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水環境に関する主な用語の説明

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このページを印刷する最終更新日:2023年4月3日

ページID:67017

化審法

PCBによる環境汚染の問題を機に制定された法律です。
正式名称を「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」といいます。

新たに製造・輸入される化学物質について事前に人への有害性などについて審査するとともに、環境を経由して人の健康を損なうおそれがある化学物質の製造、輸入及び使用を規制する仕組みについて定めています。

揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds:VOC)

揮発性有機化合物(VOC)とは、揮発性を有し、大気中で気体状となる有機化合物の総称であり、トルエン、キシレン、酢酸エチルなど多種多様な物質が含まれます。
これらは溶剤、燃料として重要な物質であることから、幅広く使用されています。しかし、環境へ放出されると、公害などの健康被害を引き起こします。(例えば、ホルムアルデヒドによるシックハウス症候群などが社会に広く認知され、問題となっています。)
また、光化学オキシダント、浮遊粒子状物質の主な原因であり、大気汚染の原因となります。

水質汚濁防止法

工場等から公共用水域に排出される水や、地下に浸透する水を規制し、公共用水域及び地下水の水質の汚濁を防止するために設けられた法律です。ただし、全ての工場に適用されるものではありません。

内分泌かく乱化学物質

内分泌系に影響を及ぼすことにより、生体に障害や有害な影響を引き起こす外因性の化学物質です。環境中に存在し、ホルモンのような働きをする物質、という意味合いで「環境ホルモン」とも呼ばれます。

バイオ燃料

生物体(≒バイオマス)のエネルギーを利用して作られる、アルコール燃料などの燃料のことです。
石油等の化石燃料は環境への負荷が大きく、また、いずれは枯渇するだろうと見られていることから、化石燃料の代替品としてバイオ燃料が期待されています。

PCB

正式にはポリ塩化ビフェニル(Polychlorinated Biphenyl)またはポリクロロビフェニル(Polychlorobiphenyl)といいます。
耐熱、耐薬品性に優れ、電気伝導性も高いため、かつては様々な用途に用いられていました。
しかし、生体への毒性が高いことが判明したため、現在では製造禁止になっています。

脂肪組織に蓄積しやすく、癌や内臓障害などを引き起こすことがわかっています。

化管法(PRTR法)

PRTR法は、正式名称を「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」といいます。

有害性が判明している化学物質について、環境への排出量の把握に関する措置(PRTR)並びに化学物質の性状及び取り扱いに関する情報の提供に関する措置(MSDS)を講ずることにより、事業者による化学物質の自主的な管理の改善を促進し、環境の保全上の支障を未然に防止することを目的として制定された法律です。

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