B型肝炎
B型肝炎とは
B型肝炎ウイルスの感染によって起こる肝臓の病気です。B型肝炎ウイルスは、出産時の母子感染、性的接触、注射器の回しうちなど、主に血液や体液を通じて感染します。また、頻度は低いものの、家族間や集団生活の場(保育所など)で唾液や汗を通じて感染することがあるともいわれています。子どもは免疫が未熟なため、感染するとウイルスを排除できないことがあり、1歳未満で感染した場合はほとんどの方が将来にわたって持続的に感染してしまいます。また、最近では、大人が感染しても持続的な感染になりやすい、欧米型のウイルスが増えていることも問題となっています。持続的に感染した方の一部は慢性肝炎に進行し、さらに肝硬変や肝がんへ進行してしまう場合があります。
予防接種の概要
対象者 次の1.と2.の両方を満たす方
- 名古屋市に住民登録がある方
- 1歳未満(1歳の誕生日の前日まで)の方
(注)B型肝炎母子感染防止事業の対象者は定期予防接種の対象とはなりません。
接種回数
3回
接種間隔
標準的には生後2か月で接種を開始し、1回目の接種から4週以上(標準的には4週)の間隔をおいて2回目を接種し、さらに、1回目の接種から20週以上(標準的には20週から24週)の間隔をおいて3回目を接種する。
- (注)2回目の接種は、1回目の接種から必ず4週以上あけてください。
- (注)3回目の接種は、1回目の接種から必ず20週以上あけてください。
接種の受け方
市内の指定医療機関で接種を受けることができます。多くの医療機関では予約が必要となりますので、あらかじめ医療機関へお問合せください。また、接種を受ける際には、名古屋市に住民登録があることがわかるもの(子ども医療証、マイナンバーカード等)、母子健康手帳及びシール式接種券をお持ちください。
指定医療機関
定期B型肝炎予防接種を受けることができる指定医療機関につきましては、以下のページをご覧ください。
お問合せ先
このページに関するお問い合わせ
健康福祉局 健康部 感染症対策課 予防接種担当
電話番号:052-972-3969 ファクス番号:052-972-4203
Eメール:a2631-03@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp
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