ページの先頭です

ここから本文です

平成30年度被災地支援リポート -陸前高田市・気仙沼市- 10月分の記事

ソーシャルメディアへのリンクは別ウインドウで開きます

このページを印刷する最終更新日:2018年11月20日

ページID:110771

平成30年度被災地支援リポート-陸前高田市・気仙沼市-

平成30年10月11日(木曜日)

 陸前高田市復興局市街地整備課(高田地区担当)に派遣されている職員です。

 すすきの穂を見かける季節となりました。

すすきの穂

 平成30年9月28日に、平日で天候が悪い中、多くの方の出席を得て高田地区のKB35街区の26宅地の引渡し会が開催されました。
 これで商業系用途地域の引渡しが終了しました。私が引渡しを担当させていただいた地権者の方からは、すでに設計は済んでいるので年明けから工事は開始したいとの力強い声が聞けました。

引き渡し会の様子

 かさ上げ地区では、現在、多くの地権者の方々が土地利用を悩んでおられることから、市街地整備課では土地利用のマッチング制度をスタートしました。10月9日からは、陸前高田市及び東京・仙台市・盛岡市と順番に、地権者の方と土地利用の相談会を開催しています。


開通した館の沖橋

 平成30年9月29日に、中心地の東西に走る南幹線道路の川原川に架かる館の沖橋(市街地整備課にて整備)が完成し、平成30年9月29日に渡り初め式を迎えることができました。これで中心地の車の動線が落ち着きました。


完成した交通広場

 平成30年9月30日に、JR陸前高田駅前に交通広場が完成し、供用が開始されました。

 (写真の奥がJR駅舎(JR東日本が整備)、手前が交通広場(市街地整備課で整備))


スカシユリ

 広田湾から陸前高田市市街地を眺めていた時に、海岸の岩場、海面から4mぐらいの高さにスカシユリが一輪咲いているのを見つけました。小さいけれどとても力強く咲いていました。


平成30年10月25日(木曜日)

 みなさんこんにちは。陸前高田市教育施設整備室に派遣されている事務職員です。

 東北の夏は短く、9月に入ってから随分と涼しくなってきました。

 これから、本格的な冬のシーズン到来ということで、寒さも厳しくなってまいりますが、暖房フル稼働でなんとか乗り切ろうと思います。
 さて、私が建設の担当をさせてもらっている陸前高田市立高田小学校の工事が進み、建物の形をなしてきました。

 高田小学校は、陸前高田市では最大規模の小学校であり、被災時には400人以上の生徒が在籍していましたが、現在は200人未満にまで減少しています。

 被災時に校舎や体育館の1階部分が浸水、プールは校舎より低地にあったため、全壊する被害を受けた小学校です。

 今回、区画整理事業に伴い、高台に移転新築をすることとなり、来年6月頃の完成予定となっています。

 現在は教職員、関係者、保護者の皆様のご尽力により子どもたちも不便を感じず、活気のある学校生活を送ることができていると感じています。

 しかしながら、今後、新築により子どもたちがより快適に過ごすことができるようになること、また、陸前高田市の復興が進むにつれて、以前のようにたくさんの生徒が通う学校となれば何よりです。

 冬の訪れに伴い、陸前高田市も内陸ほどではないにしろ雪が降ることと思われます。

 雪山が大好きな私にとっては恵みの雪ですが、工事現場にとっては進捗を狂わせるものです。現場は避けて降ってくれると良いのですが。

 大切な学校が無事完成するよう、応援よろしくお願いします。

高田小学校の現場写真

このページの作成担当

名古屋市被災地域支援本部(防災危機管理局危機対策室)
電話番号: 052-972-3585
ファックス番号: 052-962-4030
電子メールアドレス: a3585@bosaikikikanri.city.nagoya.lg.jp

ページの先頭へ