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平成22年7月5日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2015年7月30日

会見事項

  • 日本最古の「船形木棺」の展示

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会見動画

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会見内容

 7月5日の定例記者会見を始めたいと思います。

 

 まず、報告事項ですが、日本最古の船形木棺が出てきまして、その展示についてです。

 

 船形木棺とは、死者を船に載せ、遠くにある死者の世界へ送り出すという観念に基づいた、「舟の葬儀」と書く「舟葬」という弔いの儀式に用いられたと考えられている棺です。平成20年度、北区平手町の「クオリティライフ21城北」整備に先立つ発掘調査で出土した日本最古の船形木棺を、このたび名古屋市博物館で公開することとなりました。7月17日(土曜日)から、博物館の常設展示室に船形木棺のコーナーを新たに設置して展示いたします。

 

 この船形木棺は、長さ2.8メートル、最大幅1メートル、約2,000年前、弥生時代中期のもので、実際の木質が残り、明確な船の形をしている木棺では日本最古の事例です。この木棺が出土してから1年をかけまして、木棺に含まれていた水分を蒸発させながら薬品と置きかえるという保存処理を施し、このたび公開することになりました。

 

 開府400年の節目の年に、また一つ記念碑的な取り組みができたのではないかと思っております。ぜひ多くの市民の皆さんに博物館に気軽に足を運んでいただいて、2,000年前の名古屋に思いをはせていただければと思っております。

 

(当局:北区の平手町遺跡で出土しました日本最古と言われている船形木棺を、7月17日より名古屋市博物館で展示します。日本最古の船で人を送り出すという葬式、舟葬と呼んでおりますが、そういったものがわかる事例で、これまでの学会の学説を覆す可能性もあるような大きな発見です。市民の皆様に見ていただいて、自らそういった過去の姿に思いをはせていただけるような展示をいたしますので、ぜひ足を運んでいただければと思っております。)

 

(当局:保存処理を行いましたが、木の上に頭蓋骨と足の骨も残っておりまして、人が確かに葬られていた、そして、その向きも、船の先のほうに足を向けて横たわって葬られていたということがわかる事例になっております。この状態で展示でも見られるようにしますので、ぜひご覧いただければと思います。)

 

 頭蓋骨は、木の中にしみ込んじゃっている状況かね。

 

(当局:そうですね。かなり、ぼろぼろになりつつありますが。)

 

 だけど、骨は骨であるわけね。男か女かはわからんかね。

 

(当局:骨は骨で残っています。性別はわからないようです。)

 

(記者:今回、調査をして、考古学的に何か新たな発見はあったんでしょうか。)

 

(当局:発掘調査の時点で、日本最古の舟葬であろうということが推測されておりましたが、その後、調査を進めましたら、この棺がヒノキでできていることがわかってきました。ヒノキは、どうも実用の船には使わないようですので、おそらく専用の棺として作ったのであろうということがわかってきました。ですから、舟葬の可能性がさらに高くなり、舟葬といいますと海外にも事例がありますので、弥生時代の人たちと海外との関係も考えられるような研究の進展というのがありました。)

 

 なるほどね。よっぽど偉い様ですね、こういうことをやってもらえるのは、多分。

 

(当局:特に一緒に葬られた副葬品はありませんので、どのくらいの階層の人かはわかりませんが、ある程度上位の階層の人であることは間違いありません。)

 

 間違いないということですね。この辺は昔は海で、北区の一部が断崖になっとって。これは、ほんとうに流してぽんとたまたまどこかへ出てきたのか、こういう格好で埋めたのか、どっちなんですか。

 

(当局:お墓を作って埋めました。)

 

 船で流れたわけではなしに。墓を掘って、その中に船を置いたと。

 

(当局:はい、実際に流したわけではありません。)

 

 だんだん皆さんも近づいてまいりますので、いろいろ終末を考えていただくとええかと思いますよ。

 

 私からは以上です。

 

質疑内容

◎再議について

(記者)

 先週の定例会見で、6月定例会について再議に付すかどうかの判断を、1週間をめどになさるとおっしゃっていましたが、その後、どのような状況でしょうか。

 

(市長)

 鋭意進めておるところでございまして、結論につきましては、もうちょっと待っていただきたいなということでございます。

 

(記者)

 再議に付すとすると、基本条例の部分なのか、中期戦略ビジョンなのか、その辺もまだ決まって……。

 

(市長)

 全体ですね。一般的に言うと、基本条例前文にある、方針等を市会は議決しチェックするというのが、基本的に大きい規定であると思います。

 

 議決事項は、地方自治法96条に、条例を制定し予算を議決するなど10項目ぐらい限定列挙されていまして、その2項に、その他議決事項を定めることができるということで、そこで行政計画を入れられたということですけど。大事なことは、市民から見た場合、責任と対でないとおかしいことですね。

 

 いろんなご議論あると思いますけど、一般的に市議会というのは、なぜこんな限定列挙があるかということは、やっぱり市議会の議決については一種の限定的なところがあると言われておりますわね、通説的にはね、多分。

 

 いろんなものが修正されましたけど、ちょっとえらいんじゃないですかね。市長選の民意というのをどう考えるかだと思いますね。普通考えると、自分の住んでおる自治体をどうしてやってほしいというのは市長選で争われておるんじゃないですかね。だから、それを市会議員さんが、今回の市民税1割減税もそうですけど、地域委員会もそうですけど、ばさっとやってええものかどうなのかという感じはしますね。

 

 私は権限を越えておると思いますけど、これ。

 

(記者)

 今のお話ですけども、確認ですが、議会基本条例全般にわたって、再議の検討の対象ですけども、議会基本条例全般と中期戦略ビジョンというこの2つ…。

 

(市長)

 …を直したね。直されたのも何項目もありますし、それぞれですね。

 

(記者)

 わかりました。

 

(市長)

 地域委員会の目標、40、200とあったものを削除されたが、どういう意味をなすんですか。やったらいかんというのか、自由にやれというのか、どっちなんですか。

 

 だから、行政計画を直すということは物すごいディープな話ですよ。

 

 だから、市民の皆さんからすると、目標をとられたから、なくなっちゃうのか自由にできるのかということで、手を挙げようという意思も変わりますわね。

 

(記者)

 結論を出すのは、時期的には参議院選後になりますか。

 

(市長)

 吟味はずっとしておりますけど、参議院選は、越えると思います。

 

(記者)

 中期戦略ビジョンについて、再議と別に、修正案を出さざるを得ないというようなお話もあったと思うんですが、再議についてどうするか、検討を経てから修正案のことも考えるということですか。

 

(市長)

 同時にでしょう。だから、今の前文にあるような規定、どうもほかにないようですね。ほかの市の基本条例をちょっと見てみましたけど、二元代表制であり、対等の立場にあるので、市の方針等を議決し、なおチェックするという規定は今のところはないですね。これも本当に、議決した人がチェックするとどうなるんですかね。市民の皆さんにとってこれはまずいと思います。

 

◎首長と議会の関係について

(記者)

 ちょっと話がずれてしまうのかもしれないんですが、権限と責任の話で、議会側にこういう形で責任を持ってもらおうということは考えていらっしゃるんですか。

 

(市長)

 そうなりますと、8時45分から出てきてもらわなあかんね。ゴルフ等に関しましても平日はまずいんじゃないかと思いますけど。

 

 というより、ようわからんのは、選挙で国民から選ばれていない総理大臣が衆議院議員を解散できるわけです。しかし、選挙で市民から直接選ばれた市長が議会を解散できない理由は、余り書かれていないです。

 

 今のところ、調べたところによりますと、地方議会の選挙というのは、やっぱり地域代表という意味が非常に大きいと。アメリカなんか――何でアメリカかといいますと、地方自治法は昭和22年に、GHQのもとでつくられた法律ですので、向こうの場合は、中華街代表とかヒスパニック代表とか、そういう意味でほぼ小選挙区制でしょう。だから、地域代表というのが大変に意味がある。また地域代表の人がノンパーティザンになっていますから、市長選で全市をこうしようという方針、全市の市長選での民意を、一人一人がたまたま重なって、否決するというのは余り想定されていないのではないかということを言っておった人がお見えになります。

 

 ということで、もしリコールになった場合は統一地方選挙はなくなります。衆議院ではしょっちゅう解散していますし、むしろ、名古屋市をどうするかとか、衆議院でいえば日本の国をどうするかとか――郵政解散なんかそうでしたけど――という場合は、きちっとやっぱり争点を示して、解散による選挙をやった方が市民の皆さんのためになると。漫然と4年ごとにスケジューリングで信任投票をやっておっても余り意味がないと思う。

 

(記者)

 今、首長と議会との関係についてお話があったと思いますけど、6月定例会で市長が出席した総務環境委員会やその後の議会運営委員会で、市長が「着席したまま失礼します」と言ってあえて立たずにお話しなさった場面が続きましたけど、その行為自体にどういう意味というか、思いというか、何かそういう込めたものがあったなら、ちょっとお聞かせ願えますか。

 

(市長)

 議員が座っておって、僕だけ出てきて、こちら側から発言権はありませんから。僕、「こうやって言わせてくれ」と言ったら、「いや、きょうはあなたが発言する場所じゃないんだ。答えればいいんだ」ということになると、これ、尋問の対象ですよね。尋問でも、たしか裁判でも、証人に聞くときは、やっぱり弁護士や検事は立ち上がっていますね。裁判官は座っていますけど、1段高いところに。だから、結局、議員さんは裁判官になられたんですかね。二元代表制だと言われるのなら、現実的に立ってしゃべるのと座ってしゃべるのでは、座ってしゃべるほうが意外といろいろまとまることはまとまるんですよ、いろんなものを見やすいし。

 

 私は異常な違和感を感じましたね。あくまで目下というか。議会のほうが決定的に上なんだという感じがしまして。

 

 ということで、ささやかな抗議の気持ちを込めまして申し上げたところでございます。何であんたたちは座っとるのに、おれは立ちつくしたままでしゃべらないかんのと。その意見を言う権利もないと。反問権どころか、意見を言うこともできんというんですから。あなたは答えるだけの場所だと言われて、そういう場所で市議会が方針等を全部決するんですかね。ということで、何か大きな誤解があるのではないかと感じております。

 

◎6月定例会について

(記者)

 改めて、先ほども幹部会でおっしゃっていましたが、減税のこととか報酬、議会側から出すと言われていた案が議会側から出されなかったことについても含めて、1週間たってみて、6月市議会をどういうふうに総括されているのかを教えてください。

 

(市長)

 あのときも申し上げたが、保身議会ということ。議員としての生活を長く保持するというふうになった。これは別に名古屋市議会議員さんだけが悪いわけじゃなく、日本中の政治がそうなっている。だから、自分の給料を減らすのは一円も提案できない。それから、権限は拡大せないかん。

 それではいかんよ、本当はね。議会、議員というのは、国王が保身するといかんから、みんなで選挙で選んで、なるべく国王の権限が延々と続かないようにつくられた人類の発明ですね。そうならんようにに思っている。

 

◎大相撲の名古屋場所について

(記者)

 大相撲の関係なんですけれども、きのう、琴光喜に解雇処分が出たんですけれども、一連の相撲の賭博問題について、どのように感じられていらっしゃいますか。

 

(市長)

 国会議員のときに相撲の質問をしようとしましたら、「タブーだから、それはいかんぜ」と言った先輩がお見えになりました。

 

 それからしばらくたって、例の八百長疑惑がありましたね。あのときに関西のテレビ番組に出ておって、そのとき、「河村さん、国会Gメンやっとるんなら、ちゃんと調べないと」と言うもんで、相当調べをやりかけました。で、文科省からも来ていただいたが、結局、あるところから突っ込めんようになりましたね。

 

 だから、第三者的な人にトップをやってもらって、また信頼される相撲になって、あと1,000年も2,000年も相撲が続くとええなと思います。

 

(記者)

 名古屋場所って、いつも最終日に市長が行かれて、市長杯か何か渡されましたよね。今回はどうされるんですか。

 

(市長)

 今回は県のこともあり、今、両方で調整中と聞いています。

 

(記者)

 行かれるおつもりではいるとういうことですか。

 

(市長)

 行きたいつもりはあるが、県の神田さんのほうが前にやられるし、そこらと今、話を詰めていると聞いています。

 

(記者)

 神田さんが行かないと言うと、河村市長も行かないということになるんですか。

 

(市長)

 そこはちょっと相談してやると思います。

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