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平成23年8月8日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2019年10月31日

報告事項

  • 「まるはちの日」について
  • 東日本大震災被災地支援について
  • 学校現場における外部人材(キャリア・マイスター)の採用について
  • 名古屋市上下水道事業100周年シンボルマークの決定について

  名古屋市上下水道局(外部リンク)別ウィンドウ

  • 福井県の原子力発電所の視察について

会見動画

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報告事項

 おはようございます。それでは8月8日(月曜日)の定例記者会見を始めさせていただきます。

 

 まず初め、本日8月8日(月曜日)は「まるはちの日」ということです。16回目の開催となります今年の「まるはちの日」は、8月8日(月曜日)と、その前後の期間、市内各所で、協賛セールやイベントなど、867件にもわたるさまざまな行事が行われます。

 

 行事内容をまとめたイベントガイドを、観光案内所や区役所、観光施設、地下鉄駅等において配布しておりますので、皆さん、ぜひお出かけをいただきたいと思います。

 

 本日は4点、ご報告します。

 

 まず、先週、3日(水曜日)から5日(金曜日)まで、市民の皆さん、企業の皆さんからの温かいご寄附、ご協力のおかげをもちまして、無事、陸前高田市の米崎(よねさき)中学校の皆さんを名古屋にご招待することができました。

 

 私も、交流会や朝食会で米崎中学校の皆さんとお話をさせていただき、皆さんの笑顔と元気な様子を見まして、この子どもたちなら、きっと陸前高田市を復興することができると確信をいたしました。

 

 ええ思い出をつくっていったと思いますし、生きる勇気の本当に一つのかけらでもプレゼントすることができたら、大変よかったなと思っております。

 

 みんなで肩を組んで「上を向いて歩こう」を合唱したり、米崎中学校と本市の中学校がさまざまな交流をするなどありましたが、こういうことをきっかけに、「ほんとうに友達」になれるのが一番いいと思います。

 

 秘書課の話だと、セントレアから飛行機で出て行くときに、中学生の皆さん、えらい涙をこぼされて感謝されとったようです。

 

 世の中、あんまりええ話がないのが常です。それと、行政とか政治というと、何か本当に、「不信イコール政治」というようなもんですから、この中で、非常に、本当に素直に、どえらいええことだなというふうに感じております。

 

 特に年をくいますと、わしも62歳で、老人会青年部ですけれど、だんだん八事(斎場)へ近づいてまいりましたので、次の世代にバトンタッチせないかんで、ぜひ陸前高田の皆さんが立派になるように、何か生きる勇気の本当にかけらでもプレゼントできたら、これほどありがたいことはなかったと思います。

 

 これも何べんも言いますけれど、市の職員が言いかけたことですので、ぜひ職員の皆さんもよく協力していただいて。今日も幹部会で言いましたけれど、これは公務員でないとできんもんで、こういうやつはね。民間の会社の方ができないことはないですけれど、こんだけの大規模じゃあ、普通はできませんわね。行政も一緒になった取り組みというのは。

 

 だで、これは市の職員の皆さんの、いわゆる公務員冥利に尽きると。たぶん、市の職員の皆さんも、死ぬまでにこれで1回しかないんだと思いますけれど、それほどええことだったなというふうに思っております。

 

 今後は、9月に気仙(けせん)中学校、10月に小友(おとも)中学校、11月に広田(ひろた)中学校の皆さんをご招待いたします。引き続き、市民の皆さまから、ぜひ、普通は税金ということになるんですけれど、税金使わずにやっておりますので。あんまり他の寄附と対比してって言ってはいかんですけれど、「いろんな機関に寄附するのについては、いろいろ途中でどうなったか分からん」とかいうお気持ちがあると思いますけれど、今回、寄附していただいたお金は、確実に陸前高田の中学生のために使われますので、金額の多い少ないは問いませんので、ぜひご寄附をいただくと大変ありがたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

 2点目ですが、学校現場における外部人材(キャリア・マイスター)という、何か、どえらけない名前を教育委員会は付けましたけれど、「キャリア・マイスター」の採用についてご報告いたします。

 

 これも日本で初めての取り組みだと思います。「キャリア・マイスター」は、学校外部の経験豊かな人材が持つ、多様な社会経験、資格や特技を学校の教育現場に取り入れることにより学校の活性化を図るとともに、児童・生徒の豊かな人間性と社会性の育成を支援することを目的としております。

 

 これは私も非常に期待している政策でして、何とかこの芽を摘まんように、教育委員会にも、とにかくこれを育てていっていただくようにお願いしているところです。

 

 大きな特色は、今までいろんな教育の話の中で、校長さんを民間でという話がありまして、私もそれはそれで1つだと思っていましたけれど、自分のいろいろ小さいころの教育体験からすると、わしがちょっと特にかもしれませんが、「校長が誰だろうとあんまり関係ないがや、そんなもの」ということで、やっぱり担任の先生がどういう先生だったかと。わしもよく殴られまして、めちゃくちゃやっておりましたけれど、しかし、人生の中で、ええ思い出もたくさんあります。

 

 だから実際、現場で教えてもらった先生が人間性豊かであって、将来の個性派受難の時代に生き抜いていくだけの、いろんな生きるノウハウのかけらでも教えていただければ大変ありがたいということで。

 

 別に今の先生がいかんいうわけじゃないけど、今のシステムは大学を出てきまして、教育実習もありますけれど、そのまま先生になって。人間を育てるいうことは、本当に森羅万象ですので、大変な仕事だし、言ってみればこんなありがたい仕事はないと思いますよ。

 

 いわゆる転職とまで申すかどうか知りませんけれど、生徒のためもありますけれど、先生のためにも、ぜひええ刺激にならんかなと。刺激どころじゃない、とならんかなということで。

 

 不登校の子どもさんたちなんかも、先生が回っていくのもええですけれど、何となく先生が来ると「憲兵が来たかしらん」と思うような節も聞いておりますので。先生は先生で努力いただいておりますけれど、こういう社会で、大工をやっておられる人もおりますのでね、そういうような方が不登校の(子どもの)ところへ行って、ちょっと生活のいろんな、「一緒の仲間だぞ、お前さんとは」というような目線で話をしてくれると、相当、僕は違ってくるんじゃないかと。不登校の子どもたちが、「私も行こうかな、今日学校へ」と思ってくれるんじゃないかなということで、大変期待をしております。

 

 ちなみに、あんまりよそのことを言ってはいかんけど、わし、よくいろんな会合で言いますけれど、「教育=エデュケーション(Education)」というのは誤訳説だと言われております。エデュケーション(Education)というのはエデュース(educe)と言いますけれど、「エ」というのは「外へ」という意味で、「デュース(educe)」というのは「引っ張る」という意味です。だから、「子どもの中にあるものを外へ引っ張り出すものがエデュケーション」ということで。

 

 「教育」の「育」はいいんだけれど、「教」の方の、こっちの右側の、こうやってひょろひょろっと2つ書いてあるの(攵)は、あれは鞭(むち)なんですね、象形文字で。象形文字か、意味を言ったのか、ちょっと知りませんけれど。

 

 そういうことですので、何かすぐ「生徒がいかんで厳しくやれ」と言うけれど、わしは違う方なんですよ、全然。

 

 だから、個性派受難の時代で、あまりカキ泥棒を推奨するつもりはありませんけれど、いろいろやって先生に怒られながら、のびのびと人生、生きていってほしいと。それぞれ個人個人違いますので、みんな。そういうことの大きな力に今回のこの制度はならんかということで、大変に期待しております。ぜひ皆さん、フォローをお願いしたいと思います。

 

 270名のご応募をいただきまして、採用したのは16名ということです。応募をいただいて残念ながら採用にならなかった方には大変申し訳ないと思っておりますけれど、今ちょうど、せっかくこれだけ応募をいただいたから、何かこの市民社会の中で、わしも世のため人のため、その際たるものはエデュケーション(Education)ですけれど、人間を育てるということですけれど、それに参加しようという皆さんですから、今回こうなりましたけれど、「何らかの格好で名古屋市政の中で働いていただくことはあれへんか」ということで、また連絡が行くかもしれませんので、お願いしたいと思います。

 

 今後は、事前の研修等を経まして、2学期が始まります9月1日(木曜日)以降は、学校で実際に活動をしていただくことになります。

 

 今年度からの試行的な取り組みということでありますけれども、学校の活性化や児童生徒の豊かな人間性・社会性の育成につながることを期待しております。

 

 わしは「多様な」ということで、先生が嫌うような生徒が出てきてもらっても、「大いにええなあ」という気がしますので、ぜひPTAの皆さん方も、ぜひ皆さんで大いに育てていただきたいというふうに思います。

 

 それから3点目ですが、「上下水道事業100周年シンボルマークの決定」についてご報告いたします。

 

 6月13日(月曜日)の定例会見で、上下水道事業100周年シンボルマークを募集いたしましたが、このたび応募総数362点の中から最優秀賞が選ばれました。

 

 最優秀賞に選ばれましたのは、宮崎県在住の児島 満(こじま みつる)さんの作品です。

 

(当局:この作品の説明をさせていただきます。当選されました児島さんによりますと、このシンボルマークは、水の流れをイメージした形を表しており、色の違いは上下水道を表し、色の重なりが豊かな水文化の歴史を表現しています。また「100」の「00」の部分はつながりあっていて、水のサイクルと水への信頼の繋がりを表し、丸い白い部分は光に反射する水の輝きを表し、明るい未来をイメージしたデザインだそうです。今後はこのシンボルマークを「名古屋市上下水道事業100周年」のPRに活用していきたいと考えております。よろしくお願いします。)

 

 100年前は、どうやって水飲んどったんだ。分からんか。井戸か何かか。質疑通告がなかったもんですから。申し訳ありません。

 

 ということで、PRに活用していきたいと思います。

 

 あと最後に出てきますけれど、名古屋の水も本当に木曽川に頼っておりまして、木曽川上流、福井の原発がありまして、そこで万が一のことがあったりしますと、都市機能の喪失、道路ではない、壊滅ですね、こうなったら。もしそうなった場合ですよ。

 

 ということで、最後に、原子力発電所の視察についてご報告をいたします。

 

 8月11日(木曜日)に福井県の原子力発電所を視察することになりました。視察場所は、高速増殖原型炉(こうそくぞうしょくげんけいろ)もんじゅ、美浜発電所、敦賀原子力防災センターの3カ所です。

 

 東日本大震災後の安全追加措置及び原子力災害時に活動拠点となる防災センターについても、いろいろと教えてもらいたいと考えております。

 

 私からしますと、やっぱり名古屋市民の生活の安全を守るというのは、絶対的な最低の務めですので。浜岡の話もありましたけれど、やっぱり誰がどう考えても、北西の風ですか。偏西風が吹いてまいります、福井の原発に万が一の事故があった場合に対して、これは今も言いましたように、壊滅的な打撃を被りますので、名古屋は。ですから、それに対して話を聞きに行って、一定の申し上げることを申し上げておかないかんということです。

 

 私からは、以上です。

 

質疑応答

◎中京独立戦略本部について

◎9月定例会での減税条例案提出について

 (記者)

 中京独立戦略本部についてなのですが、先週、市議会の各会派に文書を出されましたけれど、これまでに回答があったかどうかとか、それを踏まえていつごろまでに開催できるとお考えかお聞かせください。

 

 もう1点、9月に減税の条例案を提出するということですので、あらためてその意気込みをお聞かせください。

 

(市長)

 中京独立戦略本部に対する附帯決議ですが、何かね、「無視してやってちょう」という話もありますけれどね、「ちょっとえらいんじゃないの、それは」と思いますね。こんなことやられておったらね、二重の愚民政治でね、わしはとても耐えられんですわ、そういうご発言にはね。

 

 やっぱり議会というのは膨大な予算を使って市民代表として、それは名古屋市の行く末を決める議決機関として確固たる地位を持っておりまして、それが、「決めたことを無視してやったらどうだ」という話はね、本当にびっくりしましたね、私。国会でこんなこと言ったらね、一政権も二政権もぶっ飛ぶと思いますよ、はっきり言いまして。ものすごい驚くべき時代だということです。

 

 この間の議会(6月定例会)が終わった途端に僕が戻ってくる前に、会派の代表の方が全員揃われて、いわゆる「地域委員会だけじゃなくて、この問題も真摯(しんし)に対応するからということで、再議をせずに臨時議会で対応してくれんか」というお話がありまして、こちら側も、それは信じさせていただきました。

 

 私も所管事務調査というやつですか、あそこへ出させていただいて、精一杯答弁させていただきました。しかし、その会議自体が何か、いわゆる附帯決議の見直しなり、そういうもののためではないというような前提であったようなふうですし、何か私もよう分からんけど、約束だけは守ってもらいたいですわ、とにかく。約束というか、信頼したことだけは。

 

 それはもう絶対やってもらわないかん。「これでいいよ」と言ったら、それだけはやっぱり。議員さんというのは、当然、市民代表として確固たる地位を持っておりまして、税金で、今でも政務調査費を入れると1,000万を超える収入を得ておられる方ですので。

 

 ぜひこの附帯決議について、「無視したらどうだ」「そのままやってってまったらええがや」というような話はやめていただきたい。真摯に対応していただきたい。あのままだったら開催することはできません。「法的効力がない、ない」と言いますけれど、これは本当にないのかね、実際。本会議で議決していますからね、採決して。

 

 繰り返しになりますけれど、国会で私も衆議院で何べんも附帯決議、実際作った担当者になったこともありますし、それから、あらゆるというまでのような、附帯決議がものすごく付いていますけれど、まずこんな、会議に条件を付けた附帯決議はあり得ませんわ。

 

 それから、附帯決議は衆議院なんかの場合は、委員会で終わりです。本会議に上程しないんですわ、附帯決議部分は。

 

 ということで、「法的効力はない」というような意味合いを、制度的にも担保しておるわけですけれど、市会の附帯決議につきましては、これは本会議で採決しています。

 

 ですから、もし、「そんなもん無視する」ということを言われるんだったら、はっきり言ってもらいたい、本当に。「無視してくれ」と言って。僕は戦慄(せんりつ)を覚えるぐらいびっくりしましたね。そんな話があり得るのかどうか。こんなことあり得ないですよ。「無視してくれ」なんていう話は。ということで、誠意あるご対応をいただきたいと思っております。

 

 それと、役所の中からも上がった声でして、私も附帯決議、結構、国会でやっていましたから、「ん?」と思いましたけれど、やっぱり名古屋市役所はずっと伝統的にかどうか知りませんけれど、この附帯決議に対して非常に忠実にやってきたということですので、「これじゃあ市長、これは会議できませんよ」というような話を役所ともこれは共有しております。

 

 この話も同じになってくるんですけれど、中京独立戦略本部の会議ができないということになると、大村さんと私が2月6日(日曜日)の選挙のときに、対立候補が当選したことになりますね。対立候補は市長選もありますが県知事選もありますけれど、一つ一つ、完全にいっぺん検証せないかんですけれど、こういう「中京都というようなことは、やらない」という言葉をですね、そういうようなメッセージを全体として発しておられておったということを私は記憶しております。

 

 会議ができなければ、市長選・知事選の市民・県民の選択を引っくり返すことになります。そういうことが、果たしてできるのかね。市民・県民の民主主義より議会って上にあるんですかね、そもそも。

 

 減税もそうですけれど、自分たちがいったん反対の勢力におって、減税でも「減税したくない」と主張したとしても、そこで民主主義の正しい機構の選択の中で、市民の選択は「減税をやろう」と。今までの都市の姿じゃなくて、ただ仲良うするというだけの名古屋市と愛知県との提携じゃなくて、もう一歩進んだ都市の在り方をつくっていこうと、地域のあり方をつくっていこうということを市民、県民が選択した場合は、自分が反対しとっても、それは従わないかんですよ。

 

 法律だって、つくるのに反対しとっても、通っちゃえば従わないかんですよ。そういうもんですよ。

 

 だから、わしもよう分からんですわ。そうなりゃあ、議会でスーパーパワーなんで、議員内閣制に戻さないかんね。それなら。その方がいいです。もしそういうことを言われるんだったら。議会の多数派が市長を出すなり知事を出すというふうにせな、おかしいですよ。

 

 直接、市民・県民が市長・知事を選んで、自分の政治的な意思・期待、意思ですね。これを、選挙で明確に判断して、ジャーナリズムが伝えて、その結果、一定の市長選なり知事選の結果が出た場合は、それは実現されるいい意味での政治的権力を持っていないと。いい意味での政治的権力を持つというのが民主主義というわけなんだね。参考意見にとどまるのは、国王の政治となんら変わらないです。そのように思います。

 

 それからもう1つの減税条例の提出についてですが、なぜ出すかにつきましては、それは圧倒的な民意だからと、先ほどの話と同じです。市民・県民の皆さんが「減税政治をやってくれよ」ということを明確に選挙で示された。対立候補の方は「やらない」とはっきり言って、おかげさまだと思いますけれど、トリプルスコア以上の差で信任されたということになると、それをやるのは私の仕事でして、市民からの明確な命令です。

 

 これをやらなければ、民主主義は一体どこへ行くのかと。頼むで教えてもらいたい。市長選でやらないと言った人が当選したことと、全く同じじゃないですか。

 

 ということで、先日、財政局に「9月に提出するように」ということで指示を出させていただいたということです。

 

 後で話があると思いますけれど、今日、幹部会で言ってきましたけれど、この減税政策ね、これはどういうものかと。いつ決まって、よそは1個もないけれど、自治体は名古屋だけだけど、なぜそうなのかと。河村さんは「責任ある政治」だと言っとるけど、違うこと言っとる人は、どういう、なぜこれができたのかということ等もあります。

 

 ぱぱぱぱっと言いますと、もう何べんも言っていますけれど、これは平成11年に、18年適用で、地方分権一括法により地方財政法5条が変わりまして、共産党以外の政党は全部賛成で、地方税の減税を認めるようにしたということです。その趣旨は、「地方でも競争してくださいよ」と。「税金が安いで、住んでちょうだいよ」ということになったと。「やらにゃいかんじゃないか」ということです。「どこでも同じ税率では、これは地方分権と言えないんじゃないか」という理論も登場してきます。読んでみますと。国会じゃないけれど、総務省の関係の議事録の中で。

 

 だけど、やったのは名古屋だけですけど、ただし、条件が付いておりまして、何とこれは勝手にできんようにされております。減税というのは、地方税の場合、標準課税といいますけれど、標準課税未満課税ですね。減税。標準課税未満課税、市民税なら6%未満の市民税であるところは、その代わり、起債を起こすとき、建設地方債を起こすときに、総務省の許可がいる。

 

 という、何とものすごい厳しい減税なんです。名古屋市も、減税の財源をきちっと総務省に示しまして。相当厳しい審査だったというふうに伺っておりますけれど、1回は民主党の原口総務大臣、2回目は、今の片山総務大臣から許可証をいただいております。

 

 1回目の許可証には、「名古屋市の減税は、その減税額を上回る行政改革に取り組んでおられまして」ということで、うんぬんと続きまして、「従って起債を許可します」というお沙汰(さた)をいただいたということです。

 

 「ちょっと待ってちょう、河村さん。かといって、震災で税収も減るでしょう」ということですけれど、それとは別物でして、予算編成は2月に向けて、これは必死になって取り組まないけませんけれど、今のルールによりますと、税収が落ち込みまして、基準である財政需要額に対して、財政の収入が足らなかった場合については、交付税、それから臨時財政対策債、それらで補填をするというのが、今、ルールです。

 

 ですから別物でして、今日も言いましたように、名古屋市の減税200億は、それだけ名古屋市民の皆さんが払うべき税金を自分の税金として、税金の使い道は自分で選択できると。全部貯金されたり、あんまり貯金はしてほしくないんですけれど、焼酎を飲むなり消費をしたり、それとも、これからの課題で、ぜひこれ、恒久減税にしないとならないんですけれど、ぜひ新しい都市課題に向かう、児童虐待だとか、それから災害、本当に身近な「ここの池、子ども入ると危ないよ」とか、「ここはドブがあふれて危ないよ」とか、「うちの近所に小山があるけれど、山崩れは起きいせんか」とか、そういう本当にきめ細かい防災をみんなで考えていくということですね。

 

 そういうような、まちづくりのいろんな活動に寄附をし合って、この200億で、みんなで、「市民市役所」ですね。名古屋市には市役所が2つあると。役所と議会が仕切る市役所と、もう1個、市民がみんなで200億ぐらいですけれど、市役所が2つあるという、自由政府があると言いますかね、自由都市が。200億の。そういうぐらいに、ぜひ育てていけんかなと。こういう民主主義の考え方が、ぜひ日本中に広まっていってもらうと、日本の自立に大いにつながっていくし、その発信地が名古屋になれば、これほどいいことはないということです。ちょっと長なりましたけれどすみません。

 

◎福井県の原子力発電所の視察について

(記者)

 福井の視察の件ですが、お1人で行かれるんでしょうか。

 

(市長)

 1人じゃなしに、別に名前を隠すことはないので。飯田哲也(いいだ てつなり)さんと、それから関係の方と、行くところでして。一応、近所の知事さんには「どうですか」というお誘いしましたけれど、皆さん、ちょっとお忙しいようで。まだ1つの知事さん、ちょっと返事を待っております。そういうメンバーで行ってまいります。

 

 やっぱり、飯田哲也さんはこの問題のプロ中のプロですので、名古屋市民の安全のために、的確な、普通は言いたくないことも、ぜひ言ってほしいというふうに思っております。

 

(記者)

 視察の結果をどういうふうに生かす考えかということなのですが、飯田さんは、今市長がおっしゃったように、エネルギーシフトの問題で積極的な発言をされている方ですが、方向としては脱原発かなと思うのですが、一緒に視察に行って、その結果をどういうふうに市政に取り入れるおつもりでしょうか。

 

(市長)

 見て話を聞いただけでは、すぐ分かるとは申しませんけれど、まず行くことが、一応これがまず一番初めだけれど、とにかく名古屋市民の皆さんは、木曽川上流、万が一のことがないようにね。そのために、まず第一歩、市長としてのこれは務めだと思うんですね。それを果たさせていただいて、そのことについて一定の報告はさせていただきたいと思います。名古屋の市民の皆さんにね。

 

 名古屋の水道、今ちょうど100周年と持ってきましたけれど、あれがいっぺんに飲めんようになったら、都市機能の喪失どころじゃないです。超巨大パニックになりますので。

 

 それについて説明させていただくということと、もう1つは、私も脱原発ではあります。しかし、ただし「明日からすぐやめる」というのは、なかなか、とも申しませんので。どうやったら自然エネルギーなり、化石燃料でも、いろんな、最近は石炭でも相当、CO2問題をだいぶクリアできるものが、クリアまでできませんが、出てきたと聞いておりますので。そういうようなことで、いろんな、名古屋として、名古屋発電株式会社か何か分かりませんけれど、これは中部電力のためにもなると思うんですけれど、1社に頼りきる発電というのはやっぱり、非常に災害のときに脆弱ですので、そういう仕組みがまた1つ提言できるのではないかということです。また報告しますのでお願いします。

 

 今、質問項目なんか、ちょっと詰めとるところでして、事前に言って、「ああ、そうですか」にはなりませんから。

 

 それと東京電力へ視察に行ったときの夜の接待はありませんので。これはですね、飯田さんも大変忙しい人で、どこか夜のうちに、また行かないかんそうですけれど、市民に成り代わりまして、いろいろなことを質問していきたいと思っております。

 

(記者)

 行かれて、原子力安全協定を結ぶとか、そういったことは。

 

(市長)

 なるほど。そういう手があるんですか。よく分かりませんけれど、まずそういうのをちょっと、今、質問項目を詰めておりますけれど、いっぺん虚心坦懐(きょしんたんかい)に行ってまいりたいと。そういうことです。

 

 現場の首長さんには、みんな電話をかけてありまして、「どうぞ」と。「ウエルカム」という言葉はなかったですけれど、「分かりました。どうぞ来てください」というふうに了解は取ってあります。知事もうそうだけれど、敦賀市長さん、美浜町長さんですか。電話を2回かけてあります。

 

◎議会広報費について

(記者)

 先週、議会側から議会報告会等の予算化の要求があったかと思うのですが、それについて今のお考えをお聞かせいただけますか。

 

(市長)

 これは、私はもうちょっときちっと精査しないかんというか、やっぱり説明をしていただきたいと思っとる。これは市民の皆さんも誤解しないようにね。私は「議会が説明をしていかん」と言っとるんじゃないですからね。それは、めちゃくちゃやらないかんです、議員というのは。

 

 私も国会議員のときに国政ミーティングといって、最後まで公約を守って、月にいっぺんずつ、ずっとやっていました。誰も来んでもやると。ただし、衆議院から金をもらったことはありません。私、「夢・負けるものか」という新聞を2万7,000部、手配りで配っていましたけれど、これについても衆議院からお金をもらったことはありません。

 

 政務調査費は、まだ余っているんですけれどね。

 

 やっぱり、議会の皆さんにぜひ、ちょっと僕の考えですけれど、「税金というものは、なるべく使わないでいこう」と考えるのが、これが議会の大事な点ですわね。他の予算でも大きいんですけれど、そちらは当然、大変厳しいのは当たり前ですけれど、こちらを甘くしますとね、これはお手盛りだと言われえせんですかね、本当に。

 

 それとまず、市民の皆さん、誤解されちゃ困るのは、その会合を開かれて、誰か挙手して、例えば「原発政策」でもいいですよ、今だったら。例えば、「市長が原発、こう言って見に行くそうだけれど、名古屋市の将来のエネルギー政策はどうなるんだ」と。「原発に向かってどう対処していくんだ」と、誰か手を上げて発言されたとしますわね、そこで。これについて、答えられるんですかね、この議会報告会というのは。「消費税について」でもいいですよ。これ、分からんです、私。

 

 議会報告会ですので、議会で議決したことしかできないんですかね。反対に、何でも答えれることになりますと、それぞれの政党が。それこそ政務調査費でやらないかんですわ。それこそ政務調査。政務調査っていうのは、図書館にこもって勉強することだけを意味しとるんじゃないんですから。

 

 政治をやる者にとって一番大事な人間は、市民の中に飛び込んで。この間、大須でやりましたけれど、マイク持って、持っても持たんでも、会場でもいいですよ。やっぱり市民の中へ入って、「わしはこう考えとる。お前さんら、どうだやも」と。「ああ、そうかね」と。「それじゃあ、こういうふうに名古屋市も変えていかないかん。そう思うわな」と。これが政務調査の、政務調査というより、議員ってそのためにあるんでしょう。

 

 だから、「原発はどうするんだ」といって質問されたときに、「あ、ちょっと待ってください。それはちょっと議会の報告じゃありませんから、答えられません」となった場合に、それにお金を使ってええんですかね、そういうものに税金を。

 

 わしはよう分からんのですわ、それ、どういうことをやるのか、一体。

 

 ちなみに、衆議院には衆議院報告会ってありません。

 

 だから、政令市にはないですね。政令市にはないです。他の地方の都市にありますけれど、これはたぶん、「どうやってやっているんか、いっぺん見に行かないかんがね」と、わしは言いました。「現地視察もせずに予算要求するって、どういうことだ」って。「お手盛りだと言われるで」と言って。たぶん、地方の都市へ行きますと、いわゆる政務調査費がものすごく少ないですから。

 

 だから、それでどういうふうにやっとるのか知りませんけれど、ええかどうか知りませんけれど、どうもよう分からんですわ、わし。はっきり言いまして。16年間弱、国会に身を置いて、人に絶対負けんと思いますけれど、毎月いっぺんずつ国政ミーティング、誰も来んでもやると言って、実際に続けた。確か100何回ですかね。僕の「夢・負けるものか」に書いてありますけれど、みえられた方もようけおみえになりますが、実際です。一番少ないときが3人というときがありましたけれど、ずっと続けてきました。新聞も自分で発行して。それは、自分のところにくる金でやっていました。その代わり、「私はこういう世の中を考えとるよ」ということを堂々と言ってきました。

 

 ちなみに私、衆議院にいるときに、「衆議院の報告会をやれ」と。「全党出てきて、みんなで何か説明せよ」と言われたことは、ただの一回もありません。

 

 だで、私はマイク持って、それこそ大須でしゃべれと。栄でしゃべれと、もっと。名古屋駅でしゃべりゃあと。車でなかったら、ラッパのやつを歩道に置けますから。「まずそれが政治の基本じゃないのか」というふうに申し上げたところです。

 

 だから私が今、それだけのお金を使うだけの費用対効果があるというのは、今の少なくとも状況では証明されていませんよ、全然。

 

 「『議会だより』も毎月出せ」ということですけれど、どのぐらい読まれとって、どういう内容にされるか知りませんけれど、議事録をずらっと書くんだったらね、もう本当にいいんですかね。今でも「議会だより」(の発行回数:年7回)は、名古屋はトップでしょう、確か。政令市で。トップですよ、これ。

 

(記者)

 今の言い方だと、費用対効果が証明されないと、一切認めないということですか。

 

(市長)

 そりゃあ市民のために、「一切」が入っとるかどうか知りませんけれど、まずその証明は、当然、予算要求されるから必要なんじゃないですか。どう考えたって。

 

(記者)

 それを言うと、あらゆる施策について費用対効果の証明が必要ということになるのですが、それは市の行なう施策全てにあたるという考えでよろしいんですか。

 

(市長)

 基本的にそうですわ。

 

(記者)

 中京独立戦略本部の費用対効果は、今、証明されていますか。

 

(市長)

 それはもう選挙で明確な支持がされていますので。

 

(記者)

 それで言うと、市議会議員側も、「議会報告会をやりたい」ということを訴えて当選された方がいますから、選挙で信任を受けているという考えも成り立ちますよね。それでよろしいでしょうか。

 

(市長)

 それはちょっと違うんじゃないですかね。人によると思いますし。

 

(記者)

 どう違うんですか。

 

(市長)

 人によります。じゃあそれ証明してください。一人一人が。

 

(記者)

 いや、だからそれは要求されている方で、減税日本の方はどうか分かりませんけれど、「議会報告会をやりたい」ということを訴えている方は、それで当選された方は、一定程度数の上では。

 

(市長)

 それはちょっと難しいんじゃないの。市長選・知事選の場合は、対立候補は「やりません」と言っていましたから。

 

(記者)

 減税日本の方は、「絶対、議会報告会をやらない」というふうに訴えているわけではないので。ただ、「議会報告会をやりたい」と訴えた方は間違いなく約束しているので、その方については。

 

(市長)

 それはやられればいいじゃないですか。政務調査費で。

 

(記者)

 それは公費によるという趣旨で言っていると思うんです。

 

(市長)

 公費ですよ、政務調査費も。

 

(記者)

 政務調査費は使いにくいという議論が行われるので。

 

(市長)

 なんで使いにくいんですか。最も使いやすいじゃないですか。

 

(記者)

 党派をまたいだりとか、あるいは市の職員を使う、これは市の職員を、議会事務局の職員を使うかどうかというのは、また議論が分かれますが。

 

(市長)

 なんで。なに、職員を使うわけ、これ。

 

(記者)

 やっぱりそれは、いろんな。

 

(市長)

 そうでないといかんの?

 

(記者)

 ということがあるので、「手弁当でやればいいじゃないか」と私は言いますけれど、なかなかそこは議論が。

 

(市長)

 市の職員を使って、市の行政を報告するんだったら、議会が報告するって非常におかしいですよね。

 

(記者)

 じゃあ戻ると。

 

(市長)

 それは出前トークってやっているから。

 

(記者)

 いろんなやり方があります。いずれにせよ、費用対効果の検証についてということにこだわりだせば、市の施策全てに関わってしまうので。それはひるがえってみると、今議会の、選挙で信を得ていると、中京独立戦略本部とか。だけど、「議会報告会もやりたい」と言って訴えて当選してきたんだという方に対しては、どう説明するんですか。

 

(市長)

 費用対効果を説明してもらわないかんし。

 

(記者)

 同様に返しますが、中京独立戦略本部の費用対効果は、今説明できていませんよね。

 

(市長)

 それは説明できていると思いますよ。明確に6項目ぐらい立てて。将来は税も独自徴収を目指すとか。

 

(記者)

 それはできることとできないことがあるので、できることをおっしゃっているのかどうかという問題があります。

 

(市長)

 それはできますよ。

 

(記者)

 いつまでにですか。

 

(市長)

 いつまでか分かりません。法律改正。

 

(記者)

 中京独立戦略本部というか、中京都は、いつまでにどういうふうにやるかということも、明確になっていません。

 

(市長)

 それはこれから会議でやるんじゃないですか。

 

(記者)

 それは逃げているということじゃないですか。

 

(市長)

 逃げていませんよ。会議ってそういうものじゃないですか。

 

(記者)

 「議会報告会の予算の費用対効果」と言ってしまった瞬間、「中京独立戦略本部の費用対効果」を説明する義務が発生すると思いますが。

 

(市長)

 費用対効果はものすごいあると思いますよ。

 

(記者)

 それを具体的に示してください。

 

(市長)

 二重行政を1つずつ排除して。

 

(記者)

 例えばそれでいくらコストが浮くんですか。これは前も議論しましたけれど、これとこれをなくしたら、いくらいるということは。

 

(市長)

 それは二重行政を排除して、減税につなげると書いてありますわね。

 

(記者)

 それは最低限、200億なのか500億なのか分かりませんけれど。

 

(市長)

 すごいじゃないですか。

 

(記者)

 証明されているんですか。

 

(市長)

 されているって、現実に主張しているじゃないですか。

 

(記者)

 主張はしているけれど、裏付けがありません。

 

(市長)

 裏付けって、それは、これから頑張って実現していくんで。

 

(記者)

 それは話を別個にしてはいけなくて、中京独立戦略本部の費用対効果ということを聞かれたときに、それは答えのうちに入りません。

 

(市長)

 いや、そんなことないでしょう。

 

(記者)

 いや、それは分かりません。

 

(市長)

 とにかく、どういうものか市民に対して説明せないかんですよ、議会報告会っちゅうのは。何ができて何ができないんだと。

 

 悪いですけれど、政務調査費って別にありますから、政務調査費で重複するようなことは、やっぱり使えないと思いますよ。余っていますから。税金が。本来は政務調査でやるべきですから。

 

 自由な議論。誰が考えたって、市民の皆さんが、私だって出席したときに「原発どうするんですか」と言って発言したときに、仮にですよ、何でも言えるといえば別です。それなら政務調査になりますよ。そのときに「ちょっと待ってください。これ議会で議論を、じゃあ読みます」と言って、質問した後、「河村さんはこう答えました」と、これをね。誰が答弁するかどうか知りませんけれど、まず議長が答弁するんですか、これは、そもそも。

 

 だから、そういうものを市民の皆さんは期待されていますかね。それより出てきてですね、みんな自由に、自由でもないですけれど、それはコーディネーターか誰かいて、自民党はどう考える、公明党はどうだと、民主党はどうだ、減税日本はどうだということを、みんなそれぞれ言って、「過去にこういう議論があったけれど、こうだ」と言って、「名古屋市をこうしましょう」という議論を期待されているんじゃないですか、市民の皆さんは。わしは、どう考えてもそう思うんですけれど。

 

 私、16年やってきましたけれど、この議論についてびっくりしたでね、反対に。わし、「衆議院から金を欲しい」と言ったこと、いっぺんもありませんから。その代わり公約を守って、ものすごい回(数)やっていますから。裏取ってもらえばいいですけれど。毎月こつこつやってきましたし。必ず毎月やってきました。選挙期間とか、ちょうどそういうときだけできなかったときは数回外しましたけれど。毎月2万7,000部で、金がなくなってきたで、ちょっと最後の方、隔月にしましたけれど、そのときに「衆議院から出してほしい」なんて、「各党の人と一緒にやりたい」なんて思いませんでしたよ、わしは。

 

◎3府県2政令市知事・市長会議での発言について

(記者)

 市長の減税政策全般に関してなのですが、この前の31日の3府県2政令市知事市長会議の中で、「政策実現の期限、今年の秋がファイナルを迎える」と、「議会が否決したら、はっきり言って不信任」、減税を含めてのことだと思うんですけれど、そういう言い方をおっしゃってきました。今年までに、例えば減税などが条例の施策ができなかった場合、今後の身の振り方というものを踏まえてのご発言かなと私は受けていたのですが、何かしらお考えというものはありますでしょうか。

 

(市長)

 いや本当にどうなるんですかね。私自身も。一体どうなるんだろうと。

 

 2回市長選やっていますからね、減税に絞って言いますと。2回市長選で。私は訴えていますから、そこで。いろんなこと言われたけど。「起債が増えて」「違うわ、それ」「制度が違う、嘘言ったらいかん」とか言って、はっきり訴えていますから、そこで。それ「支持してください」って。対立候補の方は「しません」と、減税は。1回目の市長選も言われました。2回目の市長選も明確に言われました。それが少なくともトリプルスコア以上の票で、皆さんから信任を得たわけですよ。これを、私、やらないかんでしょう。務めだと思いますよ、本当に。できなくなったらどうするんですかね。

 

(記者)

 今年の秋、この前の会合(3府県2政令市知事・市長会議)で、「この秋がファイナルだ」という言い方をあえてされていましたけれども、その趣旨というのは、どういったことでしょうか。

 

(市長)

 任期中に苦しくなるでしょう。それもありますし、2回目ですからね。1回目はリコールになったわけです。そこまでいったわけです。リコールでも、ものすごいリコールの賛同を受けていますね。選管がとろいことやるもんで、変なふうになりましたけれど。めちゃくちゃなことを1字違いのを外したりですね。

 

 今度はできませんからね、一般的にリコールは。だけど僕は、やっぱり最後まで裏切らずに、とことん現行制度の中でね、やれることは民意に応える、市民の期待を実現する、そのために精一杯やらさせていただいたと。

 

 ここからあんまり言いたくないけれど、本当に否決した場合にどうなるんですかね。

 

(記者)

 それは、選挙でまた訴える手段もあるのかなと、一応、そういった選択肢も考えていらっしゃるんでしょうか。

 

(市長)

 どうですかね、議会が問題でしょう。

 

 住民投票はありますよ、一つ。住民投票が、アメリカ人に聞いてみると、全員に聞いたわけじゃないですけれど、一応そういう場合は住民投票ができますけれど、ご承知のように住民投票も議会が制度として議決しなければできませんので、どうなるのかということ。

 

 だから、常識的に、そういう判断を取るというのは、政治をやる者として務めだと思うんだけどね、民主主義議会においては。市民の明確な政治的な期待。期待だけじゃなく、明確な政治的意思ですね、選挙に表れた。これは実現しなきゃならないし、そのために市長なり議会もそうだと思いますけれど努力すると。努力するだけじゃなく、その務めを果たすということだね。

 

 わしも800万で頑張っとるけれど、それは志があるで頑張っとるんであってね。やせ我慢ですけれど。ただ、その覚悟を述べたと。決意を。ということですね。自分自身も、本当に分からんもん、こうなったら。どういうことになのかと。

 

 私は市会議員さんに大変協力させていただいておりますし、市会議員さんもいったんは実現させるべきだと思いますよ、私。市民の選択は。いったんは実現させると。それで、市長選の意思と市議会の意思、この2つの市民の意思をやっぱり調整しながらやっていくもんだと。いったんは実現させるというのが、僕は法の制度だと思いますけれど。

 

 この二元代表制と言われるね、二元代表制という言葉は実はないですけれど。二元代表制を言うんだったら反対に、議会はもう議決機関ですから、圧倒的にその権限を行使しているんであって、市長は提案者でしかないんだけれど。しかし市民が政治的に選択をした場合は、それはいっぺん実現させてもらわないと、市民の意思はどこへ行っちゃうかという問題ですよ。

 

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