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平成24年度被災地支援リポート ‐陸前高田市・仙台市‐ 平成24年12月分から平成25年3月分の記事

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このページを印刷する最終更新日:2015年3月31日

ページの概要:陸前高田市・仙台市への本市派遣職員が交代で担当し、日々の活動や感想等を綴ります。

被災地支援リポート ‐陸前高田市・仙台市‐

3月25日(月曜日)

こんにちは。陸前高田市の保健指導業務担当です。

2011年3月11日の震災から、2年が経過しました。

街の復興と同時に、住んでいる人のこころの復興というものが大切になってきます。というよりも、街の復興とこころの復興は別物ではなく、お互いにとても関係しながら進んでいくものです。

ただ、こころについては目に見えるものではないですし、調子がよくなる時もあれば、ちょっとしたことで調子が悪くなることもあり、進んだり戻ったりを繰り返しながら、その人なりに形を作っていくものです。「その人なりに」というのがとても難しく、スタートは同じでも「ゴール」が違うため関わり方、かかる時間が違います。周りがよくなっていくのを見ると余計に焦り、周りとの差を感じるとますます周りと気持ちを共有することが難しくなります。

こころを健康にするために陸前高田市健康推進課では「はまってけらいん かだってけらいん運動」という運動を開始しました。「はまって…一緒になって、ちょっと集まって」「かだって…おしゃべりしよう」という気仙地域の方言です。この運動の趣旨としては、こころのケアは専門家が“する”ものではなく(もちろん専門の機関も必要です!)、普段のコミュニケーションがこころのケアに“なっている”地域にしようというものです。

定期的に開かれるお茶のみ会や地域の集まりはもちろんのこと、毎日の「おはよう」、道端で会った時の「こんにちは」「あら、どーも…」等、日常にあふれているありとあらゆることが、コミュニケーションであり、自分の存在を他者を通して確認できる場になっています。意識しなければ、何ともない毎日のことなのですが、そういったコミュニケーションが“こころを癒す”ことであると意識した瞬間から、互いにケアし合う場になります。

 話をすることを強要するものではなく、繋がりたくないときに無理やり誰かとつなげるものでもありません。しかし、つながりを持ちたくない時に「ほっておいてほしい」と思えるのは、誰かに気にされているからです。誰とも繋がらない、関わっていなければ他者を通して様々な感情を持つことはなくなります。「他者を通して」ということが、人が生きていく中でとても大切なことだと改めて感じています。

人と人とがつながること、この当たり前でとても難しい課題は、陸前高田の復興が進む中でもいまだに続いています。これは陸前高田だけのことではなく、全国どこでも起こっていることではないでしょうか。住民同士が、繋がる雰囲気づくり。そのきっかけに関わることができました。まだ、「はまってけらいん かだってけらいん運動」は始まったばかり。「はまって」「かだる」ことの意味をみんなが明確に理解し実践することが、どこよりも素晴らしい町づくりにつながると信じています!

保健医療福祉未来図会議に出席した参加者の皆さん

「はまってけらいんかだってけらいん」の旗のもと、保健医療福祉未来図会議に出席した参加者の皆さん。

3月22日(金曜日)

 みなさん、こんにちは。仙台市津波浸水地域 独自支援担当です。

 先日の平成25年3月11日を迎え、東日本大震災から2年が経ちましたが、みなさんは被災地の復興がどのくらい進んでいるとお思いでしょうか。復興という局面のある一部ではありますが、今回は仙台市の応急仮設住宅と復興公営住宅について取り上げたいと思います。

 まず、はじめに応急仮設住宅について。応急仮設住宅とはプレハブ仮設住宅、借上げ民間賃貸住宅、借上げ公営住宅等のことを指します。仙台市内において震災から約1年が経過した平成24年3月30日現在での仮設住宅入居世帯数は12,009世帯、約2年が経過した平成25年2月1日現在でのそれは10,694世帯となっています。依然として多くの方が応急仮設住宅に住んでおり、復興への過程に非常に時間がかかっていることがわかります。

 次に復興公営住宅について。復興公営住宅とは、今回の震災により住宅を失った方で、自力では住宅を確保できない方が、低廉な家賃で入居できる公営住宅のことをいいます。

 仙台市の復興公営住宅の整備目標3,000戸に対して、平成25年2月末日現在において入居開始しているのは0戸。最初に入居開始となるのが平成25年4月1日からで12戸となります。その他については平成25年度中から随時入居開始され、平成26年度中の全戸整備を目指しています。しかし、平成26年度というと長い方では4年近くも仮設住宅等に住まなければいけないことになります。先日、新聞のアンケートを基にした記事で、被災された方の復興の進み具合の実感について「進んでいないと感じる」という意見が多い、という記事を見ました。それは被災された方の実際の暮らしの復興、住まいの再建が進んでいないことが大きく影響しているように感じます。やはり長期にわたる仮設住宅等での慣れない暮らしについては精神的な負担がかなり大きくなるため、早急な復興の推進が求められています。そして、そのために何ができるか。

 私が被災地への派遣職員として仙台市に配属されてから、早くも1年が経とうとしています。今回の被災地支援リポートが私の担当する今年度最後の記事になります。ここで私が思うこととしては、果たしてこの1年間で少しでも復興のお手伝いができたのだろうかということです。この1年の間に時には非常にきびしい意見をいただいたこともありました。派遣職員ということで、「実際に被災をしていない者には被災者の気持ちはわからん」といわれたこともありました。しかし、それ以上に「あなたが担当でよかった」、「仙台はいいところでしょ、ずっとこのまま仙台にいたらいいよ」という暖かい言葉をいただきました。仙台をはじめとする東北の方々はすばらしい方ばかりで、みなさん復興に向けて前を向き、がんばっています。私は微力ながらそのお手伝いができればと思いましたが、担当業務とのギャップもあり今年度はあまり実感することができませんでした。私はもう1年仙台に残りますが、担当業務は変わります。来年度はより具体的な復興事業に携わることになるので、スピーディーな復興を実現していくべく仙台市の職員の方や、他都市からの派遣職員の方全員で協力して業務に励みたいと思います。

 最後に、この被災地支援リポートをご覧の方へ、震災の風化が懸念されている昨今ですが、復興支援は何も募金やボランティアなどだけではありません。仙台や陸前高田をはじめとする東北地方に興味を持っていただく、そして知り得たことを共有する、そういうかたちの復興支援もあると思います。また実際に観光に来ていただければ経済的な復興にもつながります。私はこの派遣ではじめて東北地方を訪れましたが、自然、歴史文化、食べ物どれをとってもすばらしいところです。ぜひ、みなさまもすばらしい東北へ遊びに来てはいかがでしょうか。

青葉城の伊達政宗像の様子です。

3月19日(火曜日)

 みなさん、こんにちは。陸前高田市復興計画推進(一般)担当です。

 この冬は今までに経験したことのない寒さを経験することができました。寒さ対策のため、一枚多く着込んでいます。また、私の趣味はランニングですが、朝は路面が凍結しており、危なくて走れる状況ではありませんでした。3月になり、多少暖かくなってきて、路面の凍結具合も和らいできたので、自然の景色を楽しみながら、また走りたいと思います。

 さて、業務においては、地元説明会を開催するとともに、昨年11月22日付で長部地区(第1回変更)、米崎地区(当初)、小友地区(当初)、広田地区(当初)の大臣同意を得ました。そして、今年3月8日付で矢作・竹駒・高田・今泉地区(当初)、広田地区(第1回変更)の大臣同意を得ました。広田地区のうち、まだ大臣同意を得ていない3団地も4月中の同意を目指して準備をしています。

 しかしながら、大臣同意を得たからと言って、用地交渉・用地取得、住宅団地整備工事をしなければ、被災した方々への住宅敷地の提供ができません。土木技師の私にとって、用地交渉など今まで無縁でしたが、限られた職員ということもあり、これらも幅広く業務に携わっております。

 そして、今年2月22日は、2団地において工事発注を行い、「防災集団移転促進事業及び関連道路整備事業起工式」が行われました。県内では野田村に続き、2番目に着手することができました。

 今後、整備を予定する団地数は、この2団地を含め27団地あります。今年度中にすべての団地において、用地交渉・用地取得を行い、住宅団地整備工事を発注することは出来ませんが、来年度の早い時期には、工事発注に繋げていけるよう職員一丸となって進めてまいります。

 昨年12月・本年2月に発行した復興ニュースを次から見ることができます。先ほど紹介しました起工式のことが記載してあります。ぜひご覧ください。

復興ニュース(陸前高田市ホームページ)(外部リンク)別ウィンドウ

起工式の様子
発注した工事の様子

3月14日(木曜日)

  こんにちは、陸前高田市の産業労働事務(中小企業振興・産業振興)担当です。

  岩手県は内陸の一関市や遠野市でも雪が溶けて、地面が見え出し、陸前高田市内も日中はあたたかくなり、春を感じるようになりました。

  現在、陸前高田市内は被災した建物が解体され、また災害復興公営住宅の建設のために市街地のかさ上げも始まり、一年前と街の光景が変わっていっています。

旧陸前高田市役所、市民会館があった場所の様子です。

旧陸前高田市役所、市民会館などは解体されました。

  また、市内を移動していると、あちこちに被災された事業者のプレハブの仮設店舗が建っているのが目につきます。

  仮設店舗(工場含む)は個人・法人によって自力で建てられるものと、独立行政法人 中小企業基盤整備機構(以下、中小機構)の支援によって整備されたものがあります。後者の仮設店舗は施設が完成するまでの経費(内装は除く)を中小機構が負担するもので、完成後には地方公共団体に無償貸与、のち譲渡されます。仮設店舗の貸与・譲渡を受けた市町村は地震や津波による被災を受けて自己資金では営業を再開できない地元の中小企業や個人経営者に無償で貸与しています。23年度末で陸前高田市内の仮設店舗の完成数は113事業所だったのが、平成25年2月15日現在で272事業所となっています。

 商工観光課では、中小機構への仮設店舗の要望調書の提出や中小機構と申請事業者との調整、仮設店舗の建設用地の確保を行っています。

 仮設店舗は原則、市の土地に建てるのですが、陸前高田市は市有地の多くが仮設住宅建設用地にあてられているので、民有地を市が賃貸するなどして、建設候補地を確保しています。また、仮設店舗が建てられる場所は、もともと人が住んでいなかった山や農地が多いため、道路や水道(井戸の場合もあります)などの環境整備も必要で、いろいろな段階を踏む必要があります。

完成したばかりの仮設店舗の様子です。

完成したばかりの仮設店舗。看板、内装などはこれからです。

完成した仮設工場の様子です。

完成した仮設工場

完成した施設の引き渡しの様子です。

中小機構と市役所、申請事業者の三者で完成した施設の引き渡しをします

 生活する場としての仮設住宅に続き、生活を支える経済基盤としての仮設店舗・仮設工場が建設され、営業が再開されたことによって、陸前高田市も少しずつ前へ進みだしています。市民のみなさんには、陸前高田市への今までのご支援を感謝するとともに、今後も陸前高田市で生産された産品の購入や、観光で陸前高田市に訪れ、仮設店舗で飲食していただくなどで、ご支援いただきますよう、よろしくお願いいたします。

3月13日(水曜日)

 こんにちは、陸前高田市水道事業運営事務職員です。

 早いものでもう3月となり、派遣期間の1年が過ぎようとしています。この1年間、水道事業所の一員として様々な経験をさせていただきました。

 派遣された最初の街の印象は、まっさらな台地が広がっていて、被災前の街の姿なんて想像も付かない世界だと思いました。ですが、街の人たちと親しくなり、お話を聞くにつれ、ここに地元の人にとってかけがえのない街が広がっていたのだと痛感させられました。そして、被災前の街の姿を見てみたかったなという気持ちになりました。ですがそれはできない話です。だったら未来に向かって、かけがえのない新しい街を作るお手伝いをしていこうと、そんな気持ちで1年間働いてきました。

派遣直後の5月頃の陸前高田市の様子です。

派遣直後、5月頃に撮影した写真

仮設の店舗等が増えてきている様子

仮設の店舗等は増えてきている

 さて、水道事業についてですが、名古屋市と全く規模の異なる水道事業に携わることは、とても興味深い経験でした。

 日本の水道事業は全国の皆さんに安全でおいしい水をお届けするため、法律で様々なことが定められています。しかし名古屋市では組織も大きく、課ごとに仕事がきっちり別れているため、なかなかそれらに携わる機会がありませんでした。それが陸前高田市では様々なことに携われる機会を持つことができ、毎日が勉強になりました。
水道に関する様々な業務の様子です。

水道に関する様々な業務

水道に関する様々な業務の様子です。

水道に関する様々な業務

 震災前は陸前高田市の水道事業は、規模は小さいながらも比較的経営も安定していましたが震災でそれが一変しました。同じ水道事業として、名古屋市も他人事ではないと感じました。もちろん規模も状況も全く異なりますが、災害列島の日本でライフラインに携わる以上、どんな状況でも安定した経営を維持していくことの責任と難しさを非常に痛感させられることになりました。

 さて最後に皆様にお願いがあります。現在、震災の風化が徐々に進んでいる状況ですが、震災復興はまだ道半ばの長丁場であり、被災地はまだまだ支援を必要としております。そこで、例えば東北に旅行に行くとか東北の商品を買うとか、どんな形でもいいですので皆様に東北びいきになっていただけたらと思います。陸前高田市ではFacebookも活用して広報を行っており、様々な情報発信を行っております。私も今後とも、魅力的な人たちや食べ物、文化の宝庫である東北を、三陸地方を、陸前高田を応援していきたいと思います。

 

陸前高田の人や風景です。

3月5日(火曜日)

みなさんこんにちは、陸前高田市企画政策業務担当です。

 

現在、市内を走る路線バスは、全部で6路線。そのうち、2路線は1日3往復、残り4路線は2往復しかありません。バス会社だけでは、被災を受け車両、運転士が不足しているため、タクシー事業者の協力も得て運行をしている状況です。

陸前高田市は、東日本大震災津波により大きな被害を受け、市役所、県立高田病院、商店街などは、現在、バラバラに位置しています。そのため、バス路線を考える際、最低限、県立高田病院にはどの路線からも行けるルートとしました。

しかし、半分の3路線は、市内で一番商店や銀行が集まっている竹駒町滝の里地区を通っていません。行くには乗り継ぐしか方法がないのですが、本数も限られているので、乗り継ぎもできない時間帯もあります。昨年の6月に路線やダイヤを変更してきましたが、この滝の里地区に乗り継ぎなく行けるようにならないかという問い合わせを多く受けてきました。

そのような状況で、なんとか交通の利便性が良くできないかと模索してきた中、2月1日からデマンド交通(予約型乗合タクシー)の運行を開始することができました。

「デマンド交通」とは、予約型の乗合タクシーのことで、乗り合う方の自宅を順番に迎えに行き、目的地の停留所まで送るサービスのことです。この事業は実証実験として実施しており、前述した滝の里地区まで乗り継ぎなしで行けない路線にお住まいの方(気仙町、小友町及び広田町)をモデル地域として開始したものです。

一乗車300円で、「気仙町」と「小友町・広田町」の2地域に、行き、帰り3便ずつ用意しており、停留所も市役所、病院、商業施設など10ヵ所設定しているので、利用したい方は、乗りたい日の前日までに予約センターに電話して、乗りたい時間帯と行きたい停留所を連絡すれば、利用することができます。

このデマンド交通の利点は、予約がなければ走らないので、普通のバスと違い、空の運行がないという点ですが、一方で、普通のタクシーと違い、乗り合って目的地までお届けするため時間がかかるという点があります。

今のところ440名以上の方の利用登録があり、2月の一月間で100名以上の方に利用していただけましたので、ちょっとほっとしています。

予約型の乗合タクシーの様子です

また、交通に関して、今度は鉄道になりますが、こちらも震災で大きな被害を受け、JR大船渡線の気仙沼駅から盛駅までの区間が不通となっていましたが、3月2日から仮復旧としてBRT(バス高速輸送システム)の運行が開始されました。

これは路線バスとは違い、専用道を走り、定時で早い運行を可能とするものですが、今のところ、総距離43.7キロメートルのうち、専用道は1.9キロメートルだけになります。今秋までには約14キロメートルに延長される予定です。

運行本数としては、陸前高田駅から気仙沼駅までは25本、陸前高田駅から盛駅までは51本もあります。これまで、鉄道の不通により民間バス会社による代替輸送バスがありましたが、気仙沼から盛までの区間を走る代替バスは12本しかありませんでしたので、各段に利便性が上がっています。

しかし、市民の方の中にはBRTでなく、鉄路を強く望む声もあります。ただ、陸前高田市の復興を考えると、まだまだ市街地のかさ上げに多くの時間を要し、それから拠点となる学校や病院、市役所などが順に建設されていくことを考えると、街の復興状況に合わせ柔軟に路線を変更できるBRTの選択は、間違っていないように思います。鉄路に関しては、まちづくりと一体となって、今後慎重に検討していく必要があると感じています。

BRTの駅にマスコットがいる様子です

今、陸前高田市は、浸水区域のかさ上げのため、山が削られ、土砂を運ぶダンプカーの往来がとても激しいです。それに加え、BRTの車両も市内を走るようになり、少しずつですが、復興に向けての動きを身近に感じることができるようになりました。

この一年間、交通対策を中心に仕事をしてきました。津波により大きな被害を受けた街の交通をどうしていくか、土地勘が全くないところではじめは戸惑いましたが、地元の職員の方や、地域のことを思うタクシー事業者の方々の協力により、なんとかやってこれました。そうした中で、デマンド交通やBRTの運行に携わることができ、とてもいい経験をさせてもらえました。

四月からは、名古屋に戻りますが、陸前高田市でお世話になった方々が、一日も早く復興を遂げた街で生活できるよう自分のできる範囲で支援していけたらと思っています。

陸前高田市内をバスが走る様子です。

2月22日(金曜日)

こんにちは。仙台市健康福祉局に派遣されている職員です。

最近の仙台は最低気温が氷点下5度以下、最高気温でも氷点下2度という名古屋にはない寒さを体感しています。毎朝の風が体に凍みます。

さて、仙台市では、震災発生から二年となる3月11日に、震災で犠牲となられた方々のご冥福をお祈りし、ともに前へ進むことを改めて誓い合うため、東日本大震災追悼式が仙台国際センターにて行われます。追悼式に合わせてその他のイベントも行われますので、下記からアクセスしていただいて、一度ご覧いただければと思います。

東日本大震災仙台市追悼式と献花場のご案内(仙台市ホームページ)(外部リンク)別ウィンドウ

写真は昨年の追悼式の様子です。

昨年の追悼式の様子です

仙台市での勤務もあと1ヶ月ほどと残りわずかになってきました。仙台市の職員とはもちろん他都市の職員とも協力して残りの期間も頑張っていきたいと思います!

2月12日(火曜日)

お世話になっております。

陸前高田市建設部都市計画課に派遣されている職員です。

陸前高田市内は雪が降り、朝方は氷点下になる日が毎日続いております。

被災した高田地区については平成24年10月29日から12月9日まで土地区画整理事業の施行区域の確定、移転に係るルールづくり、今後整備する宅地の規模の調整の為住宅等移転確認調査を陸前高田市役所・盛岡市・北上市・仙台市・東京都で実施し、平成24年12月9日時点では約8割の方から回答を得まして、現在未調査の方の追跡及び実施をしております。

高田地区土地区画整理事業都市計画決定に向けて平成24年12月21日から22日に高田小学校体育館において説明会を実施しております。(図―1 説明会配布資料)

高田・今泉地区土地区画整理事業等説明会配布資料です

図―1 高田・今泉地区土地区画整理事業等説明会配布資料

住宅等移転確認調査を踏まえた高田地区土地区画整理事業についての都市計画案の縦覧を平成25年1月11日から25日まで行いました。(図―2 縦覧内容)

今後都市計画決定に向け法手続きを行っていく予定です。

また高田地区高台の用地進捗状況ですが先行的に事業認可を受けた約14ヘクタールのうち約4割程度進捗しており年度内には独立行政法人都市再生機構発注による工事に入る予定で考えております。

行政職員の不足が課題に挙げられますが名古屋市職員だけでなく全国から派遣されてる職員と一丸となって復興のスピードを加速させたいと考えています。

復興News陸前高田12月号です

図-2 復興News陸前高田12月号

図―1・図-2の資料は陸前高田市ホームページに掲載されておりますので下記をご参考ください。

陸前高田市の土地区画整理事業のページ(陸前高田市ホームページ)(外部リンク)別ウィンドウ

1月18日(金曜日)

みなさんこんにちは。仙台市宅地復旧担当職員です。

 

丘陵地における造成宅地で地すべり等の被害を受けられた地域の宅地復旧事業に携わっているのですが、本事業の交付金採択要件である24年度末の着手期限に向けて、それぞれの宅地の復旧方法についての市民の方々との話し合いや、その設計業務に追われる日々を過ごしています。

宅地復旧工事が始まった地区もあり、ようやく形に見える復旧へと進み始めたのかなと思います。今後も微力ながらも復興・復旧のお役にたてればと思います。

 

先日、仙台市内の百貨店にて行われた観光物産展及び観光宣伝に「はち丸」と「名古屋おもてなし武将隊」がやってきてくれました。

物産展もイベントも盛況で私もうれしく思いました。

 

写真は「はち丸」、「名古屋おもてなし武将隊」、「伊達武将隊」のコラボです。
仙台市内の百貨店にて行われた観光物産展の様子です。「はち丸」、「名古屋おもてなし武将隊」、「伊達武将隊」が一緒です。

伊達武将隊(伊達武将隊のホームページ)(外部リンク)別ウィンドウ

 

 

仙台や東北にもおいしいものやすばらしい景色がたくさんあるので、皆様にもっと興味をもっていただけられるように魅力を伝えていければなと思います。

12月21日(金曜日)

こんにちは。仙台市の震災復興局に配属された職員です。

丘陵地の宅地復旧事業に携わっていますが、本事業の交付金採択要件である24年度末の着手期限に向け、それぞれの宅地の復旧方法についての市民の方々への説明や、その設計業務に追われる、大変充実した年の瀬を過ごしております。

冬といえばイルミネーション、東北のイルミネーションといえば、『SENDAI光のページェント』です。仙台市役所前の定禅寺通は毎日たくさんの人でにぎわっています。写真を1枚。

SENDAI光のページェントの様子です

街はすっかり浮ついているように感じられますが、少しでも、被災者の方々にとって希望の光になっていればと思います。

12月14日(金曜日)

こんにちは、陸前高田市水道事業運営事務職員です。

早いものでもう12月です。11月の時点で名古屋の真冬並みの寒さを感じていましたが、ここから更に寒さは厳しさを増していきそうです。復興支援に来ていて寝込むわけにも行かないので、体調管理をしっかり行って、冬将軍の猛攻を乗り切りたいと思います。

 

さて、私は水道の経理担当をしていて、普段はこのようにパソコンや電卓、参考書、帳簿とにらめっこの状態です。
職場の様子です。

しかし時々「高台移転に係る水道工事費補助金交付制度」の現地確認のため現場に出て行くこともあります。

この「高台移転に係る水道工事費補助金交付制度」とは東日本大震災で住宅が全壊又は大規模半壊した世帯が、高台等に住宅を建設する場合に、その水道工事費の一部を補助する制度です。

 

普段はなかなか行けない高台の現場に行くと、写真のような自力再建をされた方の住居がぽつぽつと見られるようになりました。中心市街地の復興についてはまだしばらくの時間を要しますが、まだごく一部とはいえこのように復興に向けて前進している姿が見られると嬉しくなります。
高台の現場の様子です

ところで先日12月7日(金曜日)、三陸沖を震源とするマグニチュード7.3の比較的大きな地震がありました。陸前高田市は震度4を観測し、宮城県に津波警報、岩手県を含む太平洋側の広範囲に津波注意報が発令されました。

4月に赴任して以来、幾度も余震は経験してきましたが、津波注意報が、しかも陸前高田市と隣り合わせの宮城県には津波警報が発令されたこともあり、これまでで最も緊張した経験となりました。

 

幸いなことに大きな被害もなく、事なきを得ましたが、写真のとおり現在の陸前高田市は堤防が破壊されており津波に対して極めて脆弱な状況です。もちろん被災地域に住宅等は再建されていませんが、仮設の作業場は建っていますし、海には牡蠣等の養殖場もあり、それらが被害を受けては折角の復興ムードに水を差しかねません。
堤防が破壊された様子です。
破壊された堤防の様子です。
本格的な復興までは、いや復興後であっても、こうした津波の危険と常に隣り合わせなのが豊かな海の恵みと共に生きる三陸沿岸の宿命です。私も残りわずかな日々ですが、最後までベストを尽くし、復興に向けて微力ながらも貢献していくとともに、このような経験を名古屋の防災に活かしていければと思います。

12月7日(金曜日)

こんにちは。陸前高田市道路等災害復旧業務担当です。

現在の道路等の災害復旧の進捗状況についてお話しします。陸前高田市では、国からの補助がある災害が116件あり、12月上旬までに96件(一部工事発注を含みます)の工事発注をしました。そして、浸水区域外を中心に68件の工事が完了(一部完了を含みます)しております。以下の写真は、工事が完了した箇所の着手前と完了後の写真の一例です。

工事が完了した箇所の着手前の写真の一例です。
工事が完了した箇所の完了後の写真の一例です。
工事が完了した箇所の着手前の写真の一例です。
工事が完了した箇所の完了後の写真の一例です。

このように件数を記載すると、かなり復旧が進んでいるように感じますが、実際は被害が大きく、区画整理の計画がある高田地区や今泉地区の工事をすることができないため、皆さんの感覚としては復旧が進んでいないと感じると思います。しかし、着実に復旧は進んできています。これからも市民の皆さんの生活に支障がないよう迅速な復旧に努めていきます。

また、話は変わりますが、本日は三陸沖で地震が発生しました。陸前高田市においても震度4の揺れを観測し、津波注意報も発令し、潮位の変動もあったようです。以前は毎日のように発生していた地震も少なくなり、落ち着いてきたと思っていましたが、やはり地震はいつ起こるかわかりません。東日本大震災に関する報道が少なくなってきており、地震対策も忘れがちだと思いますが、「災害は忘れた頃にやってくる」ということわざもありますので、対策をしていない方はこの機会に対策をされることをお勧めします。

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名古屋市被災地域支援本部(防災危機管理局統括課)
電話番号: 052-972-3585
ファックス番号: 052-962-4030
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