海洋プラスチック問題について
なごやエコラボ環境ページ1月号では、「海洋プラスチック問題」について紹介します。
1. 海洋プラスチック問題とは
ごみとなったプラスチックが海に入り込むことで、多くの海洋生物にダメージを与え、同時に海の生態系に甚大な影響を与える世界的に注目されている環境問題です。漁具やプラスチック袋などの誤食や絡まりにより被害を受けた海洋生物は、海鳥や海洋哺乳類、ウミガメなど500種以上におよぶと言われています。また、波の力や紫外線を受けるなどして5mm以下になったプラスチックはマイクロプラスチックと呼ばれ、生態系への汚染が懸念されています。マイクロプラスチックは、有害物質が付きやすい性質を持っており、プランクトンや魚がエサと間違えて食べ、食物連鎖を繰り返すことで有害物質が濃縮され、人間を含む生物の体内に取り込まれるためです。(マイクロプラスチックについては研究が始まったばかりで、生態系や人間の健康にどれほどの影響があるかははっきりわかっていません。)

海岸に漂着した海ごみ(海上保安庁ウェブサイトより)

漁具に絡まったオットセイ(海上保安庁ウェブサイトより)

マイクロプラスチック(海上保安庁ウェブサイトより)
2. 海洋プラスチック問題を引き起こす原因
3. 私たちができる対策
(1) 3Rの実施
世界的にプラスチックの使用を規制する動きがあり、プラスチックストローの禁止、レジ袋の有料化など、多くの国や企業が取り組みを進めています。私たち個人でも実施できる取り組みは「3R」です。「3R」とは、「Reduce=リデュース(発生抑制)」「Reuse=リユース(再使用)」「Recycle=リサイクル(再生利用)」の3つの「R」です。
【3Rの例】
Reduce
使う資源やごみの量を減らす。
- 詰め替えのできる製品を選んで買う。
- 必要のない包装は断る。
- マイバッグで買い物をする。
Reuse
ものを繰り返し使う。
- 壊れたものを簡単に捨てずに修理して使う。
- いらなくなったものは捨てずに必要な人にゆずる。
- 洗って再使用する。
Recycle
使い終わったものを資源として再び利用する。
- ごみと資源にしっかり分別する。
- リサイクルされた製品を選んで使う。
(2) 「プラスチック・スマート」キャンペーンへの参加

環境省ウェブサイトより
4. おわりに
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