあまり、無駄と言っては皆さん怒るか分かりませんが、役人はね。人件費1割カットやら行革、その中のすさまじいものはやっぱり随意契約を競争化していったということですよ。

 

 それで226億円、役所の部分からお金を抜いて民間に移しとるわけです。これは既に実現されましたわね、1年度、226億円。法人は70億円です。それは、景気対策にならんわけがないです。

 

 もしそれを否決するなら、社会主義ですよ、それは。やっぱり政府が使うより民間がお金を使った方がいいというのは、これは自由主義のまず基本的な考え方なんでね。だけど、1年限りですので、なかなかそれは。

 

 僕の知っとるところで、移ってきたところがありますよ、1社。1年限りかと言って怒っていましたけれど。住民税が下がるんだったら、わし、名古屋へ会社をつくるわと言って。だけど、恒久減税でないから、それだけの大きなインパクトンがないですわね、まだ。残念だけど。

 

 だから、大きく寄附へ、その226億円のね。これも何回も言っていますけれど、小学校が265ありますから、それを割りますと小学校学区ごとに8,000万円になる。ものすごいお金なんです。学区ごとに8,000万円の市民税を、市民の皆さんは払わんでもええようになったんです、1年間。現実に、もうなりました。

その一部、1割でも寄附していただければ、学区ごとに800万円ということになります。

 

 これは自由に使えますから、そういうお金を使って、先ほど言いました児童虐待防止だとか、不登校だとか、お年寄りの孤立死だとか、それから身近な防災ね。これは、相当きめ細かくやらんと。裏山が崩れるか分からんとか、今回、庄内川の際でありましたけれど、樋門(ひもん)という門を閉じると内水があふれて浸水することがあるよ、あなたのうちはと、具体的に。

 

 そういうことまでやろうと思ったら、そういうような減税した一部を寄附に回すとか、そういう仕組みを作っていかんと、なかなかいかんと思います。文化活動もそうです。

 

 そういうことで、減税が効果がないなんて、誰が言ったんですか、そんなこと。考えられないですよ。納税者が減ったのだったら、減税をやらなかったときのことを証明してくださいよ。減税やらなかったときのことを。そうでしょう。世の中ってそういう相対的なものですから。考えられないですね、これは。考えられん。ということでして、ここで怒っとってもしようがないですけれど、とにかく実現しないといかんですね。

 

 何回も言いますけれど、これは国策です。私が言っているのではない。日本国が、平成12年に、共産党以外の自民・公明・民主3党賛成しまして、日本中、住民税が同じはおかしいじゃないかと。もっと自治体が競争したらどうだということでね。僕が言っている話です。市民税が安いから商売を名古屋でやってちょうと。そういうことをやってくださいという趣旨で、平成18年適用で、国が法律を作ったんです。自民党、公明党、民主党が、それに賛成しました。

 

 それをやったのは名古屋ただ1つということなんです。総務省に電話をかけて聞かれるといいですよ。私が言っていますように、「全額行革でやっとられます」と、ちゃんと言いますから。だから許可状が出ていますので、それを続けていって。

 

 新聞社が価格競争をしとるかどうか、私はあまりよく分かりませんけれども、やっぱり民間においてはすさまじい価格競争で、競争するのが大変ですけれど、それでこの非常な不景気の中でも、本当に庶民の生活は苦しいけれど、何とか生きていけるようになっとるわけですね。そういうことを役所の方もやろうじゃないかというのが、この減税の、国の方針なんです。

 

 国の方針ですよ。それに忠実に。私は、藤前干潟埋め立て反対から、反政府活動ばかりやっていますけれど、これは本当に国の方針に従う活動ですから。私、住基ネットでめちゃめちゃけんかしましたけれど、たまにいいことをやるんですよ、総務省も。その第一歩だったんですね。

 

 もっと財政の自立に進んでいくと思いますけれど、その第一歩としては、非常に重要な一歩を総務省は踏み出している。それに名古屋が従って努力しているということです。

 

◎名古屋版おかげ横丁について

(記者)

 先日から話が出ています「名古屋版おかげ横丁」ですが、課題となります既存施設の移転先について、何か進捗していることがあればお聞かせいただきたいのと、市長が目標とされる完成時期について、何かめどがあったら、それもお聞かせ願います。

 

(市長)

 施設につきましては、東海農政局と水資源開発公団、まずこの二つがありまして、大体それなりに交渉しておりますけれど、ちょっとこれは控えさせていただきたいんですけれど、まあまあ交渉しておりますし、農林水産大臣、ならびに副大臣、前回、前々回かな、直接電話をしておりまして、「良い替わるところがあったらええよ」ということは、直接話を伺っております。

 

 それから、もう1つ、ホームレスの施設がありますので、ここにおきましては私本人が伺いまして、非常に丁重に、市民の皆さん、世界中の人が名古屋城へ来て、みんな楽しんでいく施設ですから、ぜひご理解賜りたいということを、私が直接行ってお願いするつもりです。

 

(記者)

 完成の時期は。

 

(市長)

 完成の時期は、早い方がいいに決まっとるもんで、分かりませんけれど、「来年度ぐらいから着工ぐらいできんか」ぐらいの気持ちでおります。気持ちはね。

 

 名古屋城の前の駐車場がバス27台だという話らしいんだけれど、近所も入れて、常時、名古屋城にはバスが50台ぐらいは来とるというふうで、観光客ばかりでなしに、現に名古屋の皆さんにとって、名古屋城へ行って一杯飲んでこまいと、面白いぞとなるようにしたいです。

 

 7,000坪ありますから。伊勢のおかげ横丁が2,300坪だったはずです。だから、すごい広い土地ですので、飲んだり食ったりもあります

 

し、もう1つ、楽しい劇場みたいなのをね。第二パリは久屋からずっと大津通りの辺にしようと思ってましたけど、それは二つあってもいいですから。

 

 路地でクラシックの音楽をやったりね、この間の大谷康子さんみたいに。あれ、良かったですよ、わしも行きましたけれど。あの方は名古屋の千種区の振甫中学校出身で、東京交響楽団の、ソロでありながらコンサートマスターをやっておる人で、みんな感動しましたね。わしも。

 

 本当に世界で通用する一流どころは素晴らしいということで、そういう人がバイオリンを弾いたり、森進一が来たり、八代亜紀が来たり、そういう面白いところにできんかということですので、ぜひ一刻も早く、けつをたたいて、これは議会との協力も得て進めたいと思いますね。

 

◎名城公園東側の公務員住宅地の跡地について

(記者)

 名城公園東側の公務員住宅地の跡地なのですが、取りあえず部分的に大学が入ることが決まって、残りはまだ決まっていないみたいなのですが、それについては何か。

 

(市長)

 私は、ちょうど震災の日でして非常に印象が強いんですけれど、大村知事と一緒に、3月11日ですわね、財務省等に、中国の皆さんには誠に申し訳ない、ということもないですけれど、いろんなことがありましたのでご遠慮いただきたいということを申し入れたところです。

 

 ちょうど震災の日です。帰ってくるときに、ちょうどあの震災が、新幹線の中で。大村さんの横におりましたけれど、富士川の鉄橋に差し掛かるところでちょうど新幹線が止まったということで、よく覚えておりますけれど、ちょっと中国の皆さんには、時宜を得ず、あそこはちょっとご遠慮いただきたいと思っています。

 

(記者)

 農政局とかの移転先として、ここを提案するとかということは。

 

(市長)

 今のところ、そこじゃないですけれど。そこそこ、じわじわと話を進めておりまして、もうちょっと待っとってちょうだい。

 

◎海外視察に伴う報告書について

(記者)

 海外視察で、報告書が名古屋市は1年間で破棄されていたりすると。他の市では透明性を高めるためにホームページなんかで閲覧できるようになっていますが、名古屋市として、あらためて考えていらっしゃったりとかありますか。

 

(市長)

 わしも1年だというのはびっくりしまして。昨日聞いたら、市長も1年だと、今日新聞に書いてあるもんで、これもびっくりしましたけれど。何で僕が「何か隠しとりゃせんか」と言ったかというと、ぱっと印象でね、国会の場合1年ではなかったという印象があって、先ほど確認しましたら、国会は5年ですね、やっぱり。

 

 形式的な保存期間というよりも、残念ながら今の地方議員さんの視察旅行については、やっぱり国民・市民の皆さんの間に信頼感がそこまでないですわな。残念ながら。名古屋というふうに限らずです。

 

 じゃあ市長は何なんだといいますと、わしも、別に何もビジネスクラスでなくてもええんだけど、「エコノミーで行かしてもらえんか」と言ったけれど、「絶対いかん」と言わっせるもんだで、何かこうなっとりますけれど、一応姉妹都市をやっとりまして、これはやっぱり仕事ですわ。国際親善というのも1つ市長の役割であって、行かんなら行かんというふうに決めていただければええですけれど一般的な国際親善というのもありますのでね。それはそれで行っとるんだけど。

 

 この間行きましたところでも、シドニーでも、モスマン市の議会に行きまして、そこで議会を傍聴してきたことを、市の本会議でもしゃべりました。何をやっとったかと言ったら、いわゆるオープンカフェを造るのにどこまで出したらええと、党議拘束なしで議会で議決しとると。議長に聞きましたけれど、「これは何か党議拘束はありますか」と言ったら、「ありません」と言って。「ボタンを見ないと分かりません」と言って。

 

 それから、海水浴場に車が入ってアイスクリームを売ってええかどうかと。それを議会で議決しとるというような話があって、それを僕は名古屋市議会で報告しまして、そういうようなことを参考にしながら、何とか見て学んだことね。国際親善の他に。

 

 国際親善だって、訳の分からん英語でしゃべって、夜、一杯飲んで歌を歌ってみたり、少しでも名古屋がフレンドリーになるように努力しとるんですわ、わしなりに。だけど、そこで見聞きしたこと、これは名古屋市民の税金で行っとりますんで、名古屋市民の皆さんにちゃんと還元できるように、いい意味でのリターンがあるように、それは私なりに努力しておりますよ。

 

 ですから、議会の皆さんにおかれましても、例えばロサンゼルスでも、議員は3期12年で終わりですわね。10年前まで、2期8年で終わりです。

 

 例えばそういうこととか、今こちらで調査しておりますけれど、反対に市会議員さんは、前に一緒に行ったか行っとらんか、その方が言ってましたけれど、人数が少ないから区長みたいな役割も持っているということなんかについて、そういう提言なんかも、過去あったかもしれませんけれど、新聞紙上とかテレビで、海外視察に行ったことが、名古屋の政治、議会の中で活かされてきたという記憶は、あまりないですわね。

 

 それがちょっといかんし、厳しいですよ、時代は。これだけ不景気で、みんな生活が大変ですから。私、4年、5年前に自費でアメリカ、韓国へ、100万円ぐらい使ってほぼ1カ月行ってきましたけれど。アメリカへ行ったときに、ダラスだとかあの辺にずっと行ってきましたけれど、公費で海外出張なんかありませんね。ないと言っていました。自分で集めないかんと言って。

 

 ということですので、時代は大きく変わっとると。納税者は立ち上がると、いよいよ。そういうふうに思います。それに、そういう立ち上がった納税者に対して、きちんと説得できるだけの情報公開と論理の強さを、説明義務を。ものすごく大きな説明義務が生じてきたと、私はそう思います。行かれるなら。

 

(記者)

 その報告書をホームページなんかで閲覧できるようにするという検討は、特にされませんか。

 

(市長)

 それは(できるようにすることが)当然でしょうね。報告書も自分で書いていないのです、多くの場合。名古屋市のことじゃないですよ。また違っとるとえらいことだで。

 

 自分で全部書かなくてもいいですけれど、閲覧より、やっぱり名古屋市の政治というか、行政か議会の中でそれを活かすということでしょう。質問するなり、委員会を作るなり。市民の税金で行ってきたんだから、市民の、納税者のためにそれが活きるということが一番重要なんじゃないの。

 

 ただ勉強するだけなら、今、ホームページでぎょうさん出ています。世界の街並みだったら、NHKのBSを見とれば見れます。そうでしょう。その方がよく見えますわ。街並みだけなら。という感じで。

 

 いろんなものに活かしていただけるなら、それはまた別次元の話なんでね。市民のためになるならですわ、要は。市民の血税を使ってふさわしいということになるなら、それはそれでいいじゃないですか。

 

◎名古屋市の防災対策について

(記者)

 防災関連で1点お尋ねしたいのですが、先週の愛知県議会で、津波の避難先として高速道路も検討しようではないかという話が出ました。名古屋市としては、そういった場合に備えた高速道路を避難場所先として検討するという姿勢、動きはあるのでしょうか。

 

(市長)

 検討しようという話はありましたけれど、まずビルの方から進んでおると思います。特に名四国道(国道23号)の方だと、南の方へ逃げることになるので。名古屋高速はまた別にありますけれど、やっぱり港区や南区、特に言われたのは港区ですね。南に逃げるのだけはいかんといって。

 

 実際はそうでもないんですけどね。陸前高田を見とると、千昌夫が造ったホテルが完全に残っていますので。本当に海べりにあるんですわ。よく残ったなと思って。見るとすごいですけどね。コンクリートの柱がボロボロになっていますから。津波の勢いって、ものすごく感じます。

 

 海沿いに逃げても7階建てか8階建てが残っていますけれど、南にある名四国道はいかんという言葉がありましたので、今のところは高速は入っていなかったです。

 

(当局:今のところは検討中です。)

 

(市長)

 今のところは、検討中ということですが、外すつもりはありませんね。

 

(当局:はい。)

 

◎名古屋市科学館の来館者100万人達成について

(記者)

 名古屋市科学館、プラネタリウムが非常に好調で、目標より半年早く、100万人を今日達成したらしいですね、リニューアルから。ご感想を一言。

 

(市長)

 科学館は、皆さんの中には、若いときのいろんな甘酸っぱい思い出がたくさんあるところで、彼女と一緒に暗いところへ入っていけるのはプラネタリウムぐらいでしたので、初デートはプラネタリウムであったという思い出がある市役所幹部もあるやらに聞きました。

 

 あれは、学芸員さんの生声がまたええんですわ。城達也さんの「ジェットストリーム」というラジオ番組。ああいう感じで、非常に情緒がありまして。私も、コンサートに行ったことがありますよ。プラネタリウムだけじゃなしに、あそこで、何かやったんじゃないかな。昔、やっとったでしょう。

 

 ということですので、本当にたくさんの人に来ていただいてありがたいし、ああいうのなんかも、本当は道路が閉鎖されて、久屋大通が大公園になった場合ですね、酒飲み解放区もありますけれど、真ん中辺に動物園やら博物館やらプラネタリウム。ミニプラネタリウムみたいにして、ちょこちょこっと簡易に見られる。本当に見たけりゃ、伏見へ行ってちょうよというようなふうになるといいしね。

 

 なかなか難しい話ばかりしとりますので、一杯飲みがてら、一回ちゃんとゆったりと行きたいと思っておりますけれど、時間が取れないので。開館前の予行演習みたいなのは行きましたけれど。

 

 世界一ですからね、ドームの大きさは。真ん中でぐるぐる回るあの中の設備は、昔みたいにでかくないですけどね。あれはカール・ツァイスの設備で世界中に13個あったと思いますが、その中の1個です。

 

 皆さんも行かれると、城達也みたいな、解説のあの雰囲気が、いいんですわ。じわっと。「そろそろ明るくなってまいりました」と、こういう感じですね。こういうような、青春の思い出に満ちたところですので、さらにたくさんの方が行かれるとええなと思っています。

 

◎中京独立戦略本部について

(記者)

 中京独立戦略本部の初会合を延期したままになっているのですが、現時点で、開催について何かお考えがありましたらお願いします。

 

(市長)

 これはどうしたらええのかですけれど、「無視してやってちょう」という言葉があるんですけれど、そんなことはあり得るんですかね。ちょっと考えられないですね。私も、政府はちょっとしか、与党は10カ月しかありませんけれど、国会の議決で無視してやってちょうというのは、一回も言ったことがないでね。

 

 それだけに、議会というのは大変重い存在ですよ。税金も使ってやっておりますし、議決機関ですから。だけど、それに代わるような何かがあれば、それはいいんだけれど。

 

(記者)

 一部の会派が意見書とか決議みたいなものを検討されているのが、なかなかうまくいっていないみたいですが、そういうのがないと、やはり開催できないということなのでしょうか。

 

(市長)

 普通そうなんじゃない? 無視してやっていいんですかね。「無視してやってちょう」と言う方がみえますけれど、無視してはできんで。だって、議会なんですから。きちんと、会議をやっていいならいいで、ちゃんと一定の仕組みを作ってもらいたいと思いますよ。

 

 嫌がらせじゃないですよ。こんなところで嫌がらせをしたって、しようがないですから。私は、何回も言うけれど、16年弱国会議員をやってきましたけれど、附帯決議で行政がやる会議に条件を付けたことなんていっぺんもないですよね。

 

◎冬の節電について

(記者)

 今日、中部電力の方が、冬の電力見通しということで2時半から会見があって、多分、今も最中なのですが、名古屋市役所として冬の節電対策に取り組むとか、そういった話はあるのですか。

 

(市長)

 そんな話はちょっと聞いておりませんでしたけれどね。今初めてです。冬も節電するんですか。

 

(記者)

 電力見通しを今日発表するということで。

 

(市長)

 どうなりましたかね。

 

(記者)

 多分、今しているところで、どうなったのか。

 

(市長)

 私は、東京電力につきましても、過大な「電気がない、電気がない」というのは、本当にいかんと思いますよ。いろんな説が今、上がってきておりますけれど、独占会社なので、ひととこ言えば、他の、セカンドオピニオンがないもんでね。

 

 だけど、火力、LNG(天然ガス)なんかを含めて、相当余力はあると、聞いとりますけれどね。だから、過度に夜を暗くするのはやめようまい。過度にね。余分な電力は使わんようにせないかんですけれどね。

 

◎市バスの不祥事について

(記者)

 市バスの問題なのですが、先週末に交通局が過去の分2,000件ほど、同じような無届けの問題だとかを出しましたけれども、それについての関係と、市長が問題点として指摘されていた、無事故表彰制度などの賞罰制度の見直しをするということを表明していましたが、それについての感想をお聞かせください。

 

(市長)

 まず、市民の皆さんにはおわびしなくてはいけません。大変申し訳なかったと思いますけれど、今、言ってもらったけれど、本当にこういうのがあるんです。無事故表彰制度を作ると、絶対に事故を隠すんです。

 

 私も民主党国会Gメンで、座長でやってまいりましたので、間違いないと思ったら間違いないんですけれど、そういう制度をやめるということと、僕の聞いたところでは、いわゆる事なかれ主義ですね。

 

 100万キロ無事故だと20万円でしたかね。個人もありますけれど、営業所単位で出とるね。だから、そのお金もそうですけれど、わしがおる間にはとにかく数字だけ事故がないと。事故がないんでない、事故の数字だけは少なくすると。そういうようなふうみたいですよ。

 

 だから、この間、発表はいただきましたけれど、私からすると、若干野党的で申し訳ないですけれど、もうちょっといろんなことがあれへんかというふうに思っております。

 

(記者)

 具体的に、どういったところが。

 

(市長)

 いや、それは今、あなたたちから聞かれても、これはなかなかあれですけれど、もうちょっと待っとってちょう。ええかげんなことは言えませんので。

 

(記者)

 例の問題が最初発覚したときに市長が、職員に不満があるからアンケートなんかも取りたいということもありましたが、それについての進捗状況は。

 

(市長)

 それはどうなりましたかね。全部やるかといったら、全部は多分大変だで、一応無作為抽出してということですけれど、これ、進捗状況はどうなっとりますかね。分からんか。

 

(当局:まだ聞いていません。)

 

(市長)

 まだちょっと聞いておりません。あとは。今日ちょっと担当がおりませんので、また報告させていただきますけれど、大事なことは、誰が書いたか分からんようにせないかんでね。だけど、わしも職員の皆さんにいろいろ聞くことがあるけれど、不信感が相当強いですね。自分が書いたことがばれてしまう可能性が強いと。

 

 ネットは違うと言っとるけどな。この間もここに投稿してもええんだけれど、必ずネットでは足跡が見えるようになっとるで、私はできんのでと書いてありましたけれどね。

 

 それについては、そういうことは絶対ないというふうに、足跡が見えることはないというふうに伺っておりますけれど、そういう不信感もありますので、アンケートをやっても、そういう疑問を残したところでやりますと、皆さん、本当のことを書いてくれんですわね。だけど、やらないかんと思います。

 

 やっぱり巨大組織になってきますとね。2万6,000人おります大組織ですので、組織疲労というか。本当の、末端と言うと怒るけれど、現場で働いておる皆さんが、本当に嫌になってまうような組織ではいかんですからね。これはちょっと取り組みたいんで、いろいろご指摘をいただければ、必ずやりますので、お願いします。

 

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