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平成22年12月20日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2015年7月30日

報告事項

  • 街路樹大討論会
  • 開府500年のまちの姿懇談会

会見動画

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報告内容

 それでは、12月20日の定例記者会見を始めます。

 

 まず話題事項として、1点目は先週土曜日、「街路樹大討論会」へ出席してまいりました。いろいろな意見がありまして、「電線を地中化する」「果実なんかをつける木、それから国産の木なんかをもっと植えたらどうだろうか」と。場所によっては、剪定の善しあしがあるということとか、有識者の方としては、ヒートアイランドの軽減に街路樹が有効と。名古屋の街路樹は大きな財産ということがありまして。

 

 まあ、この間から結構言っていますけれど、なかなか名古屋の人からすると信じられんのですが、面積当たりの街路樹の数が政令都市では日本一ということなので、石原裕次郎さんが歌われました「白いまち 名古屋」というイメージからいきますと、私も「白いまち」ということであれば、街路樹などの緑は少ないものだと思っておりましたが、実は日本一街路樹が面積当たりで多いということで。大いに宣伝し、また自慢し、それをどうやってメンテをしていくとか、新たに植えるのもそうだけれど、街路樹文化の発祥の地になっていこうという議論がありました。

 

 最後は劇団シンデレラという、環境問題をやっておられる子どもさんのかわいい劇団の歌と踊りで締めくくりまして、私も歌わせていただきました。皆さんで合意したところは、いわゆる街路樹文化発祥の地名古屋を目指そうということです。

 

 論点というか、街路樹というのは誰のものかということで、本質的には名古屋市の普通の道にある場合は市のもの。国道にあるのは国のものらしいんですけれど、個人のものという考えがなかなかないと思いますけれど、もう1個、地域のものであるという認識が1つできる可能性もあると。

 

 その場合、地域委員会でやるかどうかは分かりませんが、みんなでどういう木を植えるか、どうやってメンテするかと。下にベンチを置くかとか、街路樹の下に土があるところがありますので、その土にどういう花を植えるかとか、そういうことについても、みんなで決めていくということには1つできるのではないかということで。

 

 私は「ミスター街路樹」とか「ミセス街路樹」というのを、一つ市民の皆さんで投票ぐらいするといいんじゃないかと思います。これはなかなか面白い。そう思って、皆さんもぜひ名古屋のまちを歩かれたり、車に乗られるときに見ますと。本当に木も大きくなりましたね。昔から言うと。相当でかい木があって。有名な木はそこからずっと名古屋城の方に行く西側に、名城病院を超えたところかな、横ですね。横に木が、下の方に倒れているのがありまして、そこに車がぶつかって幹がごぼっとえぐられている木がありまして、これはまた有名な木のようですわ。道路の方に倒れてきたときに、どうやってメンテをするかという、1つの課題のようですが。大きな木がたくさんあるのはいいですね。やっぱり樹木があると。

 

 ここをずっと行きますと錦通の葵のところのヤマザキマザックの美術館がありますが、あそこはちょうど交差点で言うと錦通葵の東北の角ですか。ヤマザキマザックがつくった美術館のちょうど玄関の角に、でっかいクスノキがあります。あれは、私は昔から知っておりまして、マザックさんがあそこのでかい美術館の建物をつくるときに、切ってしまわないかなと思って心配しておりまして。僕は何も言ったわけではありませんけれど、残されましてですね。それも奥にあったやつを前に植え替えて、玄関のところにぼこっと立っている。あれはだいたい250年ぐらいの樹木らしいんでね。

 

 一杯飲みながらずっと、栄から古出来町まで歩いて行くことがあるんですけれど、そのときにあそこを通りますと、巨木に抱き付きますとなかなか生命力を得るという。まあ、切られずに生き残ってよかったねという感じがするね。なかなかあの辺は江戸時代の武家のあったところですから、植えられた方はさぞかし喜んでおられるだろうと。

 

 ちょこっとしたことかも分かりませんけれど、そういう環境を大事にする、それから生命を大事にするというのは、存外1人でできるものがあるのでね。その中で、木を大事にするというのは非常に大事なセンスだというふうに、名古屋のまちの空襲と伊勢湾台風、伊勢湾台風もかなりいかんかったようですけれど。だいぶ立派な木を失いましたけれど、今後さらに樹木を大事にしていきたいと、そんなふうに思いました。

 

 それから2点目ですけれど、「開府500年のまちの姿懇談会」に昨日行ってきました。何回か議論をされまして、名工大の堀越先生が中心になり、開府400年ということで。300年ごろの、今から100年前に地方の都市の姿を想定した図面というのは、書いたのがあるんですけれど、そう大幅には変わっていなくて。飛行場の位置なんかはちょっと変わっていますけれど。想像の範囲内と言うと怒られますが、そういうものだなと思いますけれど。それを踏まえて、100年間の間には戦争でひどい目に遭いまして、名古屋市街の3分の1が焼けたと。それから、伊勢湾台風という大被害をくぐり抜けながら、名古屋のまちがつくられていった。

 

 戦後の戦災復興事業というのは、日本最大だというようですが、シンボルは100メートル道路、それから、お寺なんかはぎょうさんあったんだけれど、あれの墓をみんな廃止しまして、平和公園にまとめたということで。あの時代は一つの非常に画期的な事業だったなと、私も小さいながらに若干印象があります。

 

 その代わり、まちの中にあるお寺だとか、お墓があるところは、さっきからの話だけれど、大きい樹木が残っているんですね。ぽんぽんと。そういうのをだいぶ切ってしまったということがもしあったとすれば、残念だということです。

 

 提言を8項目、いろいろいただきまして、「歴史」とか「暮らし」とか、ぜひ皆さんも見ていただきますと、非常にきれいにつくってあります。カラーのイラストで。そういうのをヒントにして、ぜひ名古屋の実際の都市計画の中に生かしていきたいということです。

 

 私は、何と言っても名古屋のまちがあと1000年、子どもさんや孫がみんな自慢していけるには、やっぱり名古屋城の天守閣の木造本物復元というのは、何としても必要だろうなと思っております。やはり自慢がいるんですね、まちというのは。何か威張れるところ。「尾張名古屋は城でもつ」、そりゃあいっぺん行ってみやあということですので。ぜひその辺は、名古屋の天守閣というのは、ご承知のように木造ですが、戦前の図面がそのまま残っておりますし、写真も残っておりますので、本物が復元できるという、非常に貴重なものです。

 

 ただ、今立っているのは、もう50年たっておりまして、50年たつと登録有形文化財の要件を一応満たしますから、今まだ壊してはいけないので、あの建物をどうやって移設することができるかというのがポイントになるだろうと僕は思っております。

 

 それから、名古屋のまち全体の姿をイメージをすると、今言いましたように、戦災復興事業、それから伊勢湾台風なんかを含めて、中央集権的につくっていったまちづくりという印象が非常に強いという中で、今回、否決されましたけれど、私の根本的なアイデンティティーが、いわゆる民主主義的なまちづくり。それを減税して寄附に転換してやっていく。それから、それを決めるのも市が担う部分は当然あることは事実ですけれど、みんなで、都市の、まちの、自分らの学区の在り方を考えていくというような話ですね。そういうような民主主義的なまちづくりという時代にそろそろ入ったのではないかと思います。

 

 平たく言えば、例えば自分のところの対象学区のこの通りは桃の木通りとか、柿の木通りとか、イチジクをぎょうさん植えるとかですね。それで、ここの通りは、いわゆる垣根を取っ払うとか。ずっとですね。それから、街路灯の位置を下げる。それはなかなかいい雰囲気になるでしょう。それで、ちょこっとしたコーナーなんかに広場をつくって、でかい木を一発植える。

 

 そういうような、自分たちのまちを歩いて楽しくなるようなまちづくりというのを考えていく時代ではないかなと。名古屋市の駅そばライフとか、だいたい同じようなコンセプトはありますね、今は。そういうふうに変わっていかないかなと思っております。

 

 それと、都心が非常に楽しくなるというのは、どえらい重要ですので。久屋大通公園、わしは何べんも言っているけれど、鉄塔の東と西のあの道は道路をちょっとやめさせていただく。使っている人、今、出入り口がある人は、入るのは結構です。そうしますと、テレビ塔を挟んで110メーターの幅。南北は1,738メーター、ほぼ20ヘクタールの大変でかい公園ができますので、例えば、居酒屋、酒飲み解放とか、今度プラネタリウムができますけれど、ああいうもののサテライトプラネタリウム、それから、サテライト動物園だとか。まあ、博物館の出張所なんかもあるといいんですけれど。それから、世界の居酒屋、そういう人が集まって、東京の銀座、大阪の道頓堀、名古屋の久屋といって、行って一日ぶらぶら文化に浸りながら、いろいろな音楽なんか、芝居でもええですが、浸りながら暮らしていく。それで、大須へつないでいきます。

 

 そういうような、どえらい楽しい、いわゆる求心力のある都心ができる。これも非常に大事なことではないかと思っている次第でして、いろいろ申し上げているんですけれど、なかなか権威がないもので、進んでいるとは思いますけれど、なかなかパッと変わったまちの姿が見えないので、今のところ残念ですが、そういう名古屋のまちをつくっていきたいと思っております。私からは以上です。

 

質疑応答

◎辞職の理由について

 

(記者)

 先ほど議長室におもむかれて、退職届を出されました。あらためて市長の口から理由をもう一度お願いします。

 

(市長)

 いろいろ「時期が」と言われますけれど、私も考えましたが、やっぱり市長選の公約の全否定は決定的じゃないですかね。と思いますね。つくづく。いろいろ言われますけれど、衆議院なら間違いなく解散ですから。市民税1割減税の否定は。

 

 話し合いはと言われますけれど、話し合いはしょっちゅうやっておりまして、ほとんどの予算は通っております。減税じゃない部分は、こんなことを挙げるとなんですが、水道料金も、市役所の職員の人件費1割削減という巨大な政策も実現されております。名古屋型の年金調査もスタートしておりますし、500円ワンコイン検診も、これはたぶん、日本で名古屋だけと言われております。非常に受診率が高まって、喜んでいただいています。それから、子どもさんのワクチンですね。おたふく風邪とか、ヒブとか、ああいうものも名古屋からスタートしまして、今、国が追随して無料になっているということなどがあります。

 

 学生の皆さんに、この間、街頭でしゃべっていて、「どうだい。学生定期でどこでも乗れるようになったぞ」と言ったら、「ありがとう」と言っていましたよ、みんな。これも非常にちょっとしたアイデアですけれど、大変画期的な政策で、その値段も今、下げております。学生定期の値段。その他、数えればきりがないほど市民サービスを充実させようということで、各局努力をしまして、市民の皆さんに奉仕させていただいておりますけれども、やっぱり市長選のメインの、一丁目一番地です。一丁目一番地というのはいろいろなことで使われることがありますが、名古屋市民税1割減税は、本当の誰も疑うことのない一丁目一番地なんです。むしろ私も、それをやろうと思って今回市長選に出させていただいた意味が非常に強いんです。

 

 平成18年からできて、その前はできていなかったんですけれど、「河村ビジョン」という、いわゆる国会議員のときにまとめていまして、その中で勉強をするときに、「ああ、そうか。市民税を減税できるようになったの」と。総理だったら、消費税を下げるという方に向かいますけれど、市長でこれを実現して、減税された分を寄附に回してまちづくりとかをやっていく社会づくり。そういう私の年来の理想。それを、国会議員になってすぐに手掛けたのがNPO法案、寄附の法案なんです。だから、それを名古屋から発信しようというのが私の非常に大きな動機だったのを、1年半、心血を注いでやってまいりまして、当局も必死な努力のおかげで、全部、行財政改革で財源をまかなうことができ、総務省からも許可をもらいということでありました。

 

 これは継続しなければ意味がないです、はっきり言いまして。NPO関係の方も、継続がなければ、それを当てにすることもできませんし。それだったら給付金になります。いわゆるばらまきですけれど。そんなことなんか、やめた方がいいと言っていいかどうかは知りませんが、いわゆる減税の精神ではないということで、この度、初めてですね、否決されたのは。

 

 ということで、名古屋市民の皆さんにおかれましては、3月までは減税が継続しますけれど、4月からは一挙に226億、226万人ですので、赤ちゃんからですけれど、市民1人あたま1万円の大増税になるという状況を議会で示されますと、やはりもう1回市民の皆さんに信を問わないと。「もう1回言い続けてもいいですか」と。「減税をしよう」と。県の方も1割減税をやってちょうと。やろうじゃないかとやっておりますので。

 

 私はもう1回ぜひ、市民の皆さんに「河村さんいいよ、頑張ってやれよ、議会がやっぱり変えるのはいかんよ、議会が議決を変えないのはいかんよ」というご審判をいただきたいと思っております。ぜひそうなった暁には、継続してやらせていただくということですが。根本的に寄って立つ理念の一番の柱が消え去りましたので、不信任と考えさせていただいております。

 

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市長室広報課報道係
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