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第26回 愛岐処分場専門家会議議事録(要約)

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このページを印刷する最終更新日:2020年2月17日

ページID:125377

ページの概要:第25回愛岐処分場専門家会議議事録(要約)について

開催日

令和元年12月24日(火曜日)

開催時間

午後2時から午後3時45分

開催場所

多治見市役所 2階 大会議室

出席者

(1)委員

 座長始め7名

(2)多治見市

 環境文化部長始め5名

(3)名古屋市

 施設部長始め11名

(4)傍聴者

 1名

1開会あいさつ

多治見市環境文化部長あいさつ、名古屋市環境局施設部長あいさつ


2委員紹介

出席委員による自己紹介

3前回のふり返りと第25回意見対応シート(公開)

事務局

資料A-1(第25回愛岐処分場専門家会議)、A-2(第25回意見対応シート)についての説明

4埋立状況と埋立量の推移について(公開)

事務局
資料B(埋立状況と埋立量の推移)についての説明
座長
平成26年度と比較すると、平成30年度は埋立量が減少している。第二処分場への搬入があると思うが、減少した理由は何か。
事務局
焼却灰の資源化や鳴海工場での他工場から排出された焼却灰の溶融処理を進めてきていること、微減ではあるが、ごみ量が減少していることが要因である。
座長
令和2年、10年と資料にあるが、工場での処理能力が足りなくならないようにするという問題もあるようだ。

5環境モニタリングについて(公開)

(1)平成30年度後期から令和元年度前期 環境モニタリング結果について

事務局
資料C-1(環境モニタリング結果)についての説明
委員
臭気指数について、超過したことがあったが、再度測定したら、問題ないという理解でいいか。
事務局
はい。
委員
想定される原因も特にないということか。
事務局
7月23日の測定結果について特定悪臭物質が検出されていれば想定できるが、全く検出されていなかったので、原因がわからなかった。
座長
5ページの放流水についてだが、コメントで自主管理値を下回ったとあるが、放流水について自主管理値はあったか。23ページのデータを見ると自主管理値の記載はないので、自主管理値は設定されていないのではないか。
事務局
生活環境項目では生物化学的酸素要求量等に設定されており、健康項目ではダイオキシンに設定されている。
委員
自主管理値について、どういう定義なのか。
事務局
自主管理値は、法令より厳しい値を設定したものであり、処分場開設当時に岐阜県へ届出している値である。
委員
自主管理値を超えたというのは、法令の範囲ではあるが、岐阜県へ届出ているものを超えてしまったため、愛岐処分場における管理値を超えたという理解でいいか。
事務局
はい。
委員
測定回数が地点によって変わっているのはなぜか。例えば資料4-1の測定地点5の沢水の鉛は4回だが、資料4-2の測定地点7では12回測定している。同じような地点で変わっているのは経緯があったのか。
事務局

平成10年の基本計画時において回数を定めている。基本計画で定めた値を超過するなどした場合には、測定回数を増やすなど決められているので、基本計画に基づいて回数を変更したりするなど行っている。
委員
前年度、検出された、あるいは値が大きかったりした場合に増やしたりするのか。
事務局
過去10年間の測定値でみているものもあるので、前年度超えているからとは一概には言えない。モニタリング計画の概要にあるように測定内容を強化している場合がある。

(2)令和2年度環境モニタリング計画の概要について

 事務局
資料C-2(令和2年度環境モニタリング計画の概要)についての説明
委員
沢水の測定地点5と7の鉛の例だと4回と12回になっているが、過去に検出されたから、回数が増えているということになる。回数が増えているというのは、経過を確認しておいたほうがいいということだろうが、いつから回数を増やしているか。
事務局
調べないとわからない。
委員
5ページにあった一覧表のようなものがあるとわかりやすいのではないか。
座長
3ページと4ページの表は、測定回数の変更の表であり、5ページの表で第17回であれば過去の経緯で12回と測定強化したが、結果として元に戻したということが分かる。わかりにくいかもしれないが、経緯はこの表で分かる。

6浸出水処理施設の改築事業(公開)

事務局
資料D(浸出水処理施設改築事業及び生活環境影響調査書のあらまし)についての説明
委員
施設の老朽化であれば改築しないといけないが、環境モニタリングを行い、公表をしてほしい。森の中の動物や生き物は音や振動などに非常に敏感である。多治見市希望ヶ丘にメガソーラーを作っているが、メガソーラーを作る前はキツツキなどの鳥も庭にきていたが、ここ2年ぐらいは来なくなってしまった。このようなことは多々あるので、きちんと調べてほしい。
事務局
環境モニタリングで確認し、公表も行っている。工事で何かあればその都度対応したい。
委員
生活環境に配慮するのは当然だが、説明を聞いていると建屋が建っておしまいという感じがする。せっかくの環境関連施設なので、なにかプラスの価値が見いだせるものを造るのかと思ったが、説明がなく残念だ。これであれば何十年前の施設を造ったときと変わりがない。施設の現状維持だけでなく、愛岐処分場はまだ何年も続く施設なので、例えば環境学習や環境保全のプロジェクトを行っていくべきである。当然、環境に配慮したなにかがあるべきだと思うがどうか。
事務局
今、予算編成過程にあり、財政当局で要望している最中である。現在、車庫倉庫があるところに水処理施設を移設するが、これは新たな場所に建てるよりは、木の伐採をしないようにするためである。埋立が終われば木を植えて造成することは行っており、環境に配慮はしている。見学者が来る管理事務所の研修室の中には、スズメバチの巣が置いてあったり、ドローンを使って愛岐処分場の全体の映像を見せるDVDにより紹介をしている。新しくなる施設では、お金がなくてもできる方法で工夫していきたい。
委員
事業の目的に入れるべきではないか。事業の目的をみると古くなったから建て替えるとあるだけなので、価値が見いだせない。
事務局
現在も棚田の整備なども行っており、これからも処分場の整備の一環として行っていく予定である。ただ、新しい施設を造るのは難しいので、ご理解いただきたい。
委員
新しい施設になるとエネルギー的には、省エネできるはずである。資料を見ると屋上緑化をする予定ではないか。屋上緑化を予定しているのであれば、環境に配慮して施設を造ってるということを書けばいい。
事務局
屋上緑化までは考えていない。ただ、環境に配慮すること、お金をかけないでできることは行っていきたいと思っている。
座長
森の中にある処分場というイメージをして造ってもらえると環境に配慮して造られた施設だと思う。中の研修室もそうだが、見た目も変わるとイメージも変わってくるので、検討してほしい。
委員
既存の水処理施設の跡地利用について教えてほしい。
事務局
既存の水処理施設の跡地利用については、今後検討する予定ある。現段階では、既存の水処理施設を取りこわして更地にするまでのものしかない。跡地利用については、自然に配慮することや、安全対策などの使用用途について検討していきたいと考えている。
委員
先手をとった計画が必要だと思う。水処理施設は現在の車庫倉庫といった既存の施設が建っていた場所を利用し建築し、管理事務所と2つの施設を集約する。改築により新たに木を伐採しなくて済むこと、また、既存の水処理施設が建っていた場所に植樹をすれば森が増えるといった改築により、一体化して何か考えているといったアピールができるのではないかと感じた。
事務局
ありがとうございます。
委員
以前、話題になったかと思うが、下にあった方がいいと思われる水処理施設を上にあげた理由は何か。本来、下の方にあった方が理にかなっていると思われるものを上に上げるのは何か理由があってのことか。
事務局
上に上げた理由としては、管理事務所と一体となって運営でき、安全対策につながるというメリットがある。メリットとしてあげられるかどうかわからないが、浸出水調整池2の近くにあることで温度にメリットがあると思う。温度が高い状態で水処理を行えるのは、送水管で運ぶ間に温度が冷やされた状態で処理するよりも有利になると考えている。
委員
下にある理由は、湧水も一緒に処理ができるからとか最終的な処理が行えるからといった理由かと思った。今回そういった心配もないことから、上に上げたということでいいか。上に上げたことにより、何か問題が生じないかといったデメリットがあるのではないかと思ったので、確認した。
事務局
上に上げることによる問題は生じないと考えている。自然豊かな場所なので、新たに森を切り開くことはできないと考えており、あくまでも既存に開発した範囲の中で行うことで上に上げた。
座長
生活環境影響調査の騒音、振動の予測結果が気になる。騒音については、現行より下がるが、振動については、現行より数値が大きくなってしまう。目標よりも下ではあるが、住民の方は今よりも騒がしくなってしまうのではないかと思い、気がかりなことだと思う。どのように予測されたのか確認したい。
事務局
振動について、現地調査では敷地境界で測っているが、予測結果は浸出水処理施設の中で振動が大きいブロワーといった機械から10メートルほど離れた地点での予測である。
現地調査の測定地点は、敷地境界であり、機械からかなり離れた地点で測定しているが、予測結果では機械から近い地点での予測であり、機械からの距離による差が出てしまっている。
座長
表現を加えておいたほうが誤解を招かないと思う。騒音についても、現況より騒がしいということはないと思うので、注釈で書いておいたほうがいいと思う。

7処分場の情報発信について(公開)

事務局
資料E(愛岐処分場の情報発信について)の説明
委員
愛岐処分場は2年後40年となるとあったが、節目で何か計画されていることはあるか。
事務局
40年の節目の計画は今のところない。委員ご指摘の節目については、何か考えていきたい。
委員
多治見市と名古屋市、市民と行政の枠組みで何か作っていくというプロセスは大事なので、早めに立ち上げていただきたい。みんなで立ち上げて何か作るというのが消えてしまうと思う。
委員
愛岐処分場は重要な施設であることからすると愛岐処分場ならではの環境活動や環境保全というものがもっとあってもいいと思う。新しい価値が見いだせるようなもの、ごみ処理における地域連携、多治見市と名古屋市の連携といったものがあるといいと思う。SDGsのなかでの愛岐処分場の意義も大きいのではないか。年に1回しかない会議の場で見せてもらえるといい。毎年同じような内容であるのが切ない。
座長
午前中、名古屋市のごみ処理施設の打ち合わせを行い、SDGsを見たが、埋立処分場やごみ処理施設がSDGsのどこにもなかった。問題なのではないかと思った。役所の中で変えるのは難しいかもしれないが、追加してもらえるといいと思う。

8その他について(公開)

委員
委員の定年についての確認あり。


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