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アリ類について

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このページを印刷する最終更新日:2018年7月27日

ページの概要:身の回りで見られる、アリ類について

アリ類

[学名] Formicidae
[分類] 膜翅目(ハチ目),アリ科

日本には270種以上のアリ類が分布している。この中には家の中や住宅周辺に好んで営巣するものもあり、刺咬被害の原因となったり、不快害虫として問題にされることもある。ときには食品などの異物として混入事故を起こす例もある。

ヒアリ・アカカミアリについて

特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)およびアカカミアリ(S. geminata)については、以下のリンクを参照してください。

名古屋市においてヒアリが確認されました

平成29年9月1日、名古屋市の船見ふ頭でヒアリが確認されました。
報道発表資料、本市の対応等につきましては、以下のリンクを参照してください。

アリとシロアリ

シロアリと混同されることがあるが、アリ類とシロアリ類は分類学的にはかなり縁遠い関係である。アリ類はハチの仲間で完全変態(卵-幼虫-蛹-成虫の段階を経て発育する)をするのに対して、シロアリはゴキブリに近い昆虫で不完全変態(蛹の期間がなく、幼虫は成虫と似た外観をしている)をする。

アリ類の有翅虫とシロアリの有翅虫(いわゆる『羽アリ』)の区別点は、アリ類の翅は前翅と後翅の大きさが異なる(後翅が明らかに小さい)のに対し、シロアリの翅は前翅と後翅の形や大きさがほとんど同じであること、アリ類は胸部と腹部の間が明らかにくびれているのに対しシロアリは胸部と腹部の間がはっきりしないこと、などである。

アリ類には朽木などに営巣するものもあるが、木材を食害することはない。

オオハリアリ

[学名] Brachyponera chinensis (Emery)
[分類] 膜翅目(ハチ目),アリ科

オオハリアリ(働きアリ)

働きアリの大きさは約4mm。黒色、鈍い光沢がある。

林縁部の落葉層や朽木などのすきまに営巣する。
住宅の木部の腐朽部、庭に放置した板や植木鉢の下など住宅に近いところに営巣した場合、働きアリや羽アリが屋内に侵入することがある。

オオハリアリ(有翅雌アリ)

羽アリは7-8月頃出現する。

オオハリアリ被害例

本種を始めハリアリの仲間は鋭い産卵管で刺すことがある。

ハチ刺傷と同様の症状を呈する。

オオズアリ

[学名] Pheidole noda Smith
[分類] 膜翅目(ハチ目),アリ科

オオズアリ画像(左:兵アリ,右:働きアリ)

働きアリが2型を示し、頭部が大きく大型のものを兵アリ、小型のものを働きアリと称する。
兵アリの体長 4.5 mm、働きアリの体長 3 mm。
体は、頭部、腹部が黒褐色、他は赤褐色。

裸地や林内などに生息し、名古屋市内の住宅地でも普通に見られる。
屋内に侵入し、食品を加害することもある。

イエヒメアリ

[学名] Monomorium pharaonis (Linnaeus)
[分類] 膜翅目(ハチ目),アリ科

イエヒメアリ(働きアリ)

働きアリの体長約2mm。体色は淡褐色で腹部の後半が黒ずむ。複眼は約20個の個眼よりなる。頭部から腹柄節にかけて体表に細かな点刻を密布する。光沢は鈍い。

屋内に生息することが多く、畳の下、内装材の下、柱、板、家具などのすきまなどに営巣する。着衣の下に潜んだりして人の皮膚を噛むことがあり、皮膚炎の原因となる。

ヒメアリ

[学名] Monomorium intrudens Smith
[分類] 膜翅目(ハチ目),アリ科

ヒメアリ(働きアリ)

働きアリの体長2mm以下。イエヒメアリに似ているが、体には光沢があり、腹部全体が黒色である点で区別できる。

屋内に侵入したり、営巣することもあるが、イエヒメアリほどの被害は発生しない。牛乳ビンや粉ミルクなどに群がることがある。

アミメアリ

[学名] Pristomyrmex punctatus (Smith)
[分類] 膜翅目(ハチ目),アリ科

アミメアリ

体長約2.5mm。体は全体赤みがかった褐色。腹部は黒褐色で光沢がある。頭部は丸く、全体に粗い網目模様がある。胸部は短く、頭部同様に網目模様がある。

『女王アリ』を持たず、働きアリの一部が産卵する。
倒木や石の下などを移動しながら、大群で生活する。

トビイロシワアリ

[学名] Tetramorium tsushimae Emery
[分類] 膜翅目(ハチ目),アリ科

トビイロシワアリ(働きアリ)

働きアリの体長約2.5mm。褐色~黒褐色。

比較的乾燥した場所に生息する。

巣の入口が、巣を作る際に掘り出した土で盛り上がっていることもある。

シリアゲアリ類

[学名] Crematogaster
[分類] 膜翅目(ハチ目),アリ科,シリアゲアリ属

ハリブトシリアゲアリ(働きアリ)

腹部は、背方から見て末端が尖った三角形状。

腹柄節が腹部前端の背面近くに接続しており、腹部がいくぶん反り返ったように見える。

キイロシリアゲアリ

[学名] Crematogaster osakensis Forel
[分類] 膜翅目(ハチ目),アリ科

キイロシリアゲアリ(有翅雌アリ)

働きアリの体長2-3mm。

体色は全体黄色で、頭部、腹部の背面は黒ずむ。

腹柄節が腹部前端の背面近くに接続しており、腹部がいくぶん反り返ったように見える。

キイロシリアゲアリ(有翅雄アリ)

草原や林内の石下や土中に営巣する。

羽アリは9-10月に出現し、燈火によく飛来する。

ルリアリ

[学名] Ochetellus glaber (Mayr)
[分類] 膜翅目(ハチ目),アリ科

ルリアリ(働きアリ)

体長約2mm。体色は黒色で、ルリ色の光沢を持つ。

日当たりの良い草地や林縁部の朽木、樹木の枯死部、ススキなどの株元などに営巣する。

ルリアリ(有翅雌アリ)

鉄道の信号機の中に営巣し作動不良の原因として報告された事例や、野外の新車置き場などに駐車中の車輌に営巣する事例がある。ベランダなどに営巣したものが家屋内に侵入し、不快害虫として問題になることもある。

サクラアリ

[学名] Paratrechina sakurae (Ito)
[分類] 膜翅目(ハチ目),アリ科

サクラアリ(働きアリ)

小型のアリで、働きアリの体長1-1.5mm。体色は褐色。

サクラアリ(有翅雄アリ)

乾燥した草地に見られ、石下、落葉層、朽木などのすきまに営巣する。

サクラアリ(有翅雌アリ)

羽アリは9-11月に出現する。近年、羽アリが屋内で発見されることが増えている。

トビイロケアリ

[学名] Lasius japonicus Santschi
[分類] 膜翅目(ハチ目),アリ科

トビイロケアリ(働きアリ)

働きアリの体長2.5-3.5mm。全体に黒褐色。

平野から山間地の草地や林内の土中や朽木中に営巣する。
住宅地近くにも普通に見られ、家屋内に侵入することもある。

羽アリは7-8月に出現し、燈火によく集まるので家屋に入ることがある。

クロヤマアリ

[学名] Formica japonica Motschoulsky
[分類] 膜翅目(ハチ目),アリ科

クロヤマアリ(働きアリ)

働きアリの体長5mm内外。体色は黒色で光沢は弱い。

羽アリは6-7月に出現する。

働きアリは屋内にはあまり侵入しない。

クロヤマアリ

草地や低山地の明るい開けた場所の地中に、地面に直接口を開けた大きな巣を作る。

巣の入口が、巣を作る際に掘り出した土で盛り上がっていることもある。

名古屋市内では、住宅地や道路の分離帯など市街地にもよく見られる、最も普通のアリ。

クロオオアリ

[学名] Camponotus japonicus Mayr
[分類] 膜翅目(ハチ目),アリ科

クロオオアリ(働きアリ)

働きアリの大きさ7-12mm。体色は黒色。クロヤマアリに似ているが大きく、胸部を側方から見ると、背縁が弧状であるので区別できる。

名古屋市内でも普通に見られ、住宅地、公園などの開けた場所の地中に営巣する。羽アリは5-6月に出現する。

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