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平成29年度被災地支援リポート -陸前高田市・気仙沼市- 7月分の記事

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このページを印刷する最終更新日:2017年8月3日

平成29年度被災地支援リポート-陸前高田市・気仙沼市-

7月5日(水曜日)

 みなさんこんにちは。建設課に派遣された職員です。

 陸前高田市に来て3ヶ月が経ちました。私は、山の上にある仮設住宅に住んでおり、日々変化を見せる市街地の状況やその奥に広がる広田湾を眺めながら歩いて通勤しています。

通勤途中の風景

通勤途中の風景

 また、陸前高田市は通勤途中に鹿に出会えることができるほどのどかなところです。

鹿の群れ

鹿の群れ

 話がだいぶ逸れてしまいましたが、私は区画整理での復興を行う地域から外れた区間の道路と河川の整備を行う業務に携わっています。

 今回は、私が携わっている事業で最も規模の大きな「市道高田米崎間道路(仮称)」整備事業をご紹介しようと思います。

  皆様ご存知のとおり陸前高田市は東日本大震災において、広範囲にわたる津波浸水によって市街地は壊滅的な被害を受けました。

 「市道高田米崎間道路(仮称)」は、市の東部にあるアップルロードと呼ばれる県道から津波浸水エリアを通ることなく市街地にアクセスできる道路として整備される予定となっております。

 現在の航空写真に、整備予定箇所を赤の破線で示したものが下の写真になります。
整備予定の市道高田米崎間道路(仮称)の経路

整備予定の市道高田米崎間道路(仮称)の経路

 約2キロメートルにわたる延長の道路整備計画ですが、現状は山林や畑であるため、道路の形状は全くありません。震災から既に6年が経過しておりますが、市街地での商業施設や住宅建築がようやく目に見え始めた段階であり、すべての復興事業完了にはまだまだ時間が必要であると痛感させられます。

 休日には多くの方が県外から陸前高田市に来ていただいており、地元の方々もありがたいとおっしゃってみえます。皆様も夏休み等を利用して陸前高田市へぜひお越しください。

7月13日(木曜日)

 今年度より陸前高田市教育委員会事務局教育施設整備室に配属された職員です。

 陸前高田市も名古屋市から遅れて梅雨入りし、蒸し暑い季節になってきました。陸前高田市は雨がよく降る地域ではないように感じますが、たまに大雨が降ります。今日も早朝に大雨が降り、大きな雨音で目が覚めました。 

 私の勤める教育施設整備室の主な業務は、小中学校、社会教育施設の建設です。被災したため移転・新築予定の気仙小学校や総合交流センター(仮称)、土地区画整理事業により移転・新築予定の高田小学校などの施設建設を進めています。建設される施設は、より市民にとって使いやすく、災害に強い施設となるよう、街全体の整備計画とも一体となって建設が進められているところです。

 7月20日には、教育施設整備室が建設を担当した陸前高田市立図書館が開館します。この図書館は、嵩上げされた陸前高田市の中心市街地に建設されました。4月にオープンした「アバッセたかた」と併設されているため、図書館に行くのと一緒にショッピングやカフェでの飲食を楽しむことのできる立地となっています。図書館内にテーブルやいすも相当数用意されており、飲み物を持ち込むことも可能で、プライベート空間のように読書を楽しめます。また、晴れた日にはデッキにテーブルを並べ、屋外で読書をしていただくことも可能となっています。陸前高田市民の方のみならず、たくさんの方に来ていただき、利用者の憩いの場になってもらえればと思います。
陸前高田市立図書館の外観

陸前高田市立図書館の外観

館内は広々とした空間

館内は広々とした空間

読書スペースの一部(左手棚のCD、DVDはレンタル可能)

読書スペースの一部(左手棚のCD、DVDはレンタル可能)

 休日には、東北各地で開催されるイベントへ参加するため、車で遠出することがあります。岩手県内では、内陸南部に位置する奥州市の前沢牛まつりや、陸前高田市隣の住田町にある滝観洞のジンギスカンまつりなどに行って来ました。今後、8月には東北を代表する祭りが次々に開催され、全国花火競技大会の「大曲の花火」も開催されます。陸前高田市内では、7月に震災後初となるチャオチャオ陸前高田道中おどり、10月には全国太鼓フェスティバルが開催される予定で、どれも非常に楽しみにしています。

 

 最後に、まだ仮設住宅に住まわれている住民の方も多く、未だに土地のかさ上げが行われていなかったり、仮設道路が走っている場所もあります。あれだけの大災害の後ですので、復興事業が完了するのはもう少し先になるように感じます。ですが、お祭りやチャオチャオおどりが7年ぶりに開催されるという話を聞くにつれ、復興計画は着実に進んでいると感じます。先日ふと入ったスポーツ用品店のお母さんが、嬉しそうに、ようやくお店を再開することができたんだよ、と話してくれました。現地に来なければ見えない復興の様子が必ずありますので、皆さんにも、ぜひ一度陸前高田市へ足を運んでいただけると幸いです。

このページの作成担当

名古屋市被災地域支援本部(防災危機管理局危機対策室)
電話番号: 052-972-3585
ファックス番号: 052-962-4030
電子メールアドレス: a3585@bosaikikikanri.city.nagoya.lg.jp

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