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平成24年度被災地支援リポート ‐陸前高田市・仙台市‐ 平成24年5月分の記事

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このページを印刷する最終更新日:2014年4月1日

被災地支援リポート ‐陸前高田市・仙台市‐

5月25日(金曜日)

みなさんこんにちは。仙台市の震災復興局宅地復興支援担当です。

 

先回のレポートで、職場紹介をしていなかったので、今回はまず職場紹介をしたいと思います。

現在の職場は、我々名古屋市からの派遣2名、山形市から1名、さいたま市から1名、埼玉県所沢市から1名、横浜市から1名、京都府から1名、大阪府堺市から1名、広島市から2名の合計10名の応援職員が派遣されており、総勢35名で業務を進めています。

 

 先日、私が携わっている丘陵地における公共工事による災害復旧のスケジュールが市長より記者発表されました。よろしければご覧になってください。

 

災害復旧スケジュール記者発表内容(仙台市ホームページ)(外部リンク)別ウィンドウ

災害復旧スケジュール記者発表資料(仙台市ホームページ)(外部リンク)別ウィンドウ

現在のところ、土日は月1回程度の出勤で基本的にはお休みをいただけていますが、あと2ヶ月もしたら土日昼夜問わず地元の方々と復旧に関するお話合いになると思うので、今のうちに他の被災地状況等をたくさん見に行こうと思います。

仙台に来てもうすぐ2ヶ月になりますが、被災地を写真や映像で見るのと実際に目で見るのでは感じ方が大きく違うと実感しているので、ぜひたくさんの方に東北地方に来ていただけたらなと思います。

5月23日(水曜日)

皆さん、こんにちは、陸前高田市防災対策室職員です。

陸前高田市へ派遣され、2カ月が経ちました。この2カ月のほとんどが、前回お話ししました。防災行政無線の業務にかかりきりになっています。

見積当初の設計と比較すると、いろいろな部分で変更が出てきて、詳細な打ち合わせが多くなってきています。

システムの概略を紹介しますと、市役所に行政無線の放送を送信する親局があり、広田半島にある仁田山に中継局を設け、4局の再送信子局を設けて、市内一円に送信し、放送するシステムで構築されていました。

行政無線システムの概略図です。

しかし、メーカーが選定していた4局では市内一円が網羅されないことが、判明しました。

さらに5月の集中豪雨のため山に入る林道が崩れて、設置できる場所が限られ、メーカーのみでは選定ができなくなり、市内在住の防災対策室長と二人で場所を探すこととなり、クマの出る山の道を何度も何度も車を走らせ、場所探しに追われていました。その結果、林道横田沢線頂上と横田町宝田を選定しました。

クマを寄せ付けないためのクマ除け鈴の様子です

上の写真は、クマを寄せ付けないためのクマ除け鈴です。こちらでは、特殊な店でなく、一般のホームセンターに多種多様なクマ除け用の鈴が売られています。

場所の選定のため山の中を走りながら、内心はクマに出会うことを楽しみにしていた日々でした。

しかし、まだまだ検査のため山に入る機会があり、きっと、出会えると期待しています。

5月18日(金曜日)

こんにちは。緑政土木局より仙台市の震災復興局宅地復部に配属された職員です。

丘陵地の造成宅地における地滑り被害の復旧事業にあたっていますが、日々、事業説明等に追われる中で、市民の皆さんのご期待にじかに触れ、気が引き締まる思いを新たにしております。

 

 

今回は、仙台市役所の1階ロビーの様子をご紹介します。震災から1年以上が過ぎても、全国各地から心温まるメッセージが届けられています。

仙台市役所の1階ロビーの様子です

5月17日(木曜日)

こんにちは、陸前高田市水道事業運営事務職員です。

陸前高田市に派遣されてから早や1か月半が過ぎ、ようやくこちらでの仕事や生活にも慣れてきました。

特に気候の面ではすっかり東北の涼しい気候に慣れて、ゴールデンウィークに名古屋に里帰りした際にはとても暑いと感じた程です。

 

ゴールデンウィークが終わり陸前高田に戻ってくると、ご覧のとおりの菜の花畑がお出迎えをしてくれました。

宿舎の近くにある菜の花畑の様子です

宿舎の近くにある菜の花畑は、今が見ごろ

さて、いよいよ5月です。実はこの5月というのは水道事業にとってはとても大切な時期です。というのも、水道事業は地方公営企業法の定めにより、5月末までに前年度の事業の決算を作成しなければならないからです。

 

 ご存知かもしれませんが、水道事業は市役所のいわゆる一般会計とは別に、「水道事業会計」を設けています。そして、基本的にお客さまからお支払いいただく水道料金によって独立採算制で運営されています。

このため決算は、水道事業が本当に上手く行っているのかどうか、みなさんに経営の状況をお知らせするとても重要な機会です。

 

昨年度の決算書の様子です

昨年度の決算書

今、陸前高田市の水道事業は震災からの復興の真っただ中ですので、さすがに独立採算とは行かず、一般会計からの繰入や国庫補助など様々な協力の下で運営されています。

そうしたご協力に報いるためにも、一日も早い復興に寄与できるように頑張ります。

5月16日(水曜日)

こんにちは。陸前高田市道路等復旧業務担当です。

道路等の復旧にお話しします。4月から始めた津波の浸水区域外の災害復旧工事の設計がほぼ終わりました。下の写真が浸水区域外の代表的な被害の様子です。

浸水区域外の代表的な被害の様子です

このように浸水区域外の災害は比較的規模が小さいものが多いため、約60件のもの工事がありますが、比較的短期間で設計を終えることができました。これから入札等の手続きを経て工事に着手していきます。

これからは、順次浸水区域内の設計に入っていきます。

下の写真はある浸水区域内の被災状況です。

浸水区域内の被災状況の様子です

浸水区域外に比べ、格段に被害が大きくなっています。

特に側溝等の構造物がない道路では、舗装の下に水が入り込みやすく、写真の箇所のようにそのまま舗装を流してしまったものもあります。

舗装のない状態は非常に走りにくいため、なるべく早い復旧に向け頑張っていきます。

5月11日(金曜日)

みなさん、こんにちは。仙台市津波浸水地域独自支援担当です。

 

昨日から仙台市ではクールビズがスタートしました。とはいえ、こちらはまだまだ肌寒い気候が続いているため、半袖の方はほとんど見かけません。

ですが、そんな中で半袖の方を見かけたと思ったら、他の名古屋からの派遣職員でした。私も来週ぐらいからは元気さを見習って半袖で出勤してみようかな、と思います。

クールビズ推奨ポスターの様子です

それでは私たち津波浸水地域独自支援担当の紹介をしたいと思います。

今の職場は名古屋市からの派遣職員以外に、東京都から1人、大阪市から1人、静岡市から1人応援職員が派遣されており、総勢12人で業務を進めています。

 

仙台市では東日本大震災で津波により浸水したと見込まれる区域には、約20,000人、8,000世帯(土地面積にして約4,500ヘクタール、建物棟数にして約12,000棟)もの人が生活されていました。20,000人というと愛知県で言えば南知多町、世界で言えばパラオ共和国の人口とほぼ同じです。非常に規模の大きな津波被害があったことがわかります。

 

そして、私たちの職場には生活再建のため直接相談に来られる方が多いです。

相談に来られる方ひとりひとりの生活の復興のお手伝いのため、わかりやすく・丁寧な説明を心がけ、常に身を引き締めて職務にあたりたいと思います。

5月10日(木曜日)

みなさんこんにちは。

陸前高田市復興計画推進(用地計画、取得、補償等)担当です。

今回は6月頃に取り壊しが予定されている旧陸前高田市役所について紹介致します。

下記の写真の左側が旧陸前高田市役所、右側がその内部の状況を撮影したものです。

被災した旧陸前高田市役所の様子です

被災から時間が経っているにも関わらず、時間が止まったようにそのままとなっております。

ゴールデンウィーク期間中に名古屋から陸前高田に戻ってくる際に、再び被災を受けた箇所を改めて見ようと思い足を運びました。全国の他府県ナンバーの方が来ており非常に驚いたと同時に、被災地への関心の高さを伺う事が出来ました。

6月頃から被災した建造物の解体が予定されております。

まだ現地を訪れた事のない方は、被災状況を一度見に来られてはいかがでしょうか。

現在あなたが住んでいる場所との違い

津波の恐さ

防災への認識

この3点を感じて欲しいと思います。

陸前高田は街全体で教えてくれる場所だと私は思います。

5月9日(水曜日)

みなさん、こんにちは。陸前高田市復興計画推進(一般)担当です。

 

ゴールデンウィークも明けて、こちらもだいぶ暖かくなってきました(4月当初は雪が降っていましたから)。また、陸前高田市に派遣されて1か月少々、生活にも慣れてきた今日この頃です。

生活面では、通勤時間が徒歩10分程度と昨年度派遣されていた職員に比べて、だいぶ楽になっていると思います。また、気候面で思うことは名古屋市と比較して暖かくなるのが1カ月程度遅いことと、日の出が早いことです。

名古屋市では桜の見ごろは4月上旬だったと思いますが、こちらではゴールデンウィーク期間中でした。また、日の出が早いのは名古屋市と比較して経度で東に5度程度位置していること、太平洋に面しているため地平線から太陽が上がってくること、宿舎が高台にあることだと思っています。

 

さて、業務においては、4月下旬に防災集団移転促進事業において協議会が立ち上がっていない行政区を対象に第2回住宅再建等説明会を開催しました。下記の写真は説明会の様子です。

第2回住宅再建等説明会の様子です1
第2回住宅再建等説明会の様子です2
今回の説明会で新たに地区協議会が立ち上がるなど新たな動きも起きましたし、課題も見つかったと思います。この事業は強制力のない任意事業なので被災者の事業に対する理解と合意が不可欠で、地区協議会の設立や被災者からの要望がなければ行政として被災者を支援することはできません。

地区協議会が立ち上がった行政区に対しては出来るだけ早く計画を具体化するとともに、課題についてはひとつひとつ潰していき、いち早い住宅再建につなげていきたいと思います。

5月8日(火曜日)

皆さん、こんにちは。子ども青少年局より陸前高田市の児童福祉事務の業務で社会福祉課に派遣されている職員です。

 ゴールデンウィークが過ぎ、陸前高田でも田植えが始まり、新緑がまぶしく感じられるようになってきました。

 市民の皆さんにはあまりなじみがないかもしれませんが、市役所などの地方自治体においては、会計年度独立の原則というものがあり、5月31日までに前会計年度の出納を整理することとなっています。私が所属している社会福祉課児童福祉係においても、平成24年度の事務を進めつつ、同時並行で整理を行っているところです。

 平成23年度の整理を行っていると、文字通り書類も何もなく、以前がどうであったか分からないところから事務を進めていたことがうかがい知れ、その苦労や大変さを思うと、本当に頭が下がる思いです。同時に、年度当初から児童手当の支給や保育所事務などの経常業務を行うのは、昨年度が震災直後だったということもあり、実質的には今年度が震災後初めてということになるため、被災した施設の整備や再建に関する業務もさることながら、そうした経常業務にもこれまで以上に力を注いでいく必要があると強く感じているところです。

 多くの方々に支えられ、この丸ごと支援という職員派遣ができているわけですが、職員派遣を必要としなくなることが最終的な目標であることは言うまでもありません。陸前高田の職員の方々と一緒になって事務を進める中で、マニュアルやルーティン化を図れるよう細かなことでも記録に残すなどしていくことで、職員や書類を介して各業務に組織として対応できるよう日々の仕事に取り組んでいくことが、私のこの一年の目標であり、陸前高田に来て1か月仕事をしてみての心境です。

子育て支援センターあゆっこの「こいのぼり」の様子です1
子育て支援センターあゆっこの「こいのぼり」の様子です2

子育て支援センターあゆっこの「こいのぼり」です。この日は、気持ちのいい風が吹いていました。

5月7日(月曜日)

こんにちは。

 保健指導業務担当です。ゴールデンウィークも明け陸前高田市内もずいぶん暖かくなってきました。暖かくなってくると気分もホクホクし、とても良いことなのですが、市街地の水はひいておらず、今年も衛生面で様々な課題が出てくると思います。

 

 今回は、「陸前高田市保健医療福祉未来図会議(以下、未来図会議)」について紹介します。昨年から続いている会議ですが、大きく変わったことがあります。

それは会議の名称です。

 平成23年度は「陸前高田市保健医療福祉包括ケア会議」という名称で、住民の方の健康を守る関係機関が一同に会し、情報を共有していました。

 未来図会議では、「今イコール現状」だけを語るのではなく、「今」が未来にどうつながるかをもっとみんなで共有したいという想いがありました。会議の形式も現状の報告だけにとどまるのではなく、未来に向かって自分たちはなにができるかを語り合う場とし、出席者が元気になれる場にしたいと思っています。

 夢や希望を形にしようと、それぞれの立場でやれることをやることが、みんなが元気になれる一番の近道です。

 元あった状態よりも、より良い状態を目指して!!

陸前高田市保健医療福祉未来図会議の様子です

昨年度から引き続き、会議の進行を務める日本赤十字秋田看護大学助教 佐々木亮平氏(写真右上)


全体のアドバイザー的存在であるヘルスプロモーション研究センター センター長 岩室紳也先生(写真左)

未来図会議の準備にあたって、岩室先生・佐々木亮平先生とメールでのやり取り、前日には3人で泊まり込みで準備をするなど、とても充実した時間を過ごしています。

まだまだ、関わった時間は短いですが確かに絆が生まれています。絆は字の通り、一人だけでは完成しません。

こうやって繋がることで一本の“絆”が完成するんだなぁと実感します。

 

5月4日(金曜日)

こんにちは。仙台市派遣事務職員です。

仙台も名古屋から一ヶ月ほど遅れて数日前に桜が満開になりました。名古屋では卒業式や入学式の頃に満開になっている印象ですがこちらでは、みなさんの桜の咲く時期の感覚も違うようで、所変わればというとこですね。テレビドラマやなんかでも卒業式や入学式で使われることが多い気がしますが、作者の出身地の問題なのか、それとも日本中の認識としてそれが平均として考えられているでしょうか。分からないですね。

さて、私は災害援護資金の貸付業務に携わっています。こちらは、義援金や支援金と違って返還していただくものとなっています。(貸付なので当然なのですが)震災から1年経った今でも多くの方から申請があり、申請された方とお話させていただいても各々が様々な理由をお持ちです。この貸付の制度で生活が安定することを願うばかりです。

 

ところで、私がこのリポートを書くのはこれで二度目になります。

これからは、仕事のこと以外にも日々暮らしていく中で気づいたちょっとしたことや名所などを皆さんにお伝えできればと思います。「うーん、なるほど」や「こんな所があるのか」と思っていただけることや場所を紹介できればと良いとは考えていますがあまり期待はしないで下さい。では早速一つ目を。

エスカレーターの様子です。みんな右側に並んでいます

ばーん。いかがでしょう。お気づきでしょうか。エスカレーターですが皆さん右側に並んでいます。名古屋では左側ですね、関西以西も右側に並ぶと聞いたことはありましたが仙台も右側並びなんです。

 

はい。一回目がこれでは先が思いやられますね。次回はもう少ししっかりしたことが書けると良いですね。

では、引き続き頑張っていきたいと思います。

5月3日(木曜日)

こんにちは。陸前高田市長寿社会課の職員です。

 みなさんは、トイレや洗濯のために川から水を汲む生活を想像できますか。陸前高田市では、被災後市内全域で水道が復旧したのは3ヶ月以上経った6月末でした。それまでの間、飲み水は給水車で運ばれましたが、生活用水は川の水や湧き水が利用されていました。

 さて、私は生活保護のケースワーカーです。利用者の抱える課題を把握し助言や指導を行うことが主な業務ですので、日々、家庭訪問をして生活状況を聞いています。

 その中でこんな声を聞きました。「震災後、井戸の水が枯れた」「地震で川から水を引くポンプが壊れた」「ポンプの修理を頼んだが忙しいようで未だに来てくれない」。陸前高田市では水道を引かず川や井戸の水を利用している世帯がしばしばあるのですが、そうした世帯で震災後水が出なくなったというトラブルが少なくないようです。生活の再建にはまだまだ時間がかかりそうだと実感します。

 幸い陸前高田市には清流が多く、名水と言われる湧き水もあり(「清水の湧口」:岩手の名水20選)、水が出ない家でも川から汲むなどして生活ができています。いざというとき水が飲めるきれいな川。あなたのまちにもありますか。

おいで川の様子です

生出(おいで)川。写真手前も水面です。澄みきっていて見とれてしまいます。

5月2日(水曜日)

こんにちは、陸前高田市産業労働事務担当です。

本日は、氷上山(ひかみさん)の刈り払いについてお話しします。

氷上山は、岩手県東部を南北に縦走する北上山地の南部にあり、陸前高田市の北東に位置しています。標高874.7メートルで市内2番目の高さですが、古来から防火の神、雨乞いの山とされ、豊作と大漁を祈願する対象としても地元の人々の信仰を集めてきました。ふもとには頂上にある三つの社を祭る里宮である氷上神社もあります。また、学校行事などで多くの陸前高田市民が登ったことがあるという市民にゆかりのある山です。

高田松原の一本松の向こうに見えるの氷上山の様子です

高田松原の一本松の向こうに見えるのが氷上山です。

氷上山の刈り払いは、例年5月の山開きの前に、九合目にある祈祷ヶ原という野原の笹刈りを行っていましたが、震災のため昨年は実施できず、二年ぶりの実施となりました。この日のために集まっていただいたボランティアさんたちと五合目まで車で行き、草刈り機や、山小屋のペンキ塗りのための道具、豚汁の材料などを背中にかついで山頂へ登りました。途中からの登山ですが、草刈り機をかついでの登山は運動不足気味の体にはこたえました。

登山を開始した様子です

草刈り機など荷物をかついで、登山開始です。

4月の半ばに登山道の安全の確認や枝の伐採のため商工観光課の職員だけで登った際には、まだ頂上付近には雪が残っていましたが、刈り払いの時期にはさすがに雪も溶けていました。

4月半ば、頂上付近に雪が残っている様子です

4月半ば、頂上に付近はまだ雪が残っていました。

祈祷ヶ原の笹を刈ったり、登奈孝志(となこし)荘という山小屋のペンキ塗り、5月13日に行われる山開きで登山者にふるまう豚汁のための予行演習も兼ねての豚汁作りとボランティアさんがそれぞれの役割に分かれて、汗をかきました。

二年分の笹が伸びた祈祷ヶ原の様子です

二年分の笹が伸びた祈祷ヶ原。

笹が刈り払われた祈祷ヶ原の様子です

笹が刈り払われた祈祷ヶ原。

ペンキが塗りかえられてきれいになった山小屋の様子です

ペンキが塗りかえられてきれいになった山小屋。

刈り払いが終わったあとに、頂上まで登りました。頂上からは三百六十度の眺望が楽しめます。北は早池峰山などの北上山地、南には市街地はもちろん広田半島や唐桑半島など陸中海岸を形成する半島やきれいな海が見えます。眺望がいいために、津波に襲われた市街地の姿がすべて見渡せてしまい、複雑な気持ちになりました。再生した高田松原、生まれ変わった市街地を頂上から眺める日が来られるように、少しでも陸前高田市の力になっていきたいと思います。

 また、海沿いの平野部分は津波で流されてしまっていますが、広田半島の先にあり奇跡的に津波被害を免れた黒崎仙峡温泉や、陸中海岸国立公園黒崎仙峡、標高の高いところにある気仙左官大工伝承館、普門寺、玉山金山など陸前高田には観光するところがたくさんあります。陸前高田市へ足を運んでいただき、震災の被害を受けた姿とともに、美しい自然や歴史ある陸前高田の姿も見ていただけたらと思います。陸前高田市の観光情報は陸前高田市観光物産協会のホームページをご覧ください。

氷上山頂上から見える陸前高田市街地の様子です

氷上山頂上から見える陸前高田市街地。

5月1日(火曜日)

みなさんこんにちは、陸前高田市企画政策業務担当です。

早いもので、こちらへ来てから1か月が経ち、このゴールデンウィーク前半に桜も咲き始めました。

ここでは、主にバス路線等の公共交通機関の再編やエネルギー対策などを担当しますが、それ以外にもガレキの撤去等でこちらにみえたボランティアの方に対して災害派遣等従事車両証明書の交付事務や、こちらに来訪される方からのアクセスの問い合わせなど、その他様々な事務があり、毎日あっという間に過ぎてしまいます。

 

さて、震災前に陸前高田市を走っていたJR大船渡線も津波で大きな被害を受け、現在も不通の状態が続いています。震災後、2011年4月からは、市内5コースを民間バスと乗合タクシーで運行、1乗車100円で、高齢者や車のない方などの足となっています。しかし、各コース1日多いところで2往復、ほとんどが1往復の運行の状態で、市民の方々からは“増便”や、新たにスーパーなど開店しているため、“バス停の設置”など、要望も多く寄せられています。

しかし、市域は広いわりに、人口は名古屋に比べれば圧倒的に少なく、国等の補助金を活用して運行しているのが実情です。(面積約230平方キロメートル(名古屋市の約3分の2)、人口約2万人(名古屋市の約110分の1))バス会社も被災し、走らせるバスも限られており、また、バスが必要な時間帯は朝など限られているので、そこだけ増やしても昼間はそれほど需要がないので、簡単には増やせない事情もあるようです。

先日は、お隣の大船渡市の高校に通う学生が、バスに乗車できないという報告もありました。朝2便しかなく、超満員の状態で通っているようで、改めて、名古屋の交通事情は環境が良く、恵まれているんだとつくづく感じました。

バスに乗車する高校生の様子です

バスに乗車する高校生

そんな中、財源も限られてはいますが、地元の交通事業者の方と相談させていただきながら増便やコースの変更などの調整を図っているところであり、陸前高田市の市民の方々に、少しでも利便性が良い交通環境になるよう進めていければと思っています。

このページの作成担当

名古屋市被災地域支援本部(防災危機管理局統括課)
電話番号: 052-972-3585
ファックス番号: 052-962-4030
電子メールアドレス: a3585@bosaikikikanri.city.nagoya.lg.jp

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