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チャタテムシ類について

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このページを印刷する最終更新日:2007年3月1日

ページID:5189

ページの概要:室内でよく見つかる、チャタテムシ類について

チャタテムシ類

[学名] Psocoptera
[分類] 噛虫目(チャタテムシ目)

微小ないし小型の昆虫で、体長1-10mm程度。一般的には膜質の翅を有するが、翅の退化した種も多い。まったく無翅のものから短翅型までの各段階のものがある。

自由生活性で、地衣類やカビなどを摂食している。

屋内で発生するものはコナチャタテ科に属するものが多い。食品、生薬、動植物の標本などが食害され、大量に発生した場合不快害虫として問題になる。

ヒラタチャタテ

[学名] Liposcelis bostrychophila Badonnel
[分類] 噛虫目(チャタテムシ目),コナチャタテ科

ヒラタチャタテ

屋内で発生するチャタテムシ類の代表的な種で、最も普通に見られる。

体長1.0-1.3mm。淡褐色。複眼は7個の個眼からなる(まれに6個または8個)。前胸腹板の剛毛は、前縁に3-6本、後方に1対を生ずる。
高湿の場所を好み、押入れ、引き出し、古書、食品などで発生する。とりわけ、そばがら入りの枕からはよく発生する。

カツブシチャタテ、ソウメンチャタテ、コナチャタテなど近縁の種との区別は難しいが、いずれの種も生態的な特徴はよく似ている。

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