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人口動態統計からみた死亡の状況

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このページを印刷する最終更新日:2015年12月7日

ページの概要:名古屋市健康福祉年報<人口動態統計編>及び政府統計<人口動態調査>より作成した名古屋市の死亡の状況に関する表・グラフを掲載しております。

名古屋市における死亡の状況(2013年)

名古屋市における死因別死亡数及び死亡率(2013年)
死因死亡数(人)死亡率
(人口10万人あたりの死亡数)
総数20,181888.5
1.悪性新生物6,094268.3
2.心疾患2,816124.0
3.肺炎1,79479.0
4.脳血管疾患1,66373.2
5.老衰94941.8
6.不慮の事故56825.0
7.自殺44619.6
8.腎不全40918.0
9.大動脈瘤及び解離293

12.9

10.肝疾患26011.4

名古屋市における死因別死亡割合(2013年)

死因別死亡割合を円グラフで表わすと、悪性新生物、心疾患、肺炎の順に死亡割合が大きいです。

平成25年版(2013年版)名古屋市健康福祉年報<人口動態統計編>より作成

 名古屋市民の主な死因別死亡数の割合を円グラフで表したものです。これを見ると、全体の3割を悪性新生物(いわゆる「がん」)が占めており、心疾患、脳血管疾患と合わせると半数以上の割合を示しています。

 また、年代別死因では、40歳から84歳において、悪性新生物の割合が一番高くなっています。

年代別死因の第1位(2013年)
0歳から4歳まで 周産期に発生した病態
5歳から9歳まで 不慮の事故、その他の新生物
10歳から39歳まで 自殺
40歳から84歳まで 悪性新生物
85歳以上 心疾患

名古屋市における死因別年齢調整死亡率(人口10万人あたり)

悪性新生物、心疾患、脳血管疾患、肺炎の年齢調整死亡率は、折れ線グラフで表すと、近年、減少傾向であることがわかります。

平成25年版(2013年版)名古屋市健康福祉年報<人口動態統計編>より作成

「昭和60年モデル人口」を基準人口として、10万人あたりの死亡者数を表しています。

 悪性新生物、心疾患、脳血管疾患、肺炎の年齢調整死亡率(注)は近年減少傾向です。特に粗死亡率で減少傾向にある脳血管疾患は、年齢調整死亡率ではより急激な減少を示しています。

 肺炎は、粗死亡率で脳血管疾患を上回り、悪性新生物、心疾患に次ぐ三大死因の一つになりましたが、年齢調整死亡率では、4番目となっています。

(注) 粗死亡率(死亡数を人口で除した死亡率)は、高齢化がすすむほど高くなる傾向があります。死亡状況の年次比較など、年齢構成の異なる集団において、死亡状況を比較するために、年齢構成を調整した死亡率が年齢調整死亡率です。

名古屋市における悪性新生物による部位別死亡数(2013年)

男女別の部位別悪性新生物による死亡数では、男性は肺の悪性新生物、女性は大腸の悪性新生物による死亡数が最も多いです。

平成25年(2013年版)名古屋市健康福祉年報<人口動態統計編>より作成

 死因別死亡数は、全数調査である人口動態調査により把握しています。
 名古屋市における2013年に悪性新生物で死亡した人の数は、6,094人であり、男性が女性の約1.5倍です。
 部位別の死亡数では、男性では肺(気管、気管支及び肺)が最も多く、悪性新生物による死亡全体の約25%を占め、次いで胃、大腸(結腸、直腸S状結腸移行部及び直腸)、肝臓(肝及び肝内胆管)、すい臓の順となっています。女性では大腸が最も多く、肺、すい臓と次いで、胃、乳房の順となっています。
部位別悪性新生物による死亡の割合(2013年)
順位男女計
1位
25.4%
大腸
15.6%

20.6%
2位
15.9%

13.5%
大腸
14.1%
3位大腸
13.1%
すい臓
11.1%

13.7%
4位肝臓
8.4%


10.6%

すい臓
9.0%

5位

すい臓
7.6%

乳房
9.5%

肝臓
7.6%

名古屋市における部位別悪性新生物の地域特性

悪性新生物全体

全国と比較したリスクをEBSMRで表して網掛けと色で区別します。


 死亡リスクは、仮に全国と同じ死亡率だったら何人死亡するかという期待値を計算し、実測値との比である標準化死亡比(SMR)で全国と比較します。
 死亡数は、死因別区別にするとかなり少なくなります。そのため、年による変動を抑えるために、5年間(2009年から2013年)の死亡数の期待値の合計で、実際の5年間の死亡数を除してSMRを求め、さらにベイズ推定を行い、標準化死亡比のベイズ推定値(EBSMR)を算出し、死亡リスクとして全国と比較しています。全国を基準にしていますのでEBSMR=100が全国と同じ水準となります。

名古屋市における悪性新生物による死亡リスクは、全国と比較して、中村区、港区、中川区でやや高い傾向があります。
性別でみると男性は港区、中村区において、女性は中村区において死亡リスクがやや高い傾向があります。

 名古屋市における悪性新生物による死亡リスクは、全国と比較して、中村区、港区、中川区でやや高い傾向がります。
 また、性別でみると男性は港区、中村区において、女性は中村区において死亡リスクがやや高い傾向があります。

(1) 肺(気管、気管支及び肺)の悪性新生物

男性の死亡リスクは、全国と比較して、中川区で高く、中村区、港区、東区、熱田区、北区でやや高い傾向があります。女性の死亡リスクは、全国と比較して、港区、中川区、中区、南区、熱田区、名東区、東区、西区、千種区でやや高い傾向があります。

 男性の死亡リスクは、全国と比較して、中川区で高く、中村区、港区、東区、熱田区、北区でやや高い傾向があります。
 女性の死亡リスクは、全国と比較して、港区、中川区、中区、南区、熱田区、名東区、東区、西区、千種区でやや高い傾向があります。
 肺の悪性新生物による死亡は近年急速に増加しており、1996年には名古屋市における悪性新生物による死亡の中でその死亡者数が第1位となりました。
 肺の悪性新生物のリスク要因を考えるうえで、喫煙習慣を切り離して考えることはできません。禁煙を心がけるとともに、タバコを吸う方は特に検診を受けるようにしましょう。

(2) 大腸(結腸、直腸S状結腸移行部及び直腸)の悪性新生物

男性の死亡リスクは、全国と比較して、中川区、中村区、瑞穂区、西区、港区、東区、守山区、名東区、南区、天白区、熱田区、北区、中区、千種区でやや高い傾向があります。女性の死亡リスクは、全国と比較して、千種区、昭和区、中川区、東区、瑞穂区、中村区、天白区、守山区、北区、名東区、熱田区、南区、西区、中区、港区でやや高い傾向があります。

 男性の死亡リスクは、全国と比較して、中川区、中村区、瑞穂区、西区、港区、東区、守山区、名東区、南区、天白区、熱田区、北区、中区、千種区でやや高い傾向があります。
 女性の死亡リスクは、全国と比較して、千種区、昭和区、中川区、東区、瑞穂区、中村区、天白区、守山区、北区、名東区、熱田区、南区、西区、中区、港区でやや高い傾向があります。
 大腸の悪性新生物では、直系の親族に同じ病気の人がいるという家族歴は、リスク要因となります。特に家族性大腸腺腫症と遺伝性非ポリポーシス性大腸がんの家系は、確立したリスク要因になります。
 生活習慣では、肥満で結腸の悪性新生物のリスクが高くなるとされています。また、飲酒やベーコン、ハムなどの保存・加工肉の摂取量の増加が、大腸がんのリスク要因となると言われています。

(3) 胃の悪性新生物

男性の死亡リスクは、全国と比較して、中村区で高く、西区、中川区、北区でやや高い傾向があります。女性の死亡リスクは、全国と比較して、中村区、西区、瑞穂区、南区、熱田区でやや高い傾向があります。

 男性の死亡リスクは、全国と比較して、中村区で高く、西区、中川区、北区でやや高い傾向があります。
 女性の死亡リスクは、全国と比較して、中村区、西区、瑞穂区、南区、熱田区でやや高い傾向があります。
 胃の悪性新生物は、日本人のがんによる死亡原因の7分の1近くを占め、毎年全国で約5万人の方が亡くなっています。喫煙は、胃の悪性新生物の確立したリスク要因とされています。食塩および高塩分食品の摂取もリスク要因となると言われています。

(4) すい臓の悪性新生物

男性の死亡リスクは、全国と比較して、中村区、中区、南区、昭和区でやや高い傾向があります。女性の死亡リスクは、全国と比較して、東区、昭和区、天白区、千種区、緑区、中村区、瑞穂区でやや高い傾向があります。

 男性の死亡リスクは、全国と比較して、中村区、中区、南区、昭和区でやや高い傾向があります。
 女性の死亡リスクは、全国と比較して、東区、昭和区、天白区、千種区、緑区、中村区、瑞穂区でやや高い傾向があります。
 すい臓の悪性新生物のリスク要因として確立されているのは、現在のところ喫煙だけで、早期のうちに見つかるということはほとんどなく、その診断と治療はいまだに難しいことが知られています。

(5) 肝臓(肝及び肝内胆管)の悪性新生物

男性の死亡リスクは、全国と比較して、南区、港区でやや高く、守山区、熱田区、名東区、天白区でやや低い傾向があります。女性の死亡リスクは、全国と比較して、東区、南区でやや低く、天白区は低い傾向があります。

 男性の死亡リスクは、全国と比較して、南区、港区でやや高く、守山区、熱田区、名東区、天白区でやや低い傾向があります。
 女性の死亡リスクは、全国と比較して、東区、南区でやや低く、天白区は低い傾向があります。
 肝臓の悪性新生物は、肝炎ウイルスの感染にはじまることが大部分です。感染以外では、大量飲酒や喫煙がリスク要因とされています。

(6) 乳房の悪性新生物

女性の死亡リスクは、全国と比較して、港区、昭和区、中川区でやや高い傾向があります。

 女性の死亡リスクは、全国と比較して、港区、昭和区、中川区でやや高い傾向があります。
 乳房の悪性新生物の発生、増殖には、性ホルモンであるエストロゲンが重要な働きをしています。生理・生殖要因としては、初経年齢が早い、閉経年齢が遅い、出産歴がない、初産年齢が遅い、授乳歴がないことがリスク要因とされています。その他、高身長、閉経後の肥満、飲酒、一親等の乳がんの家族歴、良性乳腺疾患の既往、マンモグラフィ上の高密度所見、電離放射線曝露も、乳がんの確立したリスク要因とされています。

がん検診・生活習慣病検診のご案内

 名古屋市では、がんの早期発見・早期治療を目的として、勤め先などでがん検診を受診する機会のない名古屋市民の方を対象に、市内の協力医療機関及び保健所において、6種のがん検診(胃がん検診、大腸がん検診、肺がん・結核検診、子宮がん検診、乳がん検診及び前立腺がん検診)を実施しています。

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健康福祉局衛生研究所疫学情報部

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