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HIVとは?エイズとは?

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このページを印刷する最終更新日:2015年4月1日

ページの概要:HIVとは?エイズとは?

HIV=エイズではありません。

HIVとは?

 HIVとは、ウイルスの名前(「Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)」の略称)です。

 ウイルスは細菌より小さく、他の生物の細胞に感染することによってしか生きることができません。HIVは、ヒトのCD4陽性リンパ球という免疫機能をコントロールする細胞に感染し、破壊してしまいます。そのため、数年から十数年の経過で、次第にCD4陽性リンパ球が減少し、免疫機能が低下していきます。

エイズとは?

 エイズとは、HIV感染により免疫力が低下し、免疫が正常に機能していれば発症しないニューモシスティス肺炎やカポジ肉腫など、厚生労働省の指定する23疾患のいずれかを発症した疾病の名前(「Acquired Immunodeficiency Syndrome(後天性免疫不全症候群)の略称)」です。HIVに感染してもただちにエイズを発症するわけではありません。

感染源は?

 HIVに感染しているヒトの体の中で、HIVが存在するのは、血液、精液(射精前分泌液を含む)、膣分泌液、母乳に限られています。つば、汗、尿、便などには存在しません。

感染経路は?

 HIVを含む血液、精液、膣分泌液、母乳が体に侵入する経路は、主に粘膜であり、正常な皮膚からHIVが侵入することはありません

1 性行為での感染

 現在、感染経路の中で、最多数を占めています。口腔粘膜、性器粘膜、肛門・直腸粘膜よりHIVを含む血液、精液、膣分泌液、母乳が侵入することで感染します。 また、他の性感染症等による潰瘍などの傷があると感染の可能性が高くなります

 特に肛門性交では、男性性器側も肛門側も感染の可能性が高くなります。

2 血液を介した感染(注射器共用)

  • 現在の日本では、輸血による感染はほぼありません。
  • 麻薬や覚醒剤などの注射器共用によるHIV感染が、日本でも増加しています。

3 母子感染

 母親がHIVに感染している場合、妊娠出産の過程(胎盤を通じた感染、出産時の感染、母乳を介した感染)で子どもにHIVが感染する確率は25%から30%とされてきましたが、日本では、感染予防対策を実施することにより、母子感染をほとんど0%とすることができるようになっています。

感染すると・・・

感染急性期

 HIVに感染して3週から6週間、HIVに対する抗体が産生される過程で、多くの場合、発熱、リンパ節腫脹、肝酵素上昇、皮疹等の症状が現れます。

潜伏期

 数年から数十年の間、無症状の時期が続きます。この期間は、個人によって様々で、短い方もいれば、長い方もいます。

免疫機能が低下してくると…

  • CD4陽性リンパ球の正常な値は、血液1マイクロリットル(立方ミリメートル)中に700個から1,300個程度です。
  • CD4陽性リンパ球が血液1マイクロリットル(立方ミリメートル)中に500個を下回ると、軽度の免疫機能低下であり帯状疱疹、結核などの疾患にかかりやすくなります。これらは、HIVに感染していない方でも、加齢や手術後などの免疫力低下状態で発症しやすい疾患です。
  • CD4陽性リンパ球が血液1マイクロリットル(立方ミリメートル)中に200個を下回ると、免疫不全状態でニューモシスティス肺炎(カリニ肺炎)、食道ガンジタ症といったHIV感染症に特徴的な日和見感染症(免疫機能が低下した時に発症する感染症で、免疫系が正常に機能していれば発症しない感染症)にかかりやすくなります。
  • CD4陽性リンパ球が血液1マイクロリットル(立方ミリメートル)中に100個を下回ると、進行した免疫不全状態でサイトメガロウイルスによる網膜炎、非結核性抗酸菌感染症、進行性多巣性白質脳症などHIV感染症にしか見られない疾患が出現します。

治療の現状

 1995年に新しい作用機序の薬が登場し、抗ウイルス治療が確立されてからは、早期に感染を発見し、速やかに医療機関を受診して治療を開始すれば、感染前とほとんど変わらない日常生活を送ることができるようになっています。

 医療費については、個人の所得に応じた金額を支払えばよい助成制度が利用できるようになっています。また、個人のプライバシーにも配慮されているため、他人に知られず、助成制度を利用できます。

 しかしながら、HIVに感染すると生涯にわたって治療を継続しても完治(HIVがゼロになること。)することはなく、HIVの治療のための薬を服用している場合、以下のデメリットが存在します。

  • 副作用が強い薬が多くあります。
  • 薬を毎日欠かさず飲まなければなりません。飲み忘れにより薬剤耐性ウイルスが出現し、HIVの治療が困難となる場合があります。
  • 他の疾患を患った場合、薬の飲み合わせにより、利用できる薬が限定される可能性があります。その場合、他の疾患の治療が困難となります。

このページの作成担当

健康福祉局健康部感染症対策室感染症係

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