おうちで「いけ花」にちょうせん!(第2回)
花には、心を和ませ、ストレスを減らす効果があるといわれています。おうちで楽しく花を生けてみませんか?
熱田区花道連盟の方にご協力いただき、手に入りやすい材料を使って、お子さんでも楽しめる「いけ花」を教えてもらいました。
材料の準備
花材(かざい)は、スーパーなどで売っている花でじゅうぶんです。
花器(かき)は、おうちにある食器(小皿・マグカップなど)や空き瓶、100円ショップの雑貨(水が漏れない物)など身近にある物を使いましょう。
今回使ったもの

- カスミソウ
- スプレーカーネーション
- デルフィニウム(マリンブルー)
- ペットボトル
- シャンパングラス(100円ショップで購入)
- クリアファイル
さっそく始めましょう
今回の「いけ花」の動画を名古屋市熱田区役所ツイッターでご覧いただけます。



花留めとしてペットボトルを利用します。
ペットボトルの胴の部分(まっすぐになった部分)を約1センチの幅でらせん状に切ります。切り終わったら、グルグル丸めてグラスの中へ入れます。
ペットボトルを回しながら、下から上に向かってはさみを入れると切りやすいですよ。
ステップ1.グラスに飾りをつけます



透明のグラスは花器として使うと、さした茎が見えてあまり美しくないので、茎が目立たないようにグラスに色をつけてみます。
今回は、花の色にあわせて青色と黄色を用意しました。
クリアファイルを細長い三角形に切り、グラスの内側側面に沿って入れます。
できたら水を入れます。
ステップ2.メインになる花を生けます


スプレーカーネーションは、グラスの近くに短く入れて、全体の引きしめ役にします。
茎の細いデルフィニウムは、長さをいかして空間をあけながら生けると涼しい感じになります。
ステップ3.仕上げをします

カスミソウを加えて色の変化を出します。
最後に、デルフィニウムの余分なつぼみや葉をカットします。花の近くの葉は取り除くと花の美しさが強調されます。グラスに近い葉は残しておくと緑の色が加わり植物の生き生きとした感じがしていいですよ。
花を長持ちさせるポイント
- 花を生ける前に水切りをします。
- 夏は高温多湿で、どうしても花が悪くなりやすいので、花の延命剤を使うこともおすすめです。100円ショップにもあります。花屋さんで花を買うとサービスでつけてくれることもあります。
- 花を飾る場所は、直射日光が当たらない涼しい場所でエアコンの風などが直接当たらないようにして下さい。

【水切りとは】
ボウルやバケツに水を入れ、水中で茎の根元2、3センチのところを斜めにカットします。
今回の花を生けた方の紹介
熱田区花道連盟 水田 文子(みずた ふみこ)さん
【水田さんのコメント】
「海の青い色」という名のデルフィニウムを使って、涼しさを感じる花を生けました。ガラスの器の冷たい感じと青い色で水辺を感じませんか?グラスの中に入れるクリアファイルの色を変えるとイメージが変わります。生ける花の色にあわせて色を変えて楽しんで下さい。
このページに関するお問い合わせ
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