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平成29年度被災地支援リポート -陸前高田市・気仙沼市- 5月分の記事

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このページを印刷する最終更新日:2017年6月12日

平成29年度被災地支援リポート-陸前高田市・気仙沼市-

5月12日(金曜日)

 昨年度から陸前高田市復興局市街地整備課に配属された職員です。

 2月から4月までに陸前高田市で関わった出来事を振り返ってみました。

 陸前高田市役所は被災により取り壊され、現在の庁舎は仮設庁舎となっているため、新庁舎の建設地の話し合いが行われています。2月21日(火曜日)には、第3回陸前高田市震災復興計画推進委員会が開催され、新庁舎建設位置について議論が交わされました。

 私が担当している区画整理事業において、現在所有している土地に代えて区画整理後に所有することとなる仮換地の指定になかなか同意していただけない地権者が2名いましたが、2月23日(木曜日)の高田地区及び今泉地区被災市街地復興土地区画整理審議会の中で、この地権者に対する仮換地指定を行うことができ、全員の同意を取り付けることができました。今後、補償契約をまとめ上げる必要がありますが、まだまだ一山も二山もありそうです。

 3月11日(土曜日)には、陸前高田市東日本大震災追悼式が執り行われ、式典に出席しました。名古屋市からは、日帰りの強行スケジュールで副市長と副議長が式典に参列されました。国主催の6周年追悼式の中継も交えて東日本大震災から丸6年、7回忌に当たる式典は、厳かな雰囲気の中、進められました。

 3月21日(火曜日)には陸前高田市主催で派遣職員の感謝式が開催され、私が派遣されている復興局の職員と市長、副市長、教育長、理事により、恒例となっている記念撮影を行いました。夜にはキャピタルホテル1000にて派遣職員への感謝の集いが開かれました。

 3月22日(水曜日)、陸前高田市の市長以下課長以上の職員が参加する課長会の送別会に出席しました。退職される皆さんはいろいろな思いを胸に、これまで震災後の日々をまさしく乗り越えてこられ、復興の道半ばで退職されることを無念に思いながら思いを語られる姿を拝見し、胸が詰まる思いがしました。本当にお疲れ様でした。

 3月24日(金曜日)、区画整理事業に関する陸前高田市の直接施行の実施に対して、地権者から岩手県に審査請求が提出された関係で、県の担当課に状況を説明しました。

 同日夕方と翌日25日(土曜日)午前中の2日間にわたり、地権者の方々に対する高田地区及び今泉地区の事業計画変更等説明会陸前高田市コミュニティホールで開催しました。

コミュニティホールでの説明会

コミュニティホールでの説明会

 今回の事業計画変更案では両地区とも2年間工事期間が延長されることになりますが、住宅再建を希望される方々への宅地の引渡しの期限は何とか守れるように今後とも事業を進めていかなければならず、スケジュール的に厳しい状況が続きます。

 3月31日(金曜日)退職者辞令交付式、4月3日(月曜日)新年度辞令交付式に出席し、あっという間の1年だったと改めて感じました。4月10日(月曜日)、新年度最初の部課長会では新副市長も含めた新たな課長級以上の職員に対し、戸羽市長からスピード感と情報の共有化を図りながら仕事を進めてもらいたいと、再び檄が飛びました。

 4月12日(水曜日)午前中に岩手県庁へ出張、同日午後から住田町議会の視察対応、4月18日(火曜日)には年度早々、名古屋市幹部による激励会があり、陸前高田市への派遣職員10名が全員顔を揃えました。今年度も個性豊かなメンバーがそろったと感じました。

 4月24日(月曜日)には、国土交通省の視察対応を行いました。

 4月25日(火曜日)には市街地整備課の歓迎会に出席、2度目の派遣の方も含め、いろいろな経歴の方が陸前高田市の復興のために集まっていただき心強い限りです。

緑地予定地高台での現地見学

緑地予定地高台での現地見学

 4月28日(金曜日)には、今泉地区被災市街地復興土地区画整理審議会に出席し、審議会終了後には委員の方々に現地の状況を見学していただきました。日頃、なかなか現場を見ていただく機会がなかったため、今回の見学会を契機に事業への理解が深まれば大変ありがたいです。
気仙小学校予定地での現地見学

気仙小学校予定地での現地見学

5月25日(木曜日)

 今年度より、「陸前高田市防災局防災課」に配属された職員です。

 派遣されてから約2か月が経ち、こちらでの生活にも徐々に慣れてきたところです。

 

 陸前高田市防災局防災課は、市役所(仮庁舎)の近くにある、「消防防災センター」という消防署としての機能を備えた建物の中に執務室があります。

消防防災センター

消防防災センター

 

 消防防災センターは、災害時に市災害対策本部が設置され、災害対応の拠点となることから、津波のおそれのない高台に建てられています。また、震度6強程度の地震が起きても、免震構造により、建物機能を維持できるようになっています(平成26年度完成)。

災害対策本部室

災害対策本部室

 

 さて、津波により壊滅的な被害を受けた旧市街地については、震災から6年が経過し、大規模な盛り土によるかさ上げ工事が進み、いよいよこれから、かさ上げした土地に新たな中心市街地が形成されていく段階となりました。

 平成29年4月には、大型商業施設「アバッセたかた」がオープンし、徐々に中心市街地としての賑わいを取り戻しつつあります。

アバッセたかた

アバッセたかた

 

 また、現在は仮庁舎である市役所についても、新庁舎の建設に向け、議論が進んでいます。防災の観点からみれば、災害時において庁舎機能を維持することは、業務継続のために重要であるため、動向を注視しているところです。

 

 私は、名古屋市役所の防災の部署から派遣されていますが、6年前、あの東日本大震災を経験した陸前高田市だからこそ、防災の教訓として得られるものは、とりわけ大きいと思っております。近い将来、「南海トラフ巨大地震」の発生が心配される名古屋市への還元ができるよう、しっかり勉強してまいります。

 

 また、同じような大災害が発生しても、誰一人として犠牲者を出さないという使命感を持って、限られた派遣期間ではありますが、陸前高田市の防災に貢献できるよう、全力を尽くし職務に励みます。

現地で防災備蓄倉庫の点検を行う様子

現地で防災備蓄倉庫の点検を行う様子

 

 話は変わりますが、仕事以外の話にも触れようと思います。

 陸前高田市には、新鮮な海産物や日本酒など、美味しいものがたくさんあり、お酒が好きな私には非常に居心地がいいと感じています。

 

 また、岩手県には観光名所や特産品も多く、盛岡の三大麺(冷麺、じゃじゃ麺、わんこそば)を食べるのを始め、中尊寺金色堂、花巻温泉郷、SL銀河、小岩井農場など、休日を利用していろいろなところに行ってみたいです。特に、毎朝楽しみに見ていた、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」でロケ地となった、岩手県久慈市に、聖地巡礼として訪問したいと思っています。

 

 岩手県というと、どうしても名古屋市から遠いイメージがあるかと思いますが、「名古屋空港(小牧)」から「いわて花巻空港」までは飛行機で約1時間、「いわて花巻空港」から陸前高田市までは、車を使うと約1時間半で移動できるので、案外遠くはないかと思います。

 

 ぜひ、この記事をご覧になっている皆様も、観光として、美味しい海産物や日本酒を召し上がりに、また、復興の歩みを止めない街の様子を見学しに、岩手県や陸前高田市を訪問してみてはいかがでしょうか。

復興のシンボル「奇跡の一本松」

復興のシンボル「奇跡の一本松」

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