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平成23年7月19日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2015年7月30日

報告事項

  • 東日本大震災被災地支援について

  陸前高田市の子ども達を名古屋市へ招待するプロジェクト

  東日本大震災への本市の対応について

  • 3府県2政令市知事・市長会議の開催について
  • 街路灯パートナーの募集開始について

会見動画

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報告事項

7月19日(火曜日)の定例記者会見を始めさせていただきます。

 

 連休中、放射性セシウムで汚染した稲わらを与えられていた可能性があります福島県産の牛肉が本市でも流通していたことが明らかになりました。

 

 これまで全国で実施されている検査結果から推測する限り、一度食べても健康に影響はないと考えられますので、市民の皆さまにおかれましても冷静な対応をお願いします。

 

 ぜひ冷静な対応をお願いしたいと思います。だけど、いろいろなこの放射能関係については、的確な情報を早く正確に出すということが、問題あったんでないかというふうに考えざるを得んと思いますね。

 

 それはなぜかと言うと、「風評被害」とすぐそう言うんだけれど、実際やっぱり、電力会社なり、それから今までの組織なりを守ったんではないかというようなふうに、今回のいわゆる放射性、いわゆる稲わらに限りませんけれども、そういうふうに感じております。

 

 大きい組織の場合は、どうしてもこういうふうになるんですよ。事故なんか起きたときに、直ちに真相を明らかにして謝罪するということは、よく言いますけれど、意外とできんのですね。どうしても既存のいろいろなものを守ってしまうということになると私としてはそう感じておりますが、焼肉屋のおとっつぁんやおっかさんもござるし、これはただでさえ儲からんときに大変だと思いますので、市民の皆さんにおかれましては、ぜひ冷静な対応をお願いしたいと思います。

 

 また、大型で強い台風6号が接近しております。台風の速度が遅いので、長時間の雨と風に警戒してください。

 

 市民の皆さまには、事前の準備を本日中にお願いいたします。風が強くなってからの外出は極力控えてください。また、波が高いときには海岸等に近づかないでください。今後の気象情報に十分ご注意をお願いいたします。

 

 本日は、報告が3点ございます。初めに、東日本大震災の被災地支援についてのご報告です。

 

 「陸前高田市の子ども達を名古屋市へ招待するプロジェクト」について、このたび、8月に招待します米崎(よねさき)中学校に続き、震災で甚大な被害を受けました気仙(けせん)中学校と小友(おとも)中学校の皆さんからも、「ぜひ、私たちも名古屋に行きたい!」との強いお申し出をいただきましたので、ご招待することになりました。

 

 

 

 気仙中学校は9月27日(火曜日)から29日(木曜日)までに63名、それから小友中学校は10月14日(金曜日)から16日(日曜日)までに52名の方招待する予定です。小友中学校の皆さんには、名古屋まつりに参加してもらうことを考えております。

 

 3つの中学校を合わせますと、約150名をご招待することとなり、こうした取り組みを行なっているのは、全国で名古屋だけです。市民の皆さまや企業の皆さまからの寄附や協賛は、おかげさまで7月15日(金曜日)現在で、あんまり言うのもなんですが、約900万円集まっております。引き続き市民の皆さんや企業の皆さまからの温かいご支援・ご協力をお願いいたします。

 

 7月中の土曜日と日曜日は、栄で市職員有志などによる街頭募金を実施しております。私と、「名古屋おもてなし武将隊」の信長さんによる、募金呼びかけのメッセージも流しておりますが、日程が合えば、私自身募金活動に参加したいと思っております。ぜひご協力くださいますよう、重ねてお願いいたします。

 

 また、「応援団」にご就任いただいておりますタレントや著名人、スポーツ選手など、合わせて24団体の皆さまにご出演いただき、ビデオレターを作成しています。完成したビデオレターは、本市職員が今週の22日(金曜日)に米崎中学校へ持参いたします。

 

 陸前高田の中学生の皆さんが名古屋に来てくださることを、名古屋市民ともども、心から歓迎し、お待ち申し上げております。

 

 さて、私も今週末、22日(金曜日)から23日(土曜日)にかけまして、陸前高田市などに出張することといたしました。

 

 22日(金曜日)は、「陸前高田産業支援デスク」に支援の申し出をいただいた企業や団体の中で都合のつく皆さまと一緒に陸前高田市を訪問いたします。

 

 市街地の被災状況や土地の利用状況などを実際にご覧いただくとともに、復興に前向きに取り組んでおられる陸前高田の企業や商工団体・行政の関係者の皆さまとお会いして、意見交換をする予定です。

 

 

 また、現地の要望を受けまして、名古屋の伝統産業であります名古屋提灯」300個が、8月7日(日曜日)に陸前高田市で行われます「七タまつり」に使っていただけますよう、本市の企業から陸前高田市に贈呈されます。

 

 現地での意見交換を通じまして、陸前高田の皆さまの復興に向けた熱い思いに触れていただき、名古屋の企業の皆さまが、今後、陸前高田市での復興への取り組みを、より具体的に検討していただけるようになるものと期待しております。

 

 翌23日(土曜日)には、平泉と岩手県庁を訪問いたします。先月末、岩手県の「平泉」が世界文化遺産に登録されたことは皆さんご承知のことと思いますが、陸前高田市に派遣している職員が宿舎を構える一関市は平泉町のすぐ隣です。そういったご縁からも、平泉を、ここ名古屋でも大いにアピールして、岩手県の皆さまが元気になる手伝いをしたいと思っております。

 

 平泉で有名なものには、金、ゴールドがあります。あの金色堂という、芭蕉さんが訪れたところです。名古屋も言わずと知れました金の鯱(しゃちほこ)ということですから、金金付き合いということです。これは(岩手県知事の)達増(たっそ)さんが2年ぐらい前にこちらにおみえになりまして、言っておったことです。「金の付き合いで、ひとつ名古屋の皆さんが観光におみえになるように、河村さんからもよう言ってちょう」ということになりましたので、ぜひ名古屋の皆さんも、この平泉にお出掛けいただけると大変ありがたいと思っております。

 

 具体的には、岩手県から頂いたPR用ののぼり旗を、8月に陸前高田の中学生も訪れる名古屋城や東山動植物園、科学館に掲げるほか、ポスターやリーフレット、ガイドマップなどを市の施設に置きます。

 

 23日(土曜日)は、平泉の文化遺産をいくつか視察したのち、岩手県庁に達増知事を訪ねまして、被災地の早期復興に向けた観光支援や、陸前高田の支援状況などについて意見交換を行う予定です。また、名古屋まつりに達増知事と陸前高田市の戸羽市長をご招待しようと思っております。

 

 職員の派遣から始まった名古屋市と陸前高田市、そして岩手県との繋がりが、さまざまな方面に広がっております。こうした取り組みを通じまして、被災地の復旧・復興への道筋を確かなものにすると同時に、これらのつながりは、子どもたち、そしてその後の世代にも続いていくことと信じております。

 

 もちろん、岩手県以外の被災地に対する支援も引き続き全力で取り組んでおります。

 

 明日からも、名古屋市動物愛護センターの技士4名が、福島第一原子力発電所から半径20キロ以内の警戒区域内で、残されたペットを保護する活動を行います。警戒区域内への本市職員の派遣は初めてとなります。

 

 未曽有の大震災から4カ月が経過したものの、いまだ多くの方が不自由な暮らしを強いられている状況です。「国の対応が遅い」と文句ばかり言っても始まりませんので、「大都市ナゴヤここにあり」の気概を持って、引き続き、名古屋ができる被災地支援に全力で取り組んでまいります。そしてその経験を、万が一、名古屋で大きな災害が起きた際に、必ず役立つものにしてまいりたいと思っております。

 

 被災地支援に関しては以上です。

 

 次に、3府県2政令市 知事・市長会議の開催についてご報告します。

 

 愛知県の大村知事、大阪府の橋下知事、新潟県の泉田(いずみだ)知事、新潟市の篠田市長、そして私による、3府県2政令市 知事・市長会議を7月31日(日曜日)に開催いたします。

 

 国におきまして、かねてより地方分権とか、最近は地域主権とか、言葉はいろいろ変わりますけれど、重要課題とされているものの、遅々として進まない状況の中、危機感を持ってそれぞれの地域から声をあげていくことが大変重要なことと考えております。

 

 地域が国を引っ張る、地域から国を変えるという志を持つ5人の知事・市長が一堂に会しまして、この名古屋の地から強くアピールをしていくことで「日本のかたちを変える」新たな流れを創っていく大きなきっかけになるものと大いに期待をしております。

 

 最後に、街路灯パートナーの募集開始についてご報告します。

 

 本市では、今年4月から「歩道橋ネーミングライツパートナー事業」を実施しており、企業の皆さまに地域貢献の活動をしていただくとともに歩道橋の命名権を購入していただきまして、その収益を維持管理費に充てております。

 

 このたび、第2弾ともいうべき「街路灯パートナー」の募集を本日から開始いたします。

 

 この事業は、パートナーとなっていただいた企業・団体の皆さまに、街路灯1本につきまして、3カ年分の電気料相当額である6万円の寄附をしていただき、街路灯を見守っていただくものです。いただいたご寄附は、街路灯の維持管理費に充てさせていただきます。

 

 また、寄附の御礼としまして、企業・団体のお名前を表示いたしましたアダプトサインを街路灯に貼らせていただくとともに、市の公式ウェブサイトにもお名前を紹介させていただきます。

 

 本市が管理する水銀灯など5万本ありますので、それを対象としておりますので、たくさんのご応募をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

 私からは、以上です。

 

質疑応答

◎7月臨時会について

(記者)

 明日から臨時議会が始まりますが、あらためて地域委員会の予算について減額して提案した理由と、あと、その可決に向けた手応えみたいなものを教えていただければと思います。

 

(市長)

 地域委員会につきましては、例えば増え続ける児童虐待とか、不登校なんかもそうですけれど、新しい都市の課題というのか、僕から言わせれば都会の孤独みたいな、市営住宅の中でお年寄りが孤立しながら死んでいかないかんとか、そういうようなことについて、昨日も某集会で言いましたけれど、今までのいろいろな各種地域の団体の方も、よう骨折っていただいております。うちのお袋もそれやって、そのまま死んでいきました。

 

 ですがやっぱり、もっとみんなが参加できる仕組みを広げていこうと。具体的に言うと、僕らは62歳ですけれど、定年終わって、俺だって地域のために働きたいよというのは、たくさんいるんですよ、実は。だからそういう人たちが、もっと地域のいろいろな、福祉に限りませんけれど、活動に入ってこれるという、そういう仕組みづくりの1つの工夫でして、前回の市長選ならびにリコール運動等も含めて、これは市民の皆さんの熱い期待が間違いなくあるということです。

 

 今まで公約、公約と言ってきましたけれど、よく考えたら、市民の皆さんがこういうことをやりたいというときに、どういうところで主張するんですかね。やっぱりそれは市長選とか、そういうところだと思うんですね。そこで明確に支持された政策というのは、やっぱり実現されないと、これは民主主義にならんですわ。参考意見じゃないですよ。

 

 ということで、ぜひ議会の皆さんにもご理解いただきたいということです。この間の定例会が終わって、直後に、5会派の団長の皆さんから申し入れをいただきまして、僕もびっくりしましたけれど、そのときには地域委員会に関する補正予算があらためて提案されれば適切な議決をするということにされておりまして、私もこういった議会からの申し入れを信じまして、ギリギリの修正ですけれども、議会のご意見も反映させていただいて、減額修正させていただいて提案しているということです。議会の皆さんが良識ある判断を必ずやしてくれるものと、これも信じております。

 

(記者)

 信じられているということなのですが、仮定の話で申し訳ないのですが、万が一否決されたら、再議をかけられるんですか。

 

(市長)

 どうなるんですかね。そんなことってあるんですかね。ちょっと、全く想像できませんね。その(5会派の団長の皆さんからの)申し入れの状況と、それから市民の皆さんの期待がありますからね。(否決されるとしたら)大変なことだろうと思いますね、なかなか。大変なことだと思います。

 

◎3府県2政令市 知事・市長会議について

(記者)

 この3府県2政令市 知事・市長会議ですが、これは具体的には、どんなやり取りになるのでしょうか。どんな感じの流れになるのか教えていただければと思います。第二部の、知事・市長会議というところが肝になるだろうと思うのですが。

 

(市長)

 まだ具体的に、かくかくこうこうということは、まだ定まっておりません。強い自治体、強い日本をどうやってつくっていくかということです。精力的に、みんなで共同で言えるものは言うし、言えんものは、しようがないということです。僕らからすると、今まで言ってきた、そんな当たり前の提案でないことを大いに言っていきたいと思います。

 

(記者)

 例えばこれを聞くと、大阪都構想とか、中京都構想とか、新潟州でしたか。その考え方や、その違いなどが分かる内容になるのでしょうか。

 

(市長)

 分かると思います。それぞれ地域の、それこそ地域主権ですから、決まった地域ばっかりつくっていくということだったら、結局、何のこっちゃということになりますんで。それぞれの、大阪は大阪なり、新潟は新潟なり、名古屋・愛知は名古屋・愛知なりのやり方があってええと思います。

 

 僕なんかしょっちゅう言っていますけれど、やっぱり財政の自立という話ですわね。財政が自立しとらんのに、なんで自治体なのか、わしもよう分からんですけれど。

 

 それから本当に、臨時国会はぜひ名古屋、大阪で1年ごとに開催するというようなことは。今回で分かりましたけれども、災害に対して、リダンダンシー(Redundancy)と言いますけれど、そういう、いざというときの、もう1つのスペアというか、そういうものに対して非常にいいですね。地域主権という考え方も東京一極集中に対抗するにも大きいですけれど。

 

 その辺、とにかく一個やりましょうやということですわね。

 

(記者)

 先ほど市長がおっしゃった、なかなか遅々として、言葉は変われど進まない課題とおっしゃった、それは具体的にはどういうことですか。

 

(市長)

 財政の自立がないからです。それと独立採算になっていないからです。名古屋は赤字会社だと言う人がおりますけれど、大間違いですから。

 

 三割自治と言いますけれど、3割だけは持っていますけれど、あとの分は、名古屋はもうちょっと多いんですけれど、全部、国へお金を全部上納するシステムですから。

 

 これは、3割でも自治じゃないかということは、あるのかな。全部か知りませんけれど、中国は地方税はないと、この間、行ったときに上海の人が言っとったけれどね。だから3割でも自分で負担したらいいのか分かりませんけれど。

 

 こういうことを言うと、すぐに「そりゃあ名古屋だで言えるんだ」ということを言われますけれど、それぞれの地域の独立、簡単に言えば、商売で言えば独立採算制を明らかにするということは、日本全体を良くすることになるわけですわ。稼ぐところはやっぱり稼がないかん。応援するときはすると。こういうふうに、きちんとせないかんわね。

 

 何でもかんでも国に上納させられて、国からちょっと補助金をもらうためにペコペコせんならんと。それはもともと実は名古屋の金であったいう、あほみたいな話ですね。そこらをやっぱり、強く言わないかんのじゃないですか、もうそろそろ。何でか知らん、言えせんもんな。財政の自立いって。政令市長会で、わし何回も言っておりますけれど、むなしく響いております。

 

(記者)

 その会議そのもので、あまり具体的な、どうなるかということは定まっていないということですが、特に新潟と大阪の場合、市と県が1つになることを目指して想定しているわけですが、もしそういうことを国に働きかけましょうという提案が新潟や大阪から出た場合、名古屋と愛知では立場が違うと思うのですが、その場合はどうされるんですか。

 

(市長)

 その仕組みは名古屋は別ということになりますね。だけど、それはそれで新潟さんやら大阪市が主張するなら、それはそれで尊重したってちょうだいよ、ということにはなりますけれどね。

 

 国に言うより、基本的に国会議員つくって法律通してもらわないかんわね、考えてみたら。以前、政令市長会で言ったんだけれど、そんな、地方主権を役所にお願いするいうことは、もともと論理矛盾ですわ。国会議員が通さないかん。だから、わしはしょっちゅう言っとるけれど、フランス型だけれど、日本の超中央集権化したこの国においては、やっぱり首長なんかが国会議員を兼務するようにしないと、できません。外国は結構ありますね、そういうのが。

 

 本当にそうなんだよね。総務省や財務省に、地域主権をやらせてくれ言ったって、とんでもない。こういうふうになれへんかと、国会に言わないかんね。あんまりこういうことは言ってはいかんですけれど。それはそれで努力すると。

 

 

このページの作成担当

市長室広報課報道係
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