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自主防災組織

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このページを印刷する最終更新日:2017年3月18日

ページの概要:自主防災組織の概要について自主防災組織の活動に皆さん参加しましょう。

自主防災組織とは

倒壊家屋からの救出訓練

 自主防災組織は、昭和34年の伊勢湾台風による甚大な被害を教訓として「災害対策基本法」が制定され、この法律によって生まれた、隣保協同の精神に基づく地域住民による自発的な防災組織です。
 現在、発生が危惧されている東海・東南海地震などの大規模な災害が起こった場合、行政をはじめ防災関係機関は全力を注ぎますが、同時多発火災やライフラインの破壊などにより、活動が一時的にマヒすることがあります。こうした事態においては、地域住民の皆さんの初期消火、負傷者の救助などの自主的な防災活動が被害の防止・軽減のために必要です。
 こうした自主的な防災活動は、各自バラバラで行うのではなく、隣近所の人々と力を合わせ、一体となった活動こそが大きな効果を生み出すのです。
 このための組織が「自主防災組織」なのです。

名古屋市の状況

 名古屋市では昭和56年から震災対策事業として、町内会・自治会単位に自主防災組織が結成され、現在ではほぼ100%が結成されています。
 全国的にも組織数、組織率、組織活動とも非常に高いレベルに達しており、本市が進める「防災安心まちづくり運動」の中枢的な組織として重要な役割を担っています。

防災安心まちづくり運動

あなたも自主防災組織のメンバーです

自主防災組織の編成と役割

 災害時に組織として効果的な防災活動を行うためには、それぞれの町内会・自治会の住民の方々で話し合い、誰がどういった活動を行うのか、いざという時に備えて日頃から役割分担を決めておくことが大切です。
 組織の編成は、会長、副会長をリーダーとして、その下に役割(情報班、消火班、救出救護班、避難誘導班、給食給水班)ごとに班長を置きます。ここまでが、自主防災組織の本部となります。そして、各班は副班長及び班員で構成されます。
 また、各班には、平常時・災害時に行う活動がそれぞれありますので、次項を参照してください。

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平常時の活動

平常時は、災害に備える活動が基本となります。
 各班の活動は次のとおりです。

  1. 自主防災組織本部・・・・地域の防災計画や訓練計画の作成
  2. 情報班・・・・防災知識の普及
  3. 消火班・・・・出火防止の指導
  4. 救出救護班・・・・救出及び応急手当の方法の習得
  5. 避難誘導班・・・・避難計画の作成及び周知
  6. 給食給水班・・・・非常食の家庭備蓄の広報

 これらの活動を各班で行う一方、自主防災組織として災害時に効果的な活動を行うため、全体で自主防災訓練や防災講習を行い、災害対応力を高めることが大切です。

地域の防災計画作成

災害時の活動

 災害時には、被害の防止・軽減を図るために、本部の指示のもと各班ごとに活動を行います。

  1. 自主防災組織本部・・・・各小学校に設置される災害救助地区本 部との連絡調整や 各班の調整・指導
  2. 情報班・・・・被害等の情報の収集及び伝達
  3. 消火班・・・・初期消火の実施
  4. 救出救護班・・・・負傷者等の救出及び救護活動
  5. 避難誘導班・・・・避難誘導の実施
  6. 給食給水班・・・・炊き出し及び給水
ジャッキ等を活用した救助の様子

自主防災組織のリーダーの役割

 自主防災組織のリーダーとは、会長・副会長など自主防災組織において中心となって防火防災活動を行っていただく方のことです。町内会長さんを想像していただければ分かりやすいと思いますが、多くの世帯が参加する自主防災組織において、円滑な活動を進めるためにはリーダーの存在はとても重要です。
 平常時には、自主防災訓練など災害に備えた活動の企画・実施などを行い、災害時には、各班を指揮して、被害の防止・軽減のための防災活動を行います。

初期消火訓練の指導の様子

消防職員・消防団員のOBの役割

 地域には、様々な職業の方がおり、言わば知識や技術の宝庫です。例えば、大工さんであれば、地震で倒壊した家屋から逃げ遅れた人の救出時に、持っている知識や技術が活かせるでしょうし、今は退職していても、もと看護師であった方は、応急手当にそれが活かせるでしょう。各個人が自分の持っている知識や技術を活かすことが被害の防止・軽減につながるのです。
 消防職員・消防団員のOBについては、現役時代に培った専門的な知識や技術がありますことから、自分の住む地域の自主防災組織の活動でリーダー役となり、自分の持つ知識・技術を活用することは、地域防災力の向上にとって非常に有効なことです。

 平常時・・・・自主防災訓練などの活動の企画・実施や訓練指導など
 災害時・・・・初期消火、救出救護などの防災活動など

自主防災組織の訓練

 災害時に適切な活動を行うためには、日頃から訓練を行い、防災行動力を養っておく必要があります。
 自主防災組織の訓練には、大別して「基礎力の養成」「リーダーの養成」の2種類があります。
 さらに、実践的な新しい訓練手法として、「地域密着型訓練」「実践的リーダーの養成」「災害図上訓練」「自主防災組織の現地本部運営訓練」を取り入れています。
 また、いざという時に連携した活動ができるよう、日頃から地域内で顔の見える関係を作るのに効果的な訓練としては、「災害図上訓練」や「バケツリレー」、「地域の運動会の競技種目として消火器早消し競争や応急担架リレーを取り入れる」などがあります。

家族で防災訓練に参加しましょう

基礎力の養成

 幅広い地域の方を対象に、防災に関する基礎的な知識・技術の習得を目指すものです。

内容

 防災講習、初期消火訓練、応急救護訓練、避難誘導訓練、給食給水訓練、情報伝達訓練、総合訓練など

訓練用消火器を使用した訓練状況

リーダーの養成

 自主防災組織の会長、副会長、班長などを対象に、訓練指導方法や災害時のリーダーとして活躍いただく防災のリーダーとしての育成を目指すものです。

内容

 初期消火等の各訓練の専門技術及び安全管理、訓練時の指導方法

安全管理等の講習状況

地域密着型訓練

 学校や公園などに集合して行う訓練とは異なり、自分達の住む「まちや路地」をそのまま訓練会場として、災害発生時の状況を想定・判断し、その対応を実践していく発災対応型訓練で、より災害発生時の状況に近い実践的な訓練です。

負傷者搬送と避難の訓練状況

実践的リーダーの養成

 救出救護班長や町内会の組長、体力のある若い人などを対象に、地震発生時に迅速な対応が求められる倒壊家屋などからの救出活動及び応急手当、負傷者の搬送訓練を重点的に行うもので、訓練指導時や災害時の防災リーダーとしての育成を目指すものです。

倒壊家屋からの救出要領

災害図上訓練(DIG)

 災害図上訓練とは、地域で大きな災害が発生した場合を想定し、予想される災害状況や必要な対応・行動などを自分達の住む地域の地図に書き込みながら、参加者全員で災害の対応をイメージする、真剣かつゲーム感覚で気軽に行うことができる訓練です。
 訓練を通じて同じ地域の人どうしで話し合うことで、交流が深まるという効果もあります。
 通称として、Disaster(災害) Imagination(想像) Game(ゲーム)の頭文字をとって、「DIG」(ディグ)と呼んでいます。

地図への避難ルートの書き込み状況

自主防災組織の現地本部運営訓練

 自主防災組織の現地本部運営訓練は、被害状況や住民の安否などの情報の収集・伝達や初期消火班を始めとした各班への指示など、自主防災組織の組織的な活動の核となる現地本部の運営の実効性の確保を目的とした訓練です。

情報収集活動の状況

訓練実施までの流れ

 訓練実施までの流れは次のようになります。訓練をやってみようと地域で決まりましたら、消防署・区役所等へ相談してください。

  1. 訓練の企画
  2. 消防署・区役所などへの相談・協力依頼
    (消防署・・・初期消火訓練等アドバイス 区役所・・・避難所運営訓練等アドバイス)
  3. 地域住民への広報(掲示板・回覧板など)
  4. 事前打合せの実施
  5. 訓練資器材準備
  6. 訓練の実施
訓練の流れや注意事項等の説明

それぞれの自主防災組織で訓練を行いましょう!

 災害時には、隣近所の人々と力をあわせ、地域が一体となって活動することが大切です。
 日頃からいざという時に備え、自分の住む地域の連携を高めるために、自主防災の活動の基本単位である自主防災組織(町内会など)で訓練を行い、防災行動力を高めましょう。
 また、災害時には、各自主防災組織(各町内会など)が連携して活動を行うことも大切ですので、複数の自主防災組織(複数の町内会など)による合同訓練や、学区(小学校区)内の全ての自主防災組織(全ての町内会など)の連合による訓練も、地域の実情に応じて実施しましょう。

自主防災組織で大切なこととは

 自主防災組織は、会社のように厳密に組織化されたものではなく、また、それを生業として生活しているものでもありません。地域には様々なことについての取りまとめ役として町内会がありますが、自主防災組織はその中の防災に関する取りまとめ役、地域の防災コミュニティといったところです。
 災害発生時に効果的な活動ができるよう、日頃から組織としての実効性を高めることももちろん大切ですが、それ以上に大切なことは、いざとなったらお互いに助け合う、お互い様という共助の意識を日頃から持つことです。
 例えば、地震発生時に自分は他人を助けようと常々心がけていても、いざとなったら家がくずれ、逆に助けられることもあるかもしれません。
 災害に同じものはありませんので、災害発生時にだれがだれを助けることになるのかは、起こってみないと分かりません。
 従って、災害発生時には、お互い様、自分が助けることもあるし、その逆もあるので、お互いに助け合うという意識を持ち、いざというときに連携が取れるよう、日頃から隣近所と顔の見える関係を作っておくことが大切なのです。

地域内で顔の見える関係を日頃から築きましょう

日頃から出来ること(各個人・家庭)

 自主防災組織として効果的な活動を行うためには、まずは自分や家族が助かることが大前提となります。いざという時に備え、日頃から各個人・家庭でできることを再チェックしましょう。

  1. 夕食後など家族が集まった時に、家族間の連絡方法や集合場所、日頃から何を 準備しておくかなどについて話し合っておきましょう。
  2. 非常持出品の準備や食料等の備蓄をしておきましょう。
  3. 家具の転倒・落下の防止対策や家屋の耐震診断・耐震改修をしておきましょう。
災害時の連絡手段の確認

日頃から出来ること(自主防災組織)

 自主防災組織の各班ごとの平常時の役割は前述したとおりですが、それ以外に次のことを行っておくことが必要です。

自分達の町を知る

 自分達の暮らしている「町のようす」を知っておくことは、防災活動上大切なことです。
 防災の視点で町を見たり(防災町歩き)、災害図上訓練(DIG)などを実施し、皆さんの住んでいる生活空間を防災の視点から点検していただき、がけ地や看板・ガラスの落下など危険と思われる場所、コンビニエンスストア、スーパー、病院など災害発生時に役立つ施設、公園や避難場所がどこにあるか、といったことなどを把握しておきましょう。これらの情報をマップに記載(防災安心マップ)しておくことにより、災害発生時に役立てることができます。
 出来上がった防災安心マップは、地域の方々が日頃利用する施設に掲出して、多くの人の目に触れるようにすると効果的です。

避難方法の確認

 災害時には、あらかじめ決めておいた避難経路に問題が生じることもあります。避難経路や避難場所はあらかじめ複数用意しておき、その状況を適切に判断して最も安全な選択をします。
 災害時には、高齢者やけが人、病人など介護の必要な方の避難も考慮しなければなりません。防災安心マップに色分けなどの工夫をしておくことにより、介護が必要な方の所在を分かりやすく示すことも有効な方法です。
 防災安心マップに記載された危険と思われる箇所を避けるように選定し、避難場所や小学校などの避難所までの経路をみんなが知っておく必要があります。

日頃から地域で顔の見える関係を作っておくことが大切です。

若い方も地域の自主防災活動に参加しましょう!

 災害時には、体力のある若い方の活動が被害の防止・軽減のための大きな力となります。
 若い方も、災害時に効果的な活動ができるよう、日頃から地域の自主防災活動に参加し、防災に関する知識や技術を高めるように努めてください。

AED(自動体外式除細動器)取扱い訓練

「名古屋の防火&防災」について

防火・防災に関する総合的な手引書(表紙)

「名古屋の防火&防災」の表紙

 「名古屋の防火&防災」は、防火・防災に関する情報を、市民の方に分かりやすく提供するため、系統別にまとめた防火・防災に関する総合的な手引書です。
 内容は、1.進めよう!防災安心まちづくり運動、2.地震編、3.風水害編、4.自主防災組織編、5.災害時要援護者編、6.火災予防編、7.応急手当編、8.知っておきたいこと の8編で構成されており、必要な情報が検索しやすいようになっています。
 この冊子は、次の場所で配布(無料)しています。(ただし、名古屋市内に在住若しくは在勤の方に限ります。また、数に限りがあります。)

<配布場所>

  • 市内16消防署
  • 消防局予防部予防課(名古屋市役所本庁舎1階北側)
  • 市民情報センター(名古屋市役所西庁舎1階)

内容ページの一例です。

名古屋の防火&防災の内容の例示

「名古屋の防火&防災」のページの一例

「名古屋の防火&防災」のデータのダウンロード

「名古屋の防火&防災」のデータは以下よりダウンロードできます。
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名古屋の防火&防災(震災対策ポケット版)

自主防災組織に関するお問い合わせ先

 自主防災組織に関するご相談は、お住まいの区の消防署までご連絡ください。

名古屋市の各消防署

コンテンツ提供担当

名古屋市の自主防災組織のシンボルマーク

 このコンテンツに関するお問い合わせは、消防局予防課までお願いします。
電話番号:052-972-3543
ファックス番号:052-972-4196
電子メールアドレス:00shiminanzen@fd.city.nagoya.lg.jp
 対応時間は、月曜日から金曜日(祝日及び年末年始を除く)の午前8時45分から午後5時15分まで。ただし、ファックス及び電子メールに関しては常時受け付けいたします。

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