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食の安全に関する意見交換会「減らせ!カンピロバクター食中毒」を開催しました。〈平成30年8月20日〉

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このページを印刷する最終更新日:2018年10月9日

内閣府食品安全委員会と名古屋市との共催で、食の安全に関する意見交換会「減らせ!カンピロバクター食中毒」を開催しました。

意見交換会のテーマである「カンピロバクター食中毒」は、生又は生に近い状態の鶏肉料理が原因食品となる場合が多く、近年、本市だけでなく全国でも事件数1位となっている食中毒です。また、20代から30代の方が居酒屋などで、鶏肉の刺身や霜降り、加熱不十分な焼き鳥を食べて食中毒になる事例が発生しています。

カンピロバクター食中毒発生状況(市内・平成25年から平成29年まで)
 発生年平成25年平成26年平成27年平成28年平成29年
事件数(件)222510
患者数(人)2713212564
カンピロバクター食中毒患者年代別割合(市内・平成25年から平成29年まで)※
年代患者数(人)割合(%) 
20代8357%
20代以外63

43%

※平成25年から平成29年までに発生したカンピロバクター食中毒のうち、生または加熱不十分な鶏肉が原因食品と考えられた事件の患者数について、20代と20代以外で集計。


市としては、鶏肉を取扱う施設に対し、十分に加熱するよう監視指導するとともに、市民に対して食中毒予防の啓発を行っているところです。しかし、市民に対するアンケートをみると、カンピロバクター食中毒を知らないという回答も多数寄せられていて、まだまだ啓発が足りないと感じています。

そこで、今回の意見交換会は、患者らと同世代にあたり、将来「食」に携わる学生(栄養学専攻6大学30名)の方々に参加していただき、カンピロバクター食中毒について、同世代に向けてどうしたら効果的に予防対策の啓発ができるかを考えてもらう場として企画しました。

話題提供

  1.  「食品安全の基本とカンピロバクター食中毒について」内閣府食品安全委員会
    内閣府食品安全委員会からは、食品の安全に絶対はない(ゼロリスクはない)、食品の安全性は量で決まるといった「食品安全の考え方」や、日本の食品安全を守る仕組み、全国でのカンピロバクター食中毒発生状況などの説明がありました。また、今回は参加者が学生ということをふまえて、食品中のカフェインについても情報提供がありました。
  2.  「名古屋市におけるカンピロバクター食中毒対策について」名古屋市保健所
    市保健所からは、市内で発生したカンピロバクター食中毒において患者数の半数以上を20代が占めているといったデータや、市が作成・配布しているリーフレットやうちわなどの説明がありました。
  • 参加者から、「飲食店では生の鶏肉を故意に提供していることが多いと思う。食中毒の患者が出る大きなリスクがあるにもかかわらず、なぜ生の鶏肉を提供するメリットがあるのか。」という質問があり、市保健所から、生食が好まれる状況のなかで、事業者・消費者にどうやって正しい知識を伝えていくかが大きな課題であるとの回答がありました。
食品安全委員会の方が、話題提供として講演している写真

食品安全委員会による話題提供

グループワーク

大学ごとに分かれて、グループワークを行いました。今回の課題は、「大学生にカンピロバクター食中毒の予防を促すためのクリアファイルのデザインを作成すること」です。

学生の方たちは、前半の話題提供や日頃大学で学んでいることをふまえて、「なぜ鶏肉を生や加熱不足で食べているのか(情報を伝える相手について考える)」「必要な情報をどう伝えるか(相手に伝わる表現を考える)」という手順で考えをまとめ、クリアファイルのデザインを作成しました。

グループワークをしているときの机の写真

生や加熱不足の鶏肉を抵抗なく食べる理由を、付箋を使って整理

「食の安全意見交換会グループワーク作成物」のファイルについてはテキスト情報のない画像データになります。内容を確認したい場合は「食品衛生検査所(電話番号052-671-3385)」までお問い合わせください。

グループワークで作成した、クリアファイルのデザイン

Adobe Reader の入手
PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。(外部リンク)別ウィンドウで開く

作成したデザインには、「その1口で未来が決まる!!」「よく見て!その鶏肉赤くない?」「その食べ方じゃイイネ!は付かない」「鶏肉 生はダメ!!」「鶏(ぼく)についてもっと知って!!」「そのお肉ちゃんと焼けてる??」といった同世代に呼び掛けるためのキャッチコピーとともに、知られていないと思われる知識がコンパクトにわかりやすくまとめられていました。

グループごとの発表に対し、食品安全委員会と市保健所からは、「どれもシンプルにできていると感じた。飲食店で多く発生しているなど、伝えることが絞られていてわかりやすい。若者の心をキャッチするような使い方がされていて、同年代の人に同年代の人が伝えるということは、わかりやすく伝えられるのだと感じた。」「市のリーフレットでは、伝えたいことが多くターゲットも広いため情報がありすぎて、若い人に見てもらえないのがよく分かった。今後の参考にしたい。」とのコメントがありました。

グループが作成したデザインについて発表している写真

グループごとに、キャッチコピーを作成した理由や工夫したところについて発表

参加者の感想

参加者アンケートでは、「私自身カンピロバクターについて名前は知っていましたが他人事だと思っていました。食中毒の危険性を知り、それについて発信していくことが大切だとわかりました。」「自分の考えだけでなく、多くの人の意見や自分以外の考えや意見を聞くことができて、とても新しい学びになりました。」などの感想がありました。一方で、「書く時間が少なく、せっかく深めた知識や伝えたい情報を満足する形にすることができなかった。」という意見もあり、今後の企画に活かしていきたいと思います。

参加大学(五十音順)

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健康福祉局 食品衛生検査所微生物検査係

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:052-671-3371

ファックス番号

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